文倉十のレビュー一覧

  • 狼と香辛料XIII Side Colors III

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    短篇集の第3段。
    結局桃のはちみつ漬けは食べられたのか気になるー。
    そしてノーラが職人ではなくああなるとは、、、全く予想外。

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    2012年10月01日
  • 狼と香辛料XI Side Colors II

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    短篇集の第2段。
    本編の間の箸休めといった感じですかね。
    甘々しててよいですw

    エーブの話は本編の狼っぽさと過去の優しげな感じがうまく繋がらず、ちょっと違和感が残る感じでした。

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    2012年09月15日
  • 狼と香辛料VIII 対立の町<上>

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    今までよりも大きな組織と抗争に巻き込まれていく話。
    知っている人間の間で片方に味方すれば片方には敵対するという人間関係のジレンマに陥った焦燥感と、それでいて解決方法が見当たらないという重圧感がこちらにも伝わって来ました。

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    2012年09月15日
  • 狼と香辛料XIV

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    最終話に向けての準備編のような話。
    ストーリー的は特に進んでいないけど、それぞれの気持ちを確認・整理する重要な話だった気がする。
    ラストはいつもの夫婦漫才で(´ー`)ニヤニヤ

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    2013年08月21日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    結構重い話もあった割には読み終えたあとはなんだかさっぱりとしていた。文章の雰囲気のせいなのかそこまでシリアスにならずあっさりと読むことができた

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    2012年08月22日
  • 狼と香辛料XI Side Colors II

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    Side Colorsと言うことで2度目の短編集
    ホロがデレるのは必見だったりエーヴがかっこよかったり
    本編とは違う面白味があった。

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    2012年06月12日
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    1巻から読んできましたが、このシリーズは外伝もほとんどなく、本筋だけで色々な味を出してきたなと感じます。ロレンスが読めば読むほど、成長してないだろ?って思うのはご愛嬌でしょうか・w・ あくまで1商人、あくまで経済視点からの物語作りはとても新鮮で楽しめるシリーズだったなと思います。短編外伝での補完はありそうなので、そちらも期待。

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    2012年06月07日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    何となく内容が気になっていたので、今回ついに購入しました。

    内容は学園青春ものです。主要人物に「オズの魔法使い」の名前が付けられてるのが特徴的ですね。

    屋上で主人公が出会った、不思議な人物たち。
    毎日を平穏に暮らしているように見えた彼らが抱える葛藤。

    終盤の展開は予想外で、登場人物たちの意外な繋がりには驚かされました。(^O^)

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    2012年06月24日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

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    個人的な好みで言えば、この後日譚はなくて良かった。
    前巻の終わり方で十分だと思う。
    だが、ベタベタの甘々のこの終わり方も無しじゃない。

    なんとなく、RPGのドラゴンクエスト4を思い出した。
    今まで関わった主要キャラクターが、主人公の故郷に集合して
    祝福するという流れが。
    それくらいオーソドックスな展開とも言える。

    あまりだらだらと続けないでくれたことも、本当に評価できる点。
    読んで損はない。

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    2012年02月16日
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>

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    上下巻の久しぶりの長編である上巻。

    前巻で一応両思いになったふたり。
    かなり読んでいて甘ったるい。
    二人の間での意地の張り合いや駆け引きといったものがなくなり
    真っ直ぐな言動が多くなってきた。
    ロレンスが今までのような遠慮より
    男としてホロに対等に接するようになったし
    神と崇められるのが苦手なホロが、口では賢狼と言いつつも嬉しそうで
    読んでいて微笑ましくも気恥ずかしくもある。

    ミューリの話を聞いてロレンスに抱きついて泣きじゃくるのには
    それほどショックだったとも言えるが、それが赦される関係になったのだ
    とも思えた。
    もしかするとミューリと普通に出会えるのかもしれないと思って読んでいたので

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    2012年01月20日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    かなり積んでしまいましたが読み終えました。
    とりあえずの感想は青いなぁ(いい意味でね。)
    オズの魔法使いに出てくる人物になぞらえた
    ドロシー、ライオン、カカシ、ブリキなるキャラクターたちが
    今の学生達が実生活で結構直面しやすい状況に悩み、振り回され
    成長して行く青春ストーリー。
    お話のテンポもそんなに悪くなく結構さっくり読めました。
    イチャラブしてない青春ものというのも久しぶり。

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    2012年01月19日
  • 狼と香辛料XIV

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    ネタバレ

    行商人はあっさりと別れるのが習慣
    というのが好きだった。
    商人らしく割り切った感情で良いし、確かに嫌な思いを
    長々していることはない。

    自分にだけ本音を見せるホロが可愛いと思う気持ちもわかるし
    ちょっとは進展したふたりの関係には、ようやくか、と苦笑いしつつ
    微笑ましくはあった。

    エルサの再登場は思いがけず良かったが
    コルとの別れが近づいているのかと思うと少し寂しい。

    今回もゲストキャラが中々魅力的な人たちで面白かったと思う。

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    2012年01月14日
  • 狼と香辛料XIII Side Colors III

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    ネタバレ

    本編の続きを期待していたが、今巻も短編集。
    ホロ視点と、ノーラの短編が入っていたのは
    目新しく面白かった。

    が、ノーラの短編はその後のノーラが描かれており
    彼女の夢が叶ったわけでもなく、飽くまでその後。
    しかも、視点がエネクなのである。
    あとがきにもあったが、確かにノーラ視点ではつまらなかったかもしれないが
    ちょっとずるい様な気もした。

    しかし、エネクの行動をノーラが勘違いして
    心外だ、とエネクが思っているのは可愛かった。

    人と動物に限らず、大人と子供といった間柄で
    上であると思っている側が相手を必要以上に幼く見て
    勝手に勘違いしてしまうようなことは
    実際よくあるのだろうなと思った。

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    2012年01月05日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

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    ほんとまだまだ続きを読みたいと思える良い終わり方だったよこんちくしょ~!次の作品期待してます(^▽^)/

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    2011年12月18日
  • 狼と香辛料XII

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    ネタバレ

    あとがきにもあるが、よくよくネタがあるものだと思う。
    古い時代の西洋の町や旅に出てきそうな問題を取り上げて
    そこを商人の才覚とホロの力で切り抜けていく。

    パターンといえばパターンだし、マンネリと言えばマンネリなのだけれど
    毎度新機軸で面白いと思う。

    ただ今回は、あまり商人の力もホロの力も
    見せ場が非常に少なかったようだ。
    読み応えはあったのだが、やや物足りなさも感じた。

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    2011年12月17日
  • 狼と香辛料XI Side Colors II

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    ネタバレ

    短編集。
    短編だからというだけではなくて、お話の内容的にも
    面白く、とても読みやすかった。

    特に、エーブが商人として足を踏み出したばかりの頃のお話は
    非常に興味深かった。
    彼女の過去に興味はあるけれど、長々と描かれるとうんざりしそうで
    これくらいの長さで、駆け出しの頃の事件を少し書いてくれる方が
    逆に読者としても想像力をかき立てられて良いと思った。
    ちょっと悲しい話ではあったが、彼女が一人ではなかったことや
    ミルトンに手酷く裏切られた訳ではなかったのが
    少しほっとした。
    こうした過去を抱えた彼女がホロたちに出会ったのだと思うと
    確かに筆者が仰るように、彼女の登場巻を読み返してみたくなる。

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    2011年12月06日
  • うちのメイドは不定形

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    9784569674605  227p 2010・6・23 1版1刷
    〇下地になっている物語があるようだけど知らなくとも読める。
    「メイド」の文字と表紙の画で心が動かされたけど読んでみるとなかなか良かった。

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    2013年11月04日
  • 狼と香辛料(5)

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    原作2巻、リュビンハイゲンのレメリオ商会でロレンスが事態を把握したあたりから、ラムトラで金を買い付けた帰途、ロレンス達が狼に終われて窮地に追い込まれるあたりまで。

    アニメBDを見て気が付いたけど、背景やところどころの構図などはだいぶアニメに似せてあるみたい。

    絵柄は安定し、ストーリーは相変わらず原作に忠実で違和感なく読める。あと、狼の描き方が上達したかな?ちゃんと狼に見える。

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    2017年10月04日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    フラれた女の子『ドロシー』と、カカシ・ブリキ・ライオンというオズの魔法使いのキャラクターになぞらえたあだ名を持つ3人が、屋上を居場所に復讐を目指す学園青春物
    後ろ向き過ぎて前向きに成長していく、ある意味正統派な青春物語に好感。
    ドロシー後編はニヤニヤしっぱなしだったw

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    2011年10月28日
  • 狼と香辛料(4)

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    原作2巻のエピソード。
    ポロソンのラトペアロン商会でホロが天秤の細工を暴くところから、ノーラ・アレンととの出会い、そしてリュビンハイゲンのレメリオ商会でロレンスが嵌められたことに気付くところまで。
    原作のストーリー・エピソードに忠実にコミカライズされています。

    ノーラは文倉絵の貧相すぎる雰囲気より、コミック版のほうがイメージに近くて可愛い。

    羊飼いの踊り、傾いた机を流れる水など、脳内のイメージを実際に絵にして見せられるのはなかなかの快感です。

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    2017年10月04日