文倉十のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本を読んだ後の第一声は「どうして出版当時に読まなかったんだよ私のバカ―!」でした。
分かりやすく整合性のとれた高い文章力、勉強に裏打ちされた中世ヨーロッパの歴史・経済・文化・情景の正確かつ深い描写、そして「ラノベ」で「中世ヨーロッパ的世界」が舞台でありながら「経済」に着目するその面白さ…。まさしく良書と言っていいでしょう。
経済がテーマですから、為替や貨幣経済などなどライトノベルを読むような層の読者には難しい話も出てきますが、正直教科書や池上彰よりもするんと理解できるので読みながら賢くなれます。
また、情景をそのまま文章に落とし込んだような正確な情景描写によってその世界に入り込み没頭 -
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Posted by ブクログ
この作品の素晴らしい点は色々あるんだけど、個人的に評価しているのが非日常パートの緊張感。
前巻もそうだったように、大事な人があっさりと死ぬんですよね。
今回もそれは続いており、まさかのあの人がお亡くなりになるとは…。
確かに死亡フラグは立っていたけど、しっかり回収されてしまった。いやはや。
ダイアナのケーキの話など日常パートが非常にほのぼのとしているだけに、シリアスな場面が余計にグッときます。
そしてラストの、悲しいすれ違い。
来るんじゃないかとは思っていたけど、もう、うわーって感じ。
もはやハッピーエンドはあり得ないけど、どのようなまとめ方をするんだろうか。。。 -
Posted by ブクログ
異世界召喚モノですね.
但しよくある召喚されたのがこっちの世界の高校生で
勇者とかそういう系として召喚されて
魔物なんかと戦ったりはしないという….
異世界に呼ばれたのはブラック企業就職3年目の25歳社畜男性.
「子作りさえしてくれれば」あとは何もしなくていい.というヒモ待遇.
そんな訳で
社畜から異世界の一国の女王の夫(ヒモ状態)へのジョブチェンジ.
いやー,面白かったよ.
まさか小型の水力発電機や冷蔵庫等を異世界への婿入り道具に選ぶとか.
エアコンは設置とかの関係で諦めたっぽいけども.
まさに普通の現代人.
直接的な描写はないけども
毎晩王女と熱く合体して職務を果たしておりますよ.
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Posted by ブクログ
ネタバレ彼女は自殺しようと屋上に行った。
そこで奇妙な3人組と出会う。
彼らはカカシ、ブリキ、ライオンと呼ばれていた。
そして彼女はドロシーと呼ばれるようになり物語は始まる。
オズの魔法使いですね。
知っている人はより楽しめるかと思います。
なぜ彼らはそう呼ばれるようになったのか。
なぜ屋上という場所だったのか。
なぜ屋上を燃やすことにしたのか。
無意味な行動がなく
その行動には何かしらの意味がある。
それがこの作品の良さかもしれない。
カカシ、ブリキ、ライオンの関係性も深く「オズの魔法使い」の物語を良く再現している点もあり楽しめました。
中盤から後半あたりに「あ、なるほど」と思った場面も -
Posted by ブクログ
ネタバレいよいよメインストーリーもこれでおしまい。
久々にホロの狼の姿での解決あり、商人的な駆け引きあり、今までの要素全部入りな感じです。
これ本当に話まとまるの?って残りページ数になってからのスーパーロレンスタイムで解決まできっちり持っていくのも健在。
終盤の市壁を閉じるまでのやり取りはロレンスとホロ2人の共同作業なのがとてもよかった。
そして最後の最後でまたおあずけされるロレンス。この物語のメインテーマはは永遠におあずけされる物語だったのかとw
個人的にはミリケは熊の種族の末裔なのかと思った。どこにも描写はないので作者も読者の想像にまかせますって事なんでしょうね。
しかしここまで各巻でストー -