文倉十のレビュー一覧
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フランに北の地図をえがいてもらうことになったロレンスたちは、レノスの町へもどります。ロレンスはふたたび「獣と魚の尻尾亭」の看板娘のもとを訪れ、ホロに劣らず手ごわい彼女に翻弄され、ホロの心にもさざ波が立ちはじめます。さらにそこへ、テレオ村のエルサが、教会の司教になる人物を求めて、書籍商ル・ロワとともにやってきます。彼女はコルに教えを説き、ここでもホロはおもしろくない気持ちをあじわわされます。
そんななか、ロレンスはルロワから、禁書にまつわる大きな商談をもちかけられます。彼の話に心を動かされるロレンスですが、その依頼を引き受けるためには、ホロと別れて彼女を一人でヨイツへ行かせなければならず、ロレ -
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狼の骨のうわさを追ってウィンフィール王国を訪れたロレンスたちは、ルウィック同盟のラグ・ピアスキーを頼って、この国に滞在することになります。この国では、経済危機に陥っているブロンデル大修道会があり、そこにつけいろうとするルウィック同盟との駆け引きがおこなわれていました。そんななかで知りあった老練な羊飼いのハスキンズから、彼の意外な正体を知らされたロレンスたちは、彼の願いを託されることになります。
ホロのような「神」と呼ばれた存在が、人間のなかに交わって生きることの困難と、そのために引き受けなければならない運命がストーリーのなかで明らかにされており、作品世界の奥行きが感じられたように思います。 -
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購入済み
夢を追う事と現実と折り合いをつけることとの葛藤がうまく物語の中に組み込まれていると思う。
プロットの複雑さとデティールの描写が諸刃の剣となっている感がなきにしもあらず。 -
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「狼と羊皮紙」シリーズのコミカライズ第2巻。
月刊誌連載でコミックス1巻当たり12話が収録されているので、ちょうど毎年1冊が同じぐらいの時期に刊行されると思っていたのですが、そろそろかなと思っていた3巻の発売日の告知がなかなかありません。
不審に思って調べてみると、この2巻発売後すぐ休載に入り、今月号からようやく連載が再開になったみたいです。休載の理由は探してもわかりませんでした。
最近間延びしがちだった原作ラノベの刊行間隔の狭間を埋める貴重な存在だと思っていたら、コミック自身の刊行間隔が間延びしすぎてやきもきさせられる展開で、まったくシャレになりません…。
閑話休題。
2巻は港町アティフで -
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家づくりスキルを持つクリスと鬼族のエイフは王都へ向かう途中、魔法都市ヴィヴリオテカでクリスはエイフの用事が終わるのを待つ。
魔法都市ヴィヴリオテカはスキル絶対主義でクリスには居心地が悪い。宿もニホン組がやってきたことで追い出される。
魔法師のイザドラと相棒の亀の精霊ニウスと友達になり、巨大ニウスの上に移動する家づくりを依頼される。
魔女が設置した地下の調整盤が老朽化した結果、魔力が暴走。内緒で調整盤の完全修復を試みる。
竜人のクラフトの依頼で空飛ぶ家の制作。
厄介ごとを避けるため王都にはいかず、南のほうの商業が盛んなギュアラ国か草原の国リヴァディかを目指す。
クリス、エイフ、小鳥妖精イサ、精霊 -
- カート
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試し読み
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購入済み
迷信的な信仰に支配された封建社会から徐々に科学の光が見え始めて来た時代特有のトピックを使って上手く物語を仕立てている。
さすがに担当だけあってK氏の分析は実に適切だと思われる。 -
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ミューリとコルの旅も5冊目となりました。
前ヒロイン、と呼んでしまうと怒られそうなほど現役のホロとロレンスも旅立って、青臭いのとおっさん臭いのの2組の旅をほぼ同時に読み進められるというとても贅沢な状況です。最近やや刊行ペースが落ちてきて待ちきれない…と感じていたら、「狼と羊皮紙」のコミカライズ版が新たに刊行されるというサプライズまでありました。
ここまで重たい話が多かったように思えますが、今回はやや明るい話。「香辛料」のほうの22巻の最後の短編が、この巻の直前くらいの時期にミューリ達がラウズボーンで巻き込まれたスラップスティックだったので、そんな雰囲気を引っ張ってきたということもあるのかも -
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ちょうど『9年半ぶりの新刊「涼宮ハルヒの直観」発売決定』というニュースが流れています。
ハルヒをDisるわけではありませんが、主人公とヒロインが延々とラブコメ的展開を繰り返しているうちに新作の発表間隔が間遠になり、いつの間にやらシリーズがフェイドアウト、という作品もみられる中、主人公とヒロインがきちんと結ばれたのち、ヒロインの娘が新たな主人公とともに新シリーズで活躍を始める、さらに母になったヒロインは娘の後を追い始める…という目新しい展開を見せている「狼と香辛料」、ホロのほうのお話の5冊目です。
ホロとロレンスがミューリを追って旅立って、外伝の寄せ集めみたいだった「香辛料」のほうもかつての -