文倉十のレビュー一覧

  • 狼と香辛料XII

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    天使を追う銀細工師フラン
    彼女に北の地図を描いてもらうための条件は
    ともにタウシッグの村に赴き天使を見つけること

    タウシッグの村には天使の伝説ともう一つ
    魔女の噂
    真実は人間のご都合主義
    どの世も変わらないものなのかもしれない

    今回はフランをメインに話が進む
    彼女の過去を知りロレンスは決意する
    その様はまじカッコ良かったっす
    ホロはすこし控えめでしたがやるとこやってくれましたし
    いい感じの括り方だったと思います

    さてさて次巻も気になるところです

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    2011年07月09日
  • 狼と香辛料XI Side Colors II

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    ネタバレ

    「狼と黄金色の約束」「狼と若草色の寄り道」「黒狼の揺り籠」

    前二つはいつものホロとロレンスの他愛もない戯れ
    正直これいるか?って思いますけど
    まぁね・・・好きか嫌いかっていわれたら嫌いじゃないから
    うん・・・

    それより「黒狼の揺り籠」はエーブの名前の由来
    エーブの守銭奴誕生秘話みたいな
    不条理な商人の世界に生きる二人の元貴族
    それでも綴りに線とか点加えてとかよくわかんないけど
    汚ねぇなまじで・・・
    商人だろうがなんだろうが人間として信頼はあって然るべきだと思うんだけどなぁ、優しくない社会だけども
    だから反吐がでる奴らですまったく

    エーブのお嬢様な姿よかったのになぁ

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    2011年07月02日
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    狼と香辛料最終章下巻。開始早々首根っこをつかまれた感じの展開です。やはり普通には終わらせてくれない。一山二山あってこその二人の旅。ニヤニヤが止まりません。

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    2011年06月28日
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>

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    狼と香辛料最終章上巻。レノスの街での探索が主な話の内容です。ここまでくれば、ホロとロレンスのやりとりはもう意思の疎通が通っていて、相変わらずの夫婦漫才な感じ。下巻に続く最後の辺りはまさか!なんて思いました

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    2011年06月28日
  • 狼と香辛料XIII Side Colors III

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    本編で回収できなかったエピソードや本編からは離れてしまったサブキャラのその後を描く短編集。

    話題になったものの実物を見ることができなかった「桃のはちみつ漬け」を巡るエピソード、ホロ視点のお話、そして、女羊飼いノーラのその後を相棒エネク視点で描くお話と、気になっていたストーリーの隙間が埋まって一安心。

    しかし、サブキャラはできれば本編の中でもう少し書き込んで欲しかったと思う。みんなキャラが立っているのだし。

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    2017年04月28日
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    ホロとロレンス、やっと2人素直になった感じですか・・・!
    感動の本編最終巻です。あいかわらずのgdgdぷりというか、でも何気にほろりとくる場面もありき、ホロを呼ぶ場面がかなり好きだったかもしれないッ。

    全般の感想で言うと、意図的にはぐらかすために文章を1行抜いたような部分が多々ありました。読むほうそこは自分で想像して考えろっていう、霧霞てきな・・・。
    もちろん前後の文章から想像はできますが、そこは一番大事なところじゃないの!?ってのをあまりにも意図的に抜きすぎてる場面がちょっともったいなかったかなぁと。
    もっとうまくやれれば◎読みやすく理解しやすい話になりそうでしたっ。
    とりあえずハッピーエ

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    2011年05月26日
  • 狼と香辛料XI Side Colors II

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    物語もいよいよ佳境…というところで割り込んだ外伝。
    ホロとロレンスの仲の良さが目立つ短編が2編とエーブ・ボランが商人としての大きな一歩を踏み出した中編が1編。

    特に短編2編はロレンスが大儲けを企むわけでなし、ホロの故郷の伝承の手掛かりがあるわけでなし、ロレンスとホロがイチャイチャしているところを見るだけだけど、だがそれがいい。本編では大きな事件に巻き込まれたり息を抜く間がなかなかないので、外伝で何気ない日常を見せてくれるのは嬉しい。

    シリーズ中で終わりまでもう外伝が読めないとわかっているのは寂しいものですね。

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    2011年05月20日
  • 狼と香辛料X

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    ホロとロレンスの絆が深まり、何より雲をつかむようだった旅の目的がはっきりして、中弛み気味だった物語がまた転がりだした。

    1巻から16巻までのシリーズの中での起承転結を意識し始めたのではなかろうか。ちなみに今がちょうど「転」でいちばん面白いところ、みたいな感じ。ハスキンズさんの登場は大きな意味があったと思う。

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    2011年05月19日
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    ネタバレ

    終盤まで逆転のきっかけがなかったのでこれはバッドエンドか!?ともやもやした。
    最終的には大丈夫だったけどコレまでに比べると達成感が薄い感じ。
    まぁホロのデレる様が可愛かったので問題ないです。
    エピローグも楽しみ。

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    2011年05月05日
  • 狼と香辛料IX 対立の町<下>

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    シリーズ初の上下巻構成、初のサブタイトルつき。

    初めてずくめだったが、ちょっと停滞したり迷走したりしていたシリーズが旅の目的がきちんときまったことで、引き締まったように感じる。

    邪魔者になるかと思われたコルも馴染んでいるようで一安心、か。

    ただ、ストーリー全体が緊迫した雰囲気に包まれている中、今回の「切り札」はちょっとショボ過ぎたと思う。

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    2011年04月14日
  • 狼と香辛料VIII 対立の町<上>

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    コルとの3人旅になり、旅の目的が変更になり、エーブとは確執を抱えながら一時的に協力関係になり…と、これまでと大きく方向を変えた一冊。

    ロレンスとホロの些細な意地の張り合いがいつのまにか二人の間に大きな亀裂を生じさせ、はらはらさせられてきたこれまでよりは安心して読める。
    ただ、行商ルートを外れてしまったことで「商売」の話がまともなものからどんどん遠ざかり、ヤバそうなものばかりになってしまっているのが残念。

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    2011年04月03日
  • 狼と香辛料XIII Side Colors III

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    短編集です。
    以前にもあったホロ目線の話が今回も登場してて、ホロの心情についてのアンサー編的な意味合いもあり、面白かった。
    また、エーブと並ぶ(?)人気キャラ、ノーラのその後のお話しがありました。
    彼女は薄幸というより、単に運が悪いって言葉の方が合う感じで、あんまり可哀そうって感じがしないのは、多分彼女自身が打たれ強くて常にポジティブな人だからでしょうね。
    ま、それを支えているのが、一人(?)苦労しているエネクなんでしょう。

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    2011年03月20日
  • 狼と香辛料XII

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    本編でありながら、訳ありな過去を持つ銀細工師フランを中心とした、サイドストーリー的な内容。
    しかし、いつもとはちょっと違った色合いで、これはこれで有りかと思います。

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    2011年03月20日
  • 狼と香辛料X

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    ホロ以外の神様(?)がまともに話に絡んだのは今回が初めてかも。
    ホロとロレンスのやりとりは、いつものパターンと言えなくもないが、まあ微妙に接近している感じです。

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    2011年03月19日
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    ネタバレ

     強欲な資本主義を全うな商人が打ち倒す勧善懲悪。
     ただし、そこに主人公はほとんど噛まず、演者は常に周りの者。悪を打ちのめす商人を守る英雄譚は傭兵のリワードのもの、悪を打ちのめす正義の算盤はヒルデのもの、古の神としてジョーカーを演じるのは他ならぬホロ。最後にある見せ場もろくに演じられないロレンスは、しかしこの冒険の答えを早々に出していた。
     それは強欲な資本主義に対する、唯一絶対の言葉。
     その言葉を忘れた者に、強欲の炎は取り憑いて芯まで燃やし尽くす。

     忘れてはならぬ水としての言葉。

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    2011年03月05日
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>

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    儲け話のからくりを商人らしく解き明かすお話。話の全てが下巻へ向けての伏線な気がする。どういう結末を迎えるのか、想像は膨らみ下巻が楽しみ。

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    2011年03月03日
  • 狼と香辛料X

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    久々にページを捲るのが自然と早くなる巻だった。ただまた起承転結の転結がやたらと短い点はやはりいただけず、星4つ。

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    2011年02月18日
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>

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    下巻の発売を待って読み始め。いよいよ目的地直前でさらに北の地はきな臭いと向かったけどそこで待ってたのは活気のいい街で、、、相変わらずの巻き込まれっぷりです。

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    2011年02月16日
  • 狼と香辛料 狼と金の麦穂

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    ある意味、商売っ気丸出しで作られた、とも言える1冊。中身は第二期に収録されていないアニメDVDと、絵本的な短編で構成されています。お話自体はたぶんホロがまだ村にいた頃のお話なんでしょう。散文的なので、そのあたりは不明です。DVDの方は7巻に収録された短編をアニメ化したもの。こちらも結構忠実にアニメ化していますが、原作の方が勝っている印象です。

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    2011年01月16日
  • 狼と香辛料XIII Side Colors III

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    短編集。ホロとロレンスの話が三つにノーラの中編という構成。

    ホロとロレンスは、まあ、いつも通りですね。あまあま(笑)
    ただ、この短編集読んで、ロレンスって旅の途中でなんだかんだと小さな商いをやってたんだと初認識。
    どうも本編ではそこら辺分からなくて、
    最近行商してないけど、ホロの酒代とか大丈夫なのか? 
    とか思ってた。
    それにしても、桃の蜂蜜漬けは食べられたんだろうか? 気になる(笑)

    ノーラの中編はまさかのエネク視点。
    最初はちょっと違和感あったけど、だんだんよくなった。
    なにより、この作品では珍しく、話の裏を読まなくていいのが新鮮。
    ただ、エネク、うらやましすぎる(笑)
    ええ、けしから

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    2010年12月03日