文倉十のレビュー一覧

  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    完結編。
    通貨発行、為替、利権と金の力。
    人に幸福をもたらすものだけが、商人の扱う利益ではない。力としての金にも、暴力というものがあるのだ。

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    2011年05月10日
  • 狼と香辛料(6)

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    莫大な借金を返済すべく金の密輸に挑んだ話もクライマックス。
    原作2巻までを無事に消化。

    相変わらずホロがカワイイ、いやいやノーラも負けず劣らず。
    ここでノーラが退場というのが大変残念ですが仕方ない。

    おまけの短編、狼と琥珀色の憂鬱も良いです。
    本編とは作画のタッチを少し変えてホロが一層可愛くなってます。

    狼と琥珀色の憂鬱と言えばドラマCD版もなかなか面白いので是非。

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    2011年04月06日
  • 狼と香辛料(6)

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     相変わらずのハイクオリティでストーリーのほうも大きな区切りがついて大満足の第6巻でした。巻末の短編ですが、ホロが体調崩す話は記憶にありますが、帯にもホロ視点と書いてあるので原作から再構成した作品ということでしょうか。すごく自然で、ホロの魅力がたっぷり出てました。
     それにしてもまだ原作2巻ですか・・・。全巻コミカライズすれば全48巻? 原作本編は終了しましたが、この調子ならまだまだコミックは続きそうです。 

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    2011年04月02日
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    ネタバレ

    星6つあげたい位、素晴らしい最終巻でした!
    特にロレンスがいつも以上に主人公らしかった。
    彼は、多くの事に真剣に悩み、もがき、苦しみ抜いて、本当に大切なものを導き出します。
    商人の誇りを語る場面や、ホロに協力してもらって演説する場面はジーンときました。
    因みに本巻でのホロは、もう最初から最後まで、彼女というよりは奥さんでしたね。
    本編はこれで終わりのようですが、エピローグ編が別途でるそうな、楽しみです!

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    2011年03月21日
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>

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    いよいよ物語も最終章。
    それぞれの着地点に向かって、ストーリは進行していきます。
    今回は主に貨幣の話。
    ロレンスが問題を解決していく際、今まで通った街や出会った人、その時の失敗と経験を思い出しながら解決をしていく演出に、ああ~最終章なんだなーと、しみじみします。

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    2011年03月21日
  • 狼と香辛料XIV

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    ロレンスとホロが恐れて、避け続けていた、旅の終わりの世界。
    しかし、エルサの後押しに助けられたものの、ようやく想いが通じ合いましたね。
    いやー長かった。
    というか、ロレンスだけの問題だったと言えなくはないのですが、、、

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    2011年03月21日
  • 狼と香辛料IX 対立の町<下>

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    誰が信用できるのか?
    最後までハラハラ展開で突っ走りますが、やっぱエーブが格好良すぎ!!
    エーブからロレンスへのサプライズイベントの表現も良かったし、それに対するホロの反応も可愛いいねえ~

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    2011年03月18日
  • 狼と香辛料VIII 対立の町<上>

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    上下巻の上巻なので、伏線の展開が中心になりますが、いつもの二人旅から三人旅になり、個性の強いエーブやキーマンというキャラクターが絡んで、あっという間に読みきってしまいまいした。

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    2011年03月18日
  • 狼と香辛料XIII Side Colors III

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    短編のサイドストーリー集第3弾。今回は「桃の蜂蜜漬け」買う金欲しさに智恵を働かせるお話に、「為替バランス」でロレンスが大もうけを企む話、そしてあの羊飼いノーラと「エネク」のアフターストーリーの計3編。前2編に登場するロレンスとホロの掛け合いが最高におもしろいのは相変わらずです。第1話めではある意味いつものようにロレンスがホロの気持ちを読み違えてちょっと起こらせてしまうのですが基本ラブラブ。第2話はシリーズ初じゃないでしょうか。ロレンス冴え渡りまくりでした。どちらもよかったのですが、やはりメインは3話め。単なる牧羊犬ではないと思っていたエネクですが、彼視点でのストーリー展開は、ノーラのおひとよし

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    2011年03月06日
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    完結。非常に面白いシリーズだった。経済的な発想の貧困な私には理解の難しい部分もあったけど、ある意味勉強になったし。

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    2011年03月05日
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    ホロかわいいよホロ。ロレンスに素直に甘えたりして、これで最終話というのが大変残念。巻末の後書き読んで、話の基礎としてショーペンハウアーを元にしているなんて言われなきゃ分からんかった。金枝篇はそれっぽさが何となく中盤あたりにあるのでしょうか。

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    2011年02月27日
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    大好きな作品がひとつ区切りをつけた。

    上巻の引きからどうなる事かと思いきや、予想以上に逆転に次ぐ逆転劇に最後の最後まではらはらしっぱなし。
    最後はラストとしてはあっさりとした感じでらしいと言えばらしいかな。

    一応物語としては完結ではあるけれど、後日談も含めた短編集(?)が夏ぐらいに出るらしいので、どんだけロレンスとホロのいちゃいちゃっぷりが見られるかと楽しみです。

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    2011年02月27日
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>

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    ゴール目の前の最終章。....の前編。

    いつもどおり経済の話もありつつ、適度な緊張感もありつつ、そしてホロとのいちゃいちゃっぷりも充分。
    「狼と香辛料」というタイトルのおもしろさの集大成がぎゅっと詰まった1冊。

    これまでの旅の大きな懸念材料も店を購入した事で根本から覆り大団円に向かうと思いきや、最後の最後で驚愕の引き。
    最終巻となるだろう次巻がとても楽しみ。

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    2011年02月27日
  • 狼と香辛料(5)

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    この漫画の描き込み凄く好きです。原作は読んでないけどアニメは観たので内容は把握してましたが、それでも読ませるその画力に惚れ惚れです。

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    2012年07月23日
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>

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     あとがきで作者の支倉氏自身も書かれてましたが、いいサブタイトルですね、「太陽の金貨」。読み終わった後、あらためてそう感じました。
     いろいろ1巻からの成長を思い起こすことになった巻となりましたが、ふと表紙絵を見ると、イラストでホロの顔がちょっと変わっちゃいましたね。いつからあんな鼻になってましたっけ。鼻フェチとしては小説作品の出来がすばらしかっただけにマイナス要素として気になってしまいました。いきなり脱線。
     まああらすじは他の方がたくさんレビューされているだろうから省略するとして、ラストに向けてロレンスが成長してきたことを実感させてくれる様々トピックスや語りがあり、これまでもロレンスの成長

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    2010年09月30日
  • 狼と香辛料XII

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    ウィンフィール王国を出たロレンスたちは、北の地図が描けるという銀細工師フランに会うため、港町ケルーベを再訪する。
    地図を書いてもらう条件として出されたのは、
    伝説の地を一緒に訪問すること。
    ロレンスは非常に頑固なフランに地図を書いてもらうことができるのか?


    今回は商売のお話はほとんどない。でもこの本だからこそ書ける内容で、こういう見せ方もあるのかといった感想。
    特に、ロレンスの商人としての行動の選択と、フランの愛からの行動の対比が読んでいておもしろかった!!
    やっぱり対比できるものが話の中に一緒に描かれていると、単発よりも数倍おもしろい。

    最後の挿絵はちょっと残念だったかな。いまいち迫力

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    2010年07月30日
  • 狼と香辛料XI Side Colors II

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    今回は狼と香辛料の短編集。
    ①狼と黄金色の約束
      ある村に立ち寄ったお話。土地の測量について、ロレンス達がとった
      秘策とは。

    ②狼と若草色の寄り道
      陽のあたる草原に寄り道をしようと提案したロレンス。ところが・・・。

    ③黒狼の揺り籠
      エーブが女商人になるまでのお話。

    短編集といいながら③の量が圧倒的に多いのか気のせいかしらw

    個人的に一番好きなのは②。こういう話がいいと思う。
    まぁ、あまり多様されると飽きるから、短編集にはもってこいかな。

    今回は挿絵のホロがかわいかった!!9巻の表紙は非常に大人っぽくなってたけど、今回のはかわいい路線。

    ラノベは挿絵も楽しめるからいいよ

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    2010年07月30日
  • 狼と香辛料XIV

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    あいかわらずホロとロレンスの掛け合いは絶妙。
    エルサ再登場!
    ・・・とかいいつつこってり忘れているのはナイチョ。

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    2010年07月27日
  • イマジン秘蹟 3.WORLD’S END=SUPERNOVA

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    1巻で諦めかけましたが、読んでよかった!なんでこの雰囲気でいつも書いてくれないのかと思うくらい好みの小説に化けました。
    じわじわと突きつけられる終わりかけの世間情勢、実はとんでもなくヘヴィーかもしれない姉の正体。いままでのレギュラーに劣らない新キャラも出て、3巻目にして脂のノリノリなシリーズ……が、残念ながら続かない?

    もっとも続きの読みたい本です。

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    2010年07月08日
  • 狼と香辛料IX 対立の町<下>

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    前回の続き。キーマンに使われ、ケーブとは探り合い、ロレンスはいいように使われて終わってしまうのか!?


    いよいよ解決編!ということで、非常におもしろかった。
    6巻(だったか?)の話がここで本当の意味で生かされるという、きちんと複線を回収してすっきり。さらにエーブとキーマンが手を組んだ瞬間の爽快感といったら(笑)

    話自体がおもしろい、読んでいて話に夢中になれる、その上すっきりできるこの巻はお勧め!


    ホロとコルの存在意義が危ういものになっている気がする。今回ホロが全てを丸く収める方法もあって、それいったら何でもありになってしまうから言っちゃいけなかったと思う。あくまでスーパー解決法をロレン

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    2010年06月26日