文倉十のレビュー一覧

  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    最後の話。ラストはちょっとすっきりしなかたけど狼と香辛料らしい終わり方だなーと思いました。表紙のホロの笑顔が素敵です。エピローグに期待!

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    2015年01月22日
  • 狼と香辛料II

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    1巻より面白かった!ホロは素直にデレより、小悪魔っぷり発揮するところがいちばん可愛いと思う。あとロレンスの正直ぶりに憤慨するところ。ロレンスが商人だけあって、主人公らしい良い人っぷりだけじゃなく、あくどいことがんがんしてくのが面白いです。

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    2015年01月11日
  • 狼と香辛料(1)

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    無料キャンペーンにて

    経済の話が出てくる話だったとは意外でした、この先もこういう系統で進んでいくのでしょうか?まおゆうは難しかったのでそちらより理解しやすければ良いのですが。

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    2015年01月05日
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>

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    ネタバレ

     15巻、旅の終わりもそろそろです。

     コルと別れ、ロレンスとホロ2人の旅に戻った。

     しかし、始まりのころ、ロレンスがホロに追いすがっていたころとは違い二人はお互いを必要とするようになっていた。

     過去の痕跡は、ある傭兵団の名前に残っていた。

     ミューリ傭兵団、かつてのホロの仲間の狼の名前を持つ騎士団に会うために、二人はレスコの町へ訪れた。

     傭兵が必要とされるのはただ一つ、その周辺で戦争が始まるという理由だ。

     それを覚悟していた二人だが、訪れた町は活気にあふれる町だった。戦争の気配すらない。

     そこで出会ったミューリ傭兵団団長から、ホロはかつての仲間の痕跡を受け取る。

     

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    2014年11月20日
  • 狼と香辛料XIV

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    ネタバレ

    狼と香辛料14巻目。

    物語も終盤、ヨイツまでの地図を手に入れたロレンス一行だったが、次の取引ではホロと別れなければならない。

    地図は手に入れた。ヨイツまでの道案内という契約は達成している。

    ここで別れることもできるが、それはしたくない。

    葛藤するロレンス、まずなぜ自分が葛藤しているのか。それはもちろん...


    あまり物語は進まなかった14巻だけど、ロレンスにとっては重要な分岐点だったのではないかという巻でした。

    そして長いこと一緒に旅を続けていたコルが離脱。

    旅は出会い別れるもの。それは人生も同じなのだ。

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    2014年11月11日
  • 狼と香辛料XI Side Colors II

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    二回目の短編集はロレンスとホロの旅の途中と、エーブ•ボランが没落貴族から商人になるまでの二本でお送りします。

    他の誰をも陥れてでも自分の利益を追及する女商人、エーブ•ボラン。
    没落寸前の貴族は娘のフルールを商人に嫁がせ、商人は貴族の名を金で買った。

    その婚約は、ボラン家の完全な没落を引き起こしただけだった。

    フルールは邸宅を引き払ったのち、昔商人だった使用人から商いを学ぶ。

    貴族の感覚が抜けず、損ばかりしていたフルールだったが、貴族の末席のミルトンの商売の話にフルールは乗った。

    彼を信用したフルールだったが、裏切りは違うところから始まった。


    フルールがエーブを名乗る

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    2014年07月31日
  • 狼と香辛料IX 対立の町<下>

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    ネタバレ

     いや~、小説って一気に読まないと内容忘れちゃうね。8巻読み終わって9巻読み始めて、少しずつ進めてたら思ったより時間かかって何がなんだか忘れてっちゃうんだよなぁ。

     さて、8巻の続きの9巻、キーマンとエーブの二人からの取引に板挟みになったロレンスは慌てふためいて港町ケルーベから逃げ出そうとする。

     頭に血が上ったロレンスをホロがなだめる。

    「ぬしよ、少しは落ち着いたらどうじゃ?」

     再び取引のテーブルに戻るロレンスだったが、事態はひっ迫する。

     キーマンとエーブのパワーバランスが崩れ、エーブがローエン商会に連れて行かれた。

     ロレンスはどう動く。


     上下巻なが~い。そして物語は

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    2014年07月02日
  • 理想のヒモ生活 5

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    表紙はネット未登場のフレア・ウップサーラ。遠い北大陸から船でやって来たウップサーラ王国第一王女で、船長のゆえ男装中。
    5巻はワレンティアの港で一人対応する善次郎の奮闘と、巨大群竜騒動の終了。
    付録『主と侍女の間接交流』侍女三人組の留守番事情。

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    2014年06月28日
  • 狼と香辛料VIII 対立の町<上>

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    ネタバレ

    ホロッホロ8巻目。
    前巻が短編だったから1巻飛ばして続くロレンスと、6巻からくっついてきたコルの旅はローム川を下り港町ケルーベへ。

    追いついたロレンス一行のその速さにエーブは驚きを隠せない。
    一度は命を俎上に乗せられた身であるが、そこは商人、エーブから狼の骨に関する紹介状を得る。

    教会が求める狼の骨、
    ローム川の市場を巡る川を挟んだ南北の対立、

    この街もまた、不穏な空気が漂う。

    そしてついに事は起きる。
    北の漁船が南側につかまり、そのまま教会へ持ち去られた。
    この事件が示す真実はなんなのか。

    ローエン商会のキレ者の若き館長、キーマンが言う。
    壮大な絵を描き、再び途方もない額の金を奪お

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    2014年06月20日
  • 理想のヒモ生活 5

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    地図がないのもあるけど、距離感がわからないなあ。群竜の移動って日数的にあってるんだよね?ともあれ善治郎が大変で萌えました。いい旦那だ!

    ところでイントロダクションが嘘過ぎだろヒーローさん。こんなん溝って言わねえ。

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    2014年05月24日
  • 狼と香辛料(10)

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    原作8~9巻「対立の街(上下)」のエピソードが描かれる。原作の緊迫した雰囲気がよく描けていると思います。

    コミックスが7年かけて10巻になったことで、巻末にホロとロレンスの出会いのシーンをリライトしたものが収録されています。1巻を引っ張り出して比べてみると、作者さん、ずいぶん絵が上達したんだなあ、と感じます。

    一方で、変わらないのが背景、特に街の光景の書き込まれ具合。月刊誌にじっくり連載されたからなのかもしれませんが、細かく丁寧に書き込まれ、物語にリアリティを与えています。アニメ化されていた部分については、アニメの風景を参考にしたのだろうというものもありましたが、アニメ化されていない巻数に

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    2014年05月21日
  • 狼と香辛料(9)

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    原作5巻、レノスの街でのエーブ・ボランとのエピソードは省略され、原作8~9巻「対立の街(上下)」のエピソードが描かれる。原作6~7巻はやや中弛み気味だったが、8~9巻のエピソードは、キーマン副館長とエーブ・ボランという強烈なキャラにびびるロレンスというおそらくシリーズ中の白眉だけあって、コミックスも勢いを取り戻したかのように見えます。

    ただ、原作では5巻、6巻、そして11巻の外伝まで動員して肉付けしてきた「エーブ・ボラン」という重要キャラにあっさり信頼されるようになる、という構成は、やっぱりちょっと不満が残りますね。

    でも、まだ「狼と香辛料」が読めるのは幸せなことです。
    願わくば、このまま

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    2014年05月19日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

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    ようやくシリーズ全部読めた。旅を通してロレンスの商人として男として成長していく過程に惹かれ続けた。ロレンスが自分が商人であることを誇りを持っているからこそこのお話は魅力的なのだろう。ホロとの胸焼けするような掛け合いもホントいちいち裏を読んだりグダグダするけど、ロレンスの商人としての性なのだろうと思えばほのぼのだった。

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    2014年04月09日
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>

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    ネタバレ

    確実にクライマックスに近づいている。
    ロレンスの成長は顕著で、反対にホロは少し弱っている。
    物語がどのような結末を迎えるのか楽しみ。

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    2014年03月23日
  • 理想のヒモ生活 4

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    もはやヒモ生活の欠片も無くなり、内外での政治的駆け引きが主軸となって話が進行している。

    タイトル詐欺ではあるのだが、政治的駆け引きについての描写は厚い、そしてその政治的駆け引きの中にも現代の利器が関わってくる辺り、ロマンを掻き立てられる。

    普段あまりラノベは読まない身ではあるが、これは娯楽的な読み物として純粋に面白いため、ラノベに抵抗がない人であればオススメ出来る。

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    2014年02月13日
  • 理想のヒモ生活 4

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    アウラがまあかっこいいんですが、善治郎が「前に出る」を絶対にやらないところが真のかっこよさですね。まだ結婚して大してたってないとはいえ、すばらしい控えっぷり。

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    2013年12月07日
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    ネタバレ

    本編終了。
    フーゴ傭兵団が裏切ってからの展開がどうなるのかと先が詠めなかったし、ロレンスが前半から完全に舞台の脇役に立っていたので不安だったが、最終的に綺麗にまとまったと思う。

    デバウかの打刻槌をヒルデが受け取る場面は良かった。ふたりの夢を決して諦めるな!という表現がよく出来ている。

    ミリケは結局のところ、どういうものだったのだろう?半分人であることはわかったが・・・?
    まさか、月を狩る熊の仔というわけでもあるまい?

    これで、本編が終了し、ひとつの物語が幕を閉じるというのはなかなかにして寂しさを感じる。
    物語の終わりというのは、そのなかの登場人物ともお別れということだ。
    よく作品であるほ

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    2013年11月23日
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>

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    ネタバレ

    レスコに到着。ミューリとの再開。
    物語がクライマックスに入った感じが出ている。
    デバグ商会は悪者という伏線が多くあったが、実はよい商会だったのか。
    新しい貨幣を発行するのは、新しい国をつくるのと同義だと思う。
    そして、ロレンスはそのレスコの空き家を買った。

    「店の名前を考えておけ」の切り返しに、「仔の名前ではなく?」と返す場面ではロレンスでなくても椅子から転げ落ちた。

    ハッピーエンドからと思いきや、最後にでてくる南へ向かったはずのコル頭陀袋。
    おしまい、という直前に、ちょっと待ったー!といった急展開。
    下巻を読み進めずにはいられない。

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    2013年11月16日
  • 狼と香辛料XIV

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    ネタバレ

    獣と魚の尻尾亭の看板娘、良いキャラだと思う。
    前回のレノス毛皮騒動のときもロレンスといい掛け合いをしていた。
    物語的には大きな冒険もなく、北への玄関口ではるレノスでフランからの北の地図を受け取るまでの滞在期間中の話。

    その間にテレオのエレサとも再会するのだけれど、、4巻くらいだったっけ?もう内容を忘れてしまっている。。

    最後のロレンスがホロに迫ったところは、突然でホロでなくても驚いた。
    最終章に向けての急接近?
    そして、コルの別れ。
    コルはロレンスが子供地味た行動を取らないための枷でもあったかとおもったけど、レノスでお別れ。

    次巻から久々のふたり旅。

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    2013年11月16日
  • 理想のヒモ生活 4

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    バカ王子と苦労性の王女がやってくる.
    で,ゼンジロウ氏の持ち込んだ真球の宝玉(ビー玉)に興味津々だったり
    同じく持ち込んだ三連ダイヤの指輪に興味津々だったり.
    あとは王子くんが病気になったり.

    バカ王子良いキャラだわー.
    彼の持ち込んだ問題と利益とかの為に
    とうとうゼンジロウ氏は側室を迎えることになるのだろうか.

    次回はなんだか将軍関係で大きく動きそうな?

    で,もうヒモとか全然関係ないな.

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    2013年10月27日