文倉十のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレいやあますますおとぎ話みたいになってきたなあ笑
前巻から続く月を狩る熊が塞いだ南への道を巡るお話。
更なる選帝侯も登場してシリーズで一番権謀術数が繰り広げられた気がする。
二転三転の展開が面白かった。
クライマックスのそう来たか感とおとぎ話感がすごい。
それにしてもコルは成長したよなあ。
初期のオロオロした感じはすっかりなくなり貫禄が出てきた。
薄明の枢機卿と言う地位が人を育てたという所だね。
異教の神々の伝承編と銘打たれた本作では初めて月を狩る熊の実態の一端が語られて、今までとは異なる解釈が出てきたわけだけど、この先、どこかで月熊そのものが姿を現す可能性はあるだろうか?
個人的には半々 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ回を追う毎に段々スケールがデカくなってきたなあ。
いや、面白かった。
今回は月を狩る熊をめぐるミステリーと天文学者の追跡劇と夜の海での海戦と言う、なかなか盛りだくさんで贅沢な内容。
前回、薄明の枢機卿の名前に伴う責任から逃げずに果たす事を決めたコルが益々頼もしくなってきている。
追ってきた商会の船にミューリの背に乗って飛び移るとこなんか、もうヒーローだよね。
そういう意味では段々ミューリとの力関係も変わってきているように感じる。
それはそれで頼もしいのだけど、コルにはいつまでもミューリの我儘に付き合わされてため息を吐く関係でいてほしいなと思ったり笑
それにしても天文学者奪還に集まっ -
- カート
-
試し読み
-
購入済み
面白い!
『理想のヒモ生活』第20巻は、シリーズのファンにとって待望の一冊であり、期待を裏切らない内容が詰まっています。主人公である善治郎の成長が顕著であり、彼の決断や行動が物語全体に大きな影響を及ぼします。彼が新たに直面する困難や、過去の選択がどのように結びついてくるのかが見どころです。
また、善治郎を取り巻くキャラクターたちの関係性もますます深まっていきます。特に、ヒロインたちとの絆が強まる描写が魅力的で、読者は彼らの人間関係に一層感情移入できることでしょう。新たに登場するキャラクターも物語に新風を吹き込み、彼らがどのようにストーリーに絡んでいくのかが非常に興味深いです。
世界観の広がりも本巻の -
Posted by ブクログ
シリーズ8巻に入り初の上下巻。シリーズはそこそこ続いているものの、会話劇と心理的かけひきの面白さが落ちてくるどころか、ますます冴えてきていると感じます。
このあたりまでくるとプロットの巧みさはもちろんのことですが、キャラクターそれぞれの性格と、小説の世界観が完全に噛み合っているからこそ、面白いのだと感じます。
今回はシリーズで初めて表紙にホロがいません。それもあってか、ある意味ではホロ以上に厄介な人物たちが、この巻では存在感を発揮します。
前巻で因縁ができたやり手の女性商人・エーブとの緊張感あふれる心理戦もさることながら、この巻ではロレンスが所属する商会すらも敵になるかもしれない、 -
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
★旅の間に感じる寂しさとか、悲しさとか、どうにもならぬ苦しい感情もまた、今は楽しいんじゃ(p.265)
経済(商業)というロジックにより謎を解く一種のミステリかもしれませんね/ぼくにとっては久しぶりのホロとロレンスを愉しみました/ふたたび旅が始まる。
【一行目】鳥になってその町を空から見下ろせば、黄金色と茶色の絨毯にぽこぽこ茸が群生しているように見えるだろう。
【狼と宝石の海】ロレンスたちはいまだサロニアの町にいる/頑固なラーデンをホンマモンの司教にしたがっている村人とそのために村を離れるのをいやがっているラーデン/村の産業である鱒の養殖は最近不調/新たな産業である鹿革の加工はまあまあ好調