砂原糖子のレビュー一覧

  • シンプル・イメージ

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    ネタバレ

    大好物の年の差もの。しかも年下攻め。
    砂原さんのデビュー作だそうですが、面白かったです。
    特に目新しい感じもなく、些細な日常をひたすら繰り返すという手法ですが、それゆえに緻密な心理描写に作品世界に惹き込まれる。
    同じありがち設定でも、心の揺れ動きで差が出るというか、個性が出るもんだなぁ……と。

    年の差にぐるぐる悩んだり、諦め癖がついてる受の懊悩もいいですが、対照的な攻の底抜けな明るさもいい。
    しかもこの攻の家庭環境は複雑なんですが、そんなことは表に出さないのがまたいい。
    そのくせ受以上に愛情に飢えてて、心の底では「帰る場所」を必至に求めてあがいてる姿に身もだえしました。
    年上受相手に、大人ぶ

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    2012年05月11日
  • 職業、王子

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    ネタバレ

    アラブといえば不憫で不運な日本人というテンプレですが、このアラブはちょっと斜め45度な感じですよ。

    アラブといえば王族の攻ですが、今回は王族の受。

    なんじゃこりゃ、と思って読み始めると、面白いから困る。
    ツンデレ王子が性奴隷として日本人の攻を拉致るとかね。
    アラブの王道つっぱしってるはずなのに、何か違う(笑)
    双方不器用ゆえに、読んでてやきもきするのもいい。
    安易なラストとはちょっと違ってて、少しうるっと来ました。

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    2012年05月09日
  • イノセンス~幼馴染み~

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    知的障害のある睦と、幼馴染のエリート来栖。
    ずっと子供のままの純粋な睦ですが、それを美化しないで向き合って描いている所に好感が持てました。

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    2012年04月29日
  • ファントムレター

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    ネタバレ

    大人になった二人の恋と、現在思春期進行中の少年二人の恋がうまく絡み合っていておもしろかったです。
    タイトルがファントムレターということで、本編にも手紙が出てくるのですが、最後の方は思わずうるっとしてしまいました。
    砂原さんが好きな方は読んで損はないと私は思いました!

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    2012年03月31日
  • セブンティーン・ドロップス

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    ネタバレ

    真面目な性格の受にニヤニヤしながら読んだのははじめてです。
    タイトル通り、17歳の悩める高校生なお話でした。
    甘酸っぱいです。読んでる方が恥ずかしくなるくらい、甘酸っぱい。
    受が真面目すぎて、ちょっとウザイんじゃないかと思うくらいなん
    ですが、この真面目っぷりがすれてなくて、攻を苦悶させます。
    攻はどちらかといえばチャラ男なので。
    チャラチャラしたやつ、と受の弟に言われるくらい、見た目も
    チャラチャラ。でも以外と可愛い面もあって憎めません。

    桃色に突入するのに、こんなに悶々とするのも珍しい。
    高校生ですよ、BLで高校生っていったら、もう1にも2にも桃色、
    みたいな展開が待ってるはずなのに、こ

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    2012年05月01日
  • 言ノ葉ノ世界

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    ネタバレ

    前作のスピンオフ。前回の余村と違い、生まれつき心の声が聞こえる
    仮原のお話で、攻視点。お人好しで、口に出す声と、心の声が同じ藤野に惹かれていきます。。

    個人的には前作のが好きだったかな、と。
    攻の仮原がね、すっごい性格が悪いんですわ。ヒトは騙すわ嘘つくわ。
    『声』を利用して、そういう狡い行いをするっていうのが、ちょっと受け付けなかった。
    とはいえ、受の藤野に萌えポイントをいくつも見いだしたので、それなりに
    楽しめました。
    物語中盤あたりに、前作を読んでるとそうとうショッキングな出来事が起こるんですが、そこは流石砂原さん。なるほど、と安心しました。
    長谷部も余村も、幸せと知って、ほっとする。

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    2012年05月01日
  • 恋のはなし

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    【あらすじより】
    ホテルマンの多和田はゲイである己に罪悪感を抱き、29歳になるこの年まで恋愛経験がなかった。ある日、親友の石野から男性を紹介されることになる。待ち合わせ場所に現れた男に多和田は一目で惹かれるが、実はそれは別人。来られなくなった相手の代わりに伝言を頼まれた石野の従兄弟・新山が、美貌なのに初心な多和田に興味を覚え、ゲイのふりで話を合わせていたのだ…。偽りから始まるトゥルーラブストーリー。


    【感想】
    もーーー!すれ違い多いっ!我慢しすぎと健気は違うーwでも最後まで読むとまさにこの本のタイトル通りの恋のはなしでした。途中ちょっとイライラしたりもしたけど好きな本です。

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    2012年03月04日
  • 言ノ葉ノ花

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    ネタバレ

    ドラマCDがよかったので購入してみました。

    うまく表現できないのですが落ち着いた雰囲気のすてきな作品ですね。心情が丁寧に描かれていてキャラの想いが胸に迫ります。

    人の心の声が聞こえてしまう主人公ということで、1回目の例のシーンではまさに言葉攻め状態で大変えr

    読んでみて改めてドラマCDのデキのよさにも気づかされました。

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    2012年02月11日
  • ミスター・ロマンチストの恋

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    高2×高3(乙男)
    くっつくまでが案外早くて拍子抜けしたものの、そこからの二人の「相手を想うからこそのすれ違い」がもどかしくて萌える。
    それまでゆっくりと距離を縮めてきただけに、初めて結ばれるシーンは感涙でした。
    二人とも(特に有坂)誠実なのが好感度高い。
    有坂と朋巳が対峙するシーンが好き。
    女性のサブキャラが多いですが、どの女性も嫌みがなくて安心しました。
    桜城さんの挿絵も素敵。

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    2012年01月14日
  • 真夜中に降る光

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    案外良かった。前の「夜明けには好きと言って」だと悪役wだった金崎がメインて、ええ!大丈夫か!と思ったけどwww 前と同じく泥臭い感情が良い。ピアスの描写が程よくエロいのも美味しいw 白坂とは仲良くしたかったのにツレナクサレテw ムカついてただけかいっていう単純なのに、手負いの猫みたいなw 天邪鬼にどんどんハマってそうしないと強くいられない痛々しさが、津久井にグラリと崩される過程とか、バランス良くて。ガツガツ読んでしまってたw

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    2011年12月24日
  • 夜明けには好きと言って

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    不思議と好きだこれ。前半のドロドロ感で興奮したw割りには後半空気違う気がするけどw 顔変えたはずなのにって思うけどw どっかで読んだ気がしなくもないけどw サラサラと展開についていけてしまったwww 黒石のホストなのに無骨っていうギャップが良かった…のかなぁw 古臭い家とかw 楽しめた。

    親がどっちも何気に酷いよね…。コンプレックスって他人からすれば取るに足らないことなのに人生を左右する時もある。よな…。

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    2011年12月24日
  • ラブストーリーまであとどのくらい?

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    胸キュンした。
    本当は好きになっちゃってるのに、辛くなるのが嫌だと離れて行くとことか、そして相手もそれによって辛いくらい恋い焦がれてるのとか。

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    2011年12月05日
  • 職業、王子

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    CDを買うのをすっかり忘れていたが、じゅんじゅん受けなので買う前にこれを読もうと思っていたのだった。メイト行って来なくては。

    まあ、アラブと言えば日本人にありがちな小柄で童顔なほっそりな受けが、金持ちで強引で鼻持ちならない大柄なアラブの皇子に拉致されて無理やりあれこれいたされ、最初は屈辱だと思うのに慣らされていつしか愛してしまうとかそういうのが多いというイメージだったのだが。(すごい偏ったイメージ)
    これは逆です(笑)。
    拉致られるのは攻めです。そして、受けが挿入することを強要するという。
    まあ、ツンで偉そうな受けはたいへん好物な上、この王子はじゅんじゅんであることを知ってから読んでいるわけ

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    2011年11月09日
  • スイーツキングダムの王様

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    攻めの尋常じゃない浮世離れさがよかった。年上なのにくん呼び・敬語で、年下なのに呼び捨て・タメ語というのもキャラにあってて、二人の関係性にもマッチしててよかった。ストーリーも、ちょっと重い過去がありつつも暗くなりすぎずに、乗り越えて今を一生懸命生きてる二人が微笑ましかった。
    ただ中身とタイトルの雰囲気がちょっと違う気も?あと表紙の攻めはなんかキリッとしすぎかもしれないw

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    2011年10月27日
  • 204号室の恋

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    よく考えたら、手違いで同居することになってしまった美大生とスーパーの店長代理の男同士が恋に落ちるなんてありえない話なのに、そこに大した疑問も抱かせず胸キュンな話に仕上がっているのがすごい。
    手違い同居設定は、少女マンガでよく見かけるパターン。でも、柚上が几帳面で規律に従順な生真面目男なので、単純な事柄もなぜかややこしくなったりして、ヒネリが効いています。どこへ話が転がっていくのか面白くて目が離せませんでした。

    性格は素直なのに世間の常識や規則にがんじがらめな29歳の柚上。同居することになった片野坂は、対照的に何事にもゆるーく享楽的に生きているように感じられるのですが、実はとても孤独な青年。柚

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    2011年10月27日
  • メランコリック・リビドー

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    「センチメンタル・セクスアリス」が大変気に入っていたので日和佐でのスピンオフも期待していました。

    前作では、かなりタラシでいい加減で印象が悪かったんでどんな風に掘り下げてあるのかなと思ったら、結構重い過去があって胸にずっしりきました。
    ストーリー自体は憧れの年上オトコの日和佐をずっと好きだった千夏史のピュアな視点で描かれているので、なかなか成就しない片想いに切なくなったり、甘酸っぱい気分にさせられたりします。

    自転車置き場での回想シーンがいいです。読み終わってみると、学生時代の日和佐と由多夏の素直に恋と呼べなかった熱い気持ちがすごくよく表現されていて胸に迫ります。コインがね、泣けます。やら

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    2011年10月04日
  • シンプル・イメージ

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    案外良かった♪ 特別なことは何もないありがちな展開なのに、些細な感情の揺れで関係を崩したり決定づけて後戻り出来ないような微妙な状況とか表現が好きだった。実際あり得ないがてんこ盛りなくせにwいい。

    ちょっと諦観に蝕まれた受けに何故か惹かれるものがあったw 疲れてる時は地味にいいなぁこれw

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    2011年10月02日
  • ラブストーリーまであとどのくらい?

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    砂原さんとしてはかなりノリのいい、キャラの造形も結構面白い感じでした。個人的には砂原さんのちょっとありえない感じの話が好きなので、面白かったです。

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    2011年09月28日
  • 言ノ葉ノ花

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    ※ドラマCD有 こちらは間違いなく☆五つの秀作

    ドラマCDの繊細な表現には欠けるものの、余村の
    恋に落ちる経過が綺麗に描かれていて関心しました。
    BL、というより秀逸な恋愛小説かと。
    続編も一緒に読むと評価が上がりました。

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    2011年09月28日
  • 15センチメートル未満の恋

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    砂糖菓子みたいに甘くてサクサクと読めるお話。とってもおもしろかったです。
    あらすじにある通り、雪見は15cm未満に縮んでしまいます。本来はクールキャラなのに、小さい体で右往左往する雪見がかわいい~。ケーキの上に乗ったら沈み込んでしまったり……とかのエピソードも良かったです。伏木野のドールハウスにいるところは、できれば挿絵でも見たかったなあ。

    砂原さんの文章は微妙なクセがあるようで、ときどきわかりにくい個所があるんですが(私だけだったら、ごめんなさい)、さすがに10冊目なので慣れてきました。

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    2011年09月20日