文倉十のレビュー一覧
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セリムの兄アラムたちの運営する村とニョッヒラの提携がきまり村間道路を作る計画中に古い遺体が発見されたことにまつわる騒動。ホロとロレンスがショートトリップに出るのか?というところで終わった。続きが楽しみ。
そんなんで、ちょっとラノベの流れが来てます。漫画もかなり読むようになってきましたが、やっぱりページをめくるのがめんどくさいので、小説と漫画の間ぐらいの気分の時に”ラノベ”というジャンルてほんとええですねぇ。確かにゲーム的要素の強いレディプレイヤーワンだとか転生したら別の種族になってたりするのが多くてゲーマー以外にはとっつきにくいのも多いですが、狼と香辛料のように指輪やハリポタ、守り人のようなフ -
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続きが出ていたとは、しらんかった。このシリーズの1巻が出るまでラノベというジャンルはほぼ知らないといっていいほどだったが、確か新聞の書評でものすごく魅力的な紹介文だったので気になっていたところ、ちょうど日本に立ち寄る機会があって本屋で手にとってみて買って読み始めたんですねぇ、十数年前の話。で、以来新刊が出るたびに南米の河から輸入して読んでたんですが、2011年に完結。そのまま忘れてました。先日、ひょいと本屋で平積みになっているのが目に入って、続きが刊行されているのを発見。嬉しいですねぇ。ていうか、気がつかんかったねぇ(笑)。いっぱいでてますやん。ということで、スプリングログの1はホロとロレンス
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青臭い理想だけを胸に旅立ったコル坊と、兄様への想いだけを胸に彼の後を追ったミューリですが、聖典の俗語翻訳や聖職者の結婚などの宗教改革、そして新大陸など、ホロとロレンスが旅をしていた頃はぼんやりと「中世」だった舞台が、現実の世界史とうっすらとリンクし、そこにどうやら新大陸に渡ったらしい「月を狩る熊」が絡んで、話がずいぶんと大きくなってきました。
そんな中でも、ミューリのかわいさは相変わらず…どころではなく、一層パワーアップしています。これまでは単に元気に跳ね回っていただけだったのが、この巻では恥じらい、例えば裸で髪の毛を洗われるのはなんとも無いのに尻尾を洗われるのは恥ずかしい、だとか、コルとの -
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無事スヴェルネルへ入城できると安堵していたら同業者のまさかの裏切り…の巻。
見所は、まずお遣いに出ていたホロが帰って来たこと。前XIV巻中盤からこのXV巻の中盤まで、結構長いことヒロイン不在で、寂しかったので安心しました。ロレンスと別行動になったのは、そもそも初めてじゃなかったかな?紡いできた信頼関係のたまものですね。
そして、帰って来たときのホロのデレっぷりが何よりもあっぱれです。ロレンスもそうなのですが、それよりもホロ、頼れる・信じられる相手がいることの貴重さを誰よりも身に沁みて知っているからこその、尻尾バッサバサでしょうから、見ている方も「もげろ」では片付けられない微笑ましさが伝わって -
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ネタバレ行商人ロレンスと賢狼ホロの二人旅を描いた作品です。中世ヨーロッパ的な世界観で繰り広げられる”経済”をテーマにした戦いが特徴で、これまでにない感覚のライトノベル。この作品を読めば商人ってすごいと思うはずです。ドラクエとかで最強の職業は商人なのかも(笑)
老獪な話術と「わっち」口調なホロもヒロインとして魅力的ですね!ロレンスがホロを見捨てなかった時や、それに応えてホロが真の姿を現す場面はかっこよかったです。
最近のラノベ特有の、ゲーム感やハーレム、主人公が異常に強かったりひねくれていたり・・・などは全くない。
読んでいて古き良きラノベだなぁと思える、温かみとワクワク感に満ちた作品でした! -
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前巻がなんとも苦しかっただけに、今巻に流れる前向きな雰囲気がとても嬉しい。
うん、こういう話が読みたかったのだ。
それにしても、当初からの宗教改革に加え、新大陸とさらには月を狩る熊とは。
なんだか一気にスケールが大きくなってきたなあ。
二人が新大陸にわたって月を狩る熊と対峙するなんて展開がもしかしてある?(さすがにないか)
やっぱり若い二人の物語なので、「狼と香辛料」に比べ、冒険の無謀さ加減も大きくなってくるのかな。
しかもコルに二つ名まで付いちゃって!
これはもしかして英雄物語になってしまうのだろうか?(笑)
ちなみに今回のコルはヘタレでは無かったので名誉挽回だ。
こうやって人は成長してい -
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ミューリのここがすごい!
・獣耳と尻尾がある
・変身できる
・「灰に銀粉を混ぜたような不思議な色合い」の毛
・しかも父譲り
・自分から告白する肉食系
・元気いっぱい
・悪知恵も働く
・涙を流すときは必ず計算ずく
・主人公の呼び方が「兄様」
ミューリのここがダメ!
・好きになった相手がダメンズ
2ヶ月前くらいに流行ってたのを使ってみましたw
ということで、新シリーズ2冊目。
相変わらずミューリは「夜寝る前に手に取って、どのページを開いても可愛いもふもふが飛び跳ねている」という作者の意図どおり、元気いっぱい飛び跳ねています。
対「兄様」ではない場面であっても、例えば教会に女性は入れないと遮っ -
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ネタバレ 購入済み
終わっちゃうの嫌だな
作画の方も気合が見られます。終わっちゃう勿体無い。
でも、綺麗に物語が終わって欲しいのも確か
ホロさんのセクシーな見せ場があって えつ!この流れで裸に??まさかいきなり?
と思ったら事後のシーンではありませんでしたwんーー、もう早く結ばれてくれ。 -
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10周年を機に新しく始まった狼と香辛料の後日談物語の2巻目。
4つの短編が入っている。
そのうち一つはコルとミューリのニョッヒラ時代のお話だけど、後はたっぷりホロとロレンスのお話が読める。
うん、幸せ。
行商時代のお話もいいけれど、やっぱり今のホロとロレンスのお話がいいなあ。
ホロがかわいすぎる!
見栄っ張りで意地っ張りでそのくせ寂しがり屋で、いつの間にか賢狼というより、ただの恋する乙女になっている様が、なんともかわいい。
羊の群れをうまく従わせられなくてべそをかくホロなんて、ロレンスじゃないが抱きしめたくなる。
最後の話はホロ視点。
たぶん、この長いシリーズでホロ視点のお話は初めてなんじ -
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ホロの娘ミューリとコルの旅2巻目。
狼と香辛料の世界の続きを今回もまた楽しく読んだ。
……のだけど、お話としてはかなりシリアス成分多めで途中苦しかった。
その大きな要因は、確かに貧しい島で奴隷売買せざるをえないというどうしようもない現実の厳しさはあるのだけど、それ以上に、ちょっとコルがボンクラすぎて、情け無くて、もっとしっかりしろよと言いたくなった。
いや、コルってこんなにヘタレだったかなあ。
子供の頃はもうちょっと機転も機知もあったような気がするんだけど。
なので、ホロとロレンスの旅にあった困難をその才覚でどうやって切り抜けていくんだろうと言うワクワク感がなくて、ちょっと苦しかった。
これ