文倉十のレビュー一覧

  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙II

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    信仰をめぐるアティフでの騒動を終え、続いてウィンフィール王国北部の島嶼部に向かうコルとミューリの話。
    コルにとって、価値観やミューリとの関係を見つめ直す大事な話になっていたと思います。

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    2022年03月09日
  • 理想のヒモ生活 14

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    ネタバレ

    フレア姫が嫁に来た日常?

    白の帝国の存在とか、猫型『ウトガルズの使い』とかで今後が楽しみです。
    しかし、その分完結は無いストーリーへ、いいけど。

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    2022年03月05日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VII

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    おもしろかった。以前は、香辛料に比べて、羊皮紙は、、なんて思うてましたが、そんなことはないです。面白い。コルとミューリの旅もどんどんと大ごとになってきて、なんとなく大団円的絵面が見えてきたような気がする。祈ハッピエンド。特にハイランドとクリーベントのところが盛り上がった。新約聖典も形になってきたし。今回は新しい人外は出てこなかったが、魅力的な人間キャラが出てきたし、既存キャラもええ感じで活躍していて良い。続きが楽しみ。

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    2022年03月02日
  • 狼と香辛料XXIII Spring LogVI

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    このシリーズも12年目なんやなぁ。

    寂しい気持ち、悲しい気持ちすら楽しいと思えるような境地、そうぞうつかないんやけど、夫婦の到着地の一つなのかなぁと思ったりした。

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    2022年01月10日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VII

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    ネタバレ

    いやあ、なんというか、物語がすごく広がってきたなあという印象。
    もとより、教会と王国の対立、聖典の俗語翻訳、新大陸と、中世ヨーロッパで実際に起こった出来事が散りばめられてきたわけだけど、今回は活版印刷が重要なモチーフ。
    しかも、禁断の技術として。
    こういう、さもありなんという設定がいつもながらすごいなあと思う。
    現代人の感覚では見落としがちなことも当時ではほんとにすごいことだったんだよね。

    それにしても今回はミューリの出番はほとんどなくて、コルが自分でなんとかしていく展開で、いやあ、彼もホントに成長したんだと感心した。
    それでも、ラスト、彼がミューリのことを自分にとってどんな存在だと思ってい

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    2022年01月07日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VII

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    前巻に比べると落ち着いた話で結構淡々としていた。今回においてはミューリが少し大人に見え、コルがミューリの存在を意識しているように思え、良い意味で逆転していていいなと思いました。話の落とし所はまずまずだったけど、全体のストーリーがやや不穏な雰囲気のまま進んでいきそうで先がどんどん気になります。

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    2021年12月27日
  • 狼と香辛料XIV

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    フランに北の地図をえがいてもらうことになったロレンスたちは、レノスの町へもどります。ロレンスはふたたび「獣と魚の尻尾亭」の看板娘のもとを訪れ、ホロに劣らず手ごわい彼女に翻弄され、ホロの心にもさざ波が立ちはじめます。さらにそこへ、テレオ村のエルサが、教会の司教になる人物を求めて、書籍商ル・ロワとともにやってきます。彼女はコルに教えを説き、ここでもホロはおもしろくない気持ちをあじわわされます。

    そんななか、ロレンスはルロワから、禁書にまつわる大きな商談をもちかけられます。彼の話に心を動かされるロレンスですが、その依頼を引き受けるためには、ホロと別れて彼女を一人でヨイツへ行かせなければならず、ロレ

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    2021年12月26日
  • 狼と香辛料X

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    狼の骨のうわさを追ってウィンフィール王国を訪れたロレンスたちは、ルウィック同盟のラグ・ピアスキーを頼って、この国に滞在することになります。この国では、経済危機に陥っているブロンデル大修道会があり、そこにつけいろうとするルウィック同盟との駆け引きがおこなわれていました。そんななかで知りあった老練な羊飼いのハスキンズから、彼の意外な正体を知らされたロレンスたちは、彼の願いを託されることになります。

    ホロのような「神」と呼ばれた存在が、人間のなかに交わって生きることの困難と、そのために引き受けなければならない運命がストーリーのなかで明らかにされており、作品世界の奥行きが感じられたように思います。

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    2021年12月25日
  • 狼と香辛料IX 対立の町<下>

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    伝説の海獣イッカクをめぐって、港町ケルーベの北と南の対立は予断を許さないものとなり、ロレンスたちもエーブとキーマンのはざまでどのように振る舞うべきなのか、厳しい決断をせまられることになります。

    本シリーズではここまでホロが不動のメイン・ヒロインで、ほかの女性キャラクターはあまりロレンスに深くかかわってくることはなかったのですが、今回はエーブが強力なライヴァルになっています。続巻でも再登場を果たすことになるのか、これからの展開がたのしみです。

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    2021年12月24日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VII

    購入済み

    夢を追う事と現実と折り合いをつけることとの葛藤がうまく物語の中に組み込まれていると思う。
    プロットの複雑さとデティールの描写が諸刃の剣となっている感がなきにしもあらず。

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    2021年12月16日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙(2)

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    「狼と羊皮紙」シリーズのコミカライズ第2巻。
    月刊誌連載でコミックス1巻当たり12話が収録されているので、ちょうど毎年1冊が同じぐらいの時期に刊行されると思っていたのですが、そろそろかなと思っていた3巻の発売日の告知がなかなかありません。
    不審に思って調べてみると、この2巻発売後すぐ休載に入り、今月号からようやく連載が再開になったみたいです。休載の理由は探してもわかりませんでした。
    最近間延びしがちだった原作ラノベの刊行間隔の狭間を埋める貴重な存在だと思っていたら、コミック自身の刊行間隔が間延びしすぎてやきもきさせられる展開で、まったくシャレになりません…。

    閑話休題。
    2巻は港町アティフで

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    2021年12月16日
  • 狼と香辛料(1)

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    売れるために萌えを全面に押し出しているが、これは純文学といえるのかもしれない。

    セリフまわしや、鮮やかな選択などが魅力を引き出している。

    話が90話ほど続くみたいだが、蛇足。

    後半にいくにつれ、内緒の変身バンバンするようになるんだもの。残念。

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    2021年11月29日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

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    ネタバレ

    第一部完。経済学の話と、恋愛的な駆け引き(会話のみ)の話の融合。経済学部分はよく練られていて、毎回こういう展開に持ってゆくのか、という感想。一方、恋愛の駆け引きの方は私はロレンス以下で、全然ついていけなかった。。。

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    2021年11月22日
  • 家つくりスキルで異世界を生き延びろ3

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    家づくりスキルを持つクリスと鬼族のエイフは王都へ向かう途中、魔法都市ヴィヴリオテカでクリスはエイフの用事が終わるのを待つ。
    魔法都市ヴィヴリオテカはスキル絶対主義でクリスには居心地が悪い。宿もニホン組がやってきたことで追い出される。
    魔法師のイザドラと相棒の亀の精霊ニウスと友達になり、巨大ニウスの上に移動する家づくりを依頼される。
    魔女が設置した地下の調整盤が老朽化した結果、魔力が暴走。内緒で調整盤の完全修復を試みる。
    竜人のクラフトの依頼で空飛ぶ家の制作。
    厄介ごとを避けるため王都にはいかず、南のほうの商業が盛んなギュアラ国か草原の国リヴァディかを目指す。
    クリス、エイフ、小鳥妖精イサ、精霊

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    2021年10月30日
  • 理想のヒモ生活 14

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    ネタバレ

    特別大きなイベントはないけど、いろいろと事態が動いている感じか。
    ゼンジロウ、仕事しすぎ。すでにヒモとは呼べない。
    なんか、ルクレツィアが来るのか、みたいな流れだけど、どうするんだ。
    なんにせよ、続きが楽しみ。

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    2021年10月03日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VI

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    成長したミューリと幼さの残るミューリのどちらも見られて良かったです。人ならざる者達や懐かしいキャラがたくさん出てきたり、他作との繋がりが見え隠れしたり、世界の謎にまた一歩踏み込んだり、、今作は分かりやすいストーリーながら盛り沢山で面白かったです。はたして収拾はつくのか!次巻を待つあいだにマグダラ読みたくなりました。

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    2021年08月07日
  • 理想のヒモ生活(12)

    購入済み

    いろんな人のいろんな思惑

    子作りさえすれば後は女王に任せて引きこもって自由を謳歌してればいい、って感じで始まったのにいつのまにか、妻と妻の守りたいものを護る、理解ある夫の話になっている。けど、絵も良いし心理的な駆け引きだらけで、そういうのが好きな人にはたまらない。

    #笑える #深い #カッコいい

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    2022年09月29日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VI

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    面白かった。ミュールの活躍も良いし、今回新しい種類の化身が出てくるのも楽しかった。話の組み立てが面白いので、つい忘れがちだが、化身という設定が今回本当に巧く使われている。やっぱりせっかくのチートな登場人物てんこ盛りなので、こういうのが読みたかった。

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    2021年06月13日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VI

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    ネタバレ

    実質けものフレンズ

    でもよく考えたらコル達の行動って最終的に結果に影響がないような気がする
    そして動物達の力借りすぎて無敵感がちょっとする

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    2021年06月10日
  • 狼と香辛料XIX Spring LogII

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    数年ぶりに続編を読んだ。毎日が繰り返しだと少しずつ幸せに慣れてしまう、とか、いつかは顔を見れなくなる日が来る、とか、自分が結婚してから見るとぐっとくる。

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    2021年05月07日