文倉十のレビュー一覧

  • 狼と香辛料(7)

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    ネタバレ

    原作者が思わず「ズルイッ!」ってつぶやいてしまう程秀逸な再構成がキモ。
    原作でも重要なストーリーを漫画らしくスピーディーに読ませるプロの技を堪能できる逸品。
    ホロの胸が大き過ぎるトコ以外は完璧。

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    2012年02月29日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

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    ホロとロレンスの二人の生活、相変わらずかと思いきや、夫婦となったためか、ロレンスの落ち着いた対応は、過程を知る者には、嬉しくもあり、淋しくもある。
    終幕の前の幕間では、二人と色々あった懐かしい者達が、開店祝いに向かう光景が描かれる。
    互いのことは知らないはずだが、二人との経験をつまみに、姦しく楽しんでいる様はとても羨ましい。

    彼女らを招待したホロの真意には、いい意味で、裏切られたというか、思い通りというか。

    最後の最後まで良い作品でした。

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    2012年02月14日
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    ネタバレ

    非常に良かった。
    旅の物語なのだから、引き延ばそうと思えば引き延ばせる。
    それをだらだらとやらずに終わらせてくれたことがまず良かったと思う。
    最後にふさわしい上下巻の長い物語で
    目まぐるしい展開で引きこまれたし
    かと言って無駄に今までのゲストキャラを出すということもなかった。
    個人的にはエーブあたりが出てくるのかと思っていたが。
    と言っても今後の番外編に出すので、ということかもしれないが
    それにしても今回は今回のゲストキャラだけで話がまとまっているし
    納得できる終わり方だったと思う。

    ここで? という意見もあるようだが、自分は良い終わり方だと思った。

    あとがきにもあるように、ラノベで、ファ

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    2012年02月03日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

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    ロレンスとホロの後日談。

    いやぁ、後日談は予想通りのハッピーエンド。
    ホロが何故女性陣を呼び集めたのか、その理由を模索しているあたり、ロレンスのかわいらしさがうかがえる。
    最初のほうの語り手がエネク目線で、それもまた新鮮だったな。


    他の短編集もいい味出してて、お気に入りがコル目線のお話。
    語り手がコルということもあって、どんな風に見えていたのかということが分かって面白かった。

    やっぱり、最初から読みなおしたいな。

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    2011年12月06日
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    デバウ商会により騒動に巻き込まれることになったロレンスとホロ。
    お互い別々な行動をとることになり、ロレンスはミューり傭兵団とともに北へ行かざるおえない状況に。

    二人は再び出会えるのか。
    そしてデバウ商会はどのような道をとるのか。


    最終巻でしたね。
    お金につられる人、それを利用する人、そのことをよしとしない人。
    色々な人のことを書いていて、読んでいて面白かったな。

    最後の終わり方がいまいちだったけど、後日談がでるならあり。

    今まで通して、単発の事件ではあったにせよ、ファンタジーの中に経済の仕組みを取り入れていて、読んでいて飽きることはなかったな。
    もう一度最初から読み直したい作品だった

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    2011年12月06日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

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    収まるところに収まった感じです。幕間の登場人物はとても懐かしくて面白かった。
    終幕のあの挿し絵は、今までで一番感心した。行割とかも作戦のうちなのかな。
    ファンはほっこりすること請け合いです。

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    2011年11月21日
  • 狼と香辛料(6)

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    原作2巻、ホロが森の狼を引き受けに行くところからラストまでに加え、最後に原作7巻の「狼と琥珀色の憂鬱」のエピソードが2話分使って掲載されている。

    原作に忠実なストーリーで相変わらず安心して読めるうえ、描き慣れたためか、ホロがこれまでの巻以上に可愛い。

    電撃「マ)王で2011年8月から新章の連載が始まっているそうなので、もうしばらくは読むことができそうだが、原作ノベルが完結してしまっているうえ刊行ペースが4年でコミックス6冊と遅いので、到底原作ラストまでは連載が続かないと思われるのが残念。

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    2017年10月04日
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    ロレンスとホロが一度物理的な距離的に別れてたあと、ホロが戻ってきたときの安心感がよかった。それほど物語にのめり込めたんだなぁと思った。

    立ち上がっては困難が訪れ、また立ち上がっては困難がと連続していてもうだめかと思わせておいた最後でうまくまとめた作者の実力、さすがw

    作品としては全巻面白かったけど、にやにやできたのはホロがロレンスの手をとる前までだった。まぁ、幸せになってればいいなって思う。後日談も読んだ見ようかなと思う。

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    2011年10月21日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

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    狼と香辛料、エピローグながらもシリーズ通しての本当の完結編。
    意外性はないものの、「これが読みたかったんだ!」という王道的なハッピーエンドで締めくくられた今作品は、数年間読み続けてきて本当に良かったと感じさせてくれます。

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    2011年11月06日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    最初読み始めた時は結構重い内容かと思ってたけど、読んでいくと結構青春してて良かった。
    終わり方も落ち着いてて読みやすくて面白かった。

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    2011年10月03日
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>

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    ネタバレ

    ついに最終章ですね!
    上巻は幸福なエピローグの予感に満ちていて
    読んでいてうれしくなりましたが、最後の最後で
    波乱の幕開け?下巻がたのしみです!

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    2011年10月02日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

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    最後までニブすぎるロレンス、むちゃくちゃ幸せそうなホロ。予定調和の大団円。

    ゲームで言うならエンディングのスタッフロールが流れた後の後日談でわざわざ1冊使うのはどうなの、とか、「Epilogue 終幕」の後に短編が3編入る構成はどうなの、とか、いろいろ不満はあるけれど、でもこの巻のホロの前には細かいことはどうでもよくなってしまいます。

    名前は、どうするんです?

    0
    2017年09月25日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

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    番外編と後日談。
    後日談のふたり、甘々らぶらぶでおなかいっぱいになりました(´∀`)
    この幸せがずっとずっと続くならきっとホロは・・・。
    いつかひとりになっても想い出は消えないものですよね。

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    2011年09月04日
  • 狼と香辛料IX 対立の町<下>

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    狼と香辛料の中でどれか一冊と言われたら、迷わずコレ

    いつものホロとのやり取りもいいんですが、狼と香辛料を狼と香辛料たらしめているもの

    商人同士の駆け引きがシリーズ通して一番見れます。

    0
    2011年08月31日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

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    狼と香辛料最終巻。前巻から五年後の話になる。エピローグとしては150ページいかない程度の内容であるが、充分すぎる内容である。作者も完全燃焼した様に、読者もお腹いっぱいなること間違いなしだ

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    2011年08月14日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

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    エピローグなんてあっても仕方がない、どうやったって蛇足になるに決まってると思いながらも手にとった最終巻。読んでよかった!今まで関わったメンバーがロレンスとホロの結婚式に集まる展開は、まさにフィナーレに相応しく読んでいてこちらまで幸せな気分になってしまうほど。
    次回作も期待して待とうと思わせるに十分でした。

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    2011年08月13日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

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    最終巻で語る事は少ないですけど
    思うことはたくさんあります

    正直ここまで幸せな感じで終わると思ってなくて
    すごく満足したし安心しました
    ホロとロレンスの旅が終わり
    二人の日常は続いていくわけですけど
    もう終わっちゃったんだなぁって寂しい感じがしてしまいます
    二人のやりとりはもう少し見てたいなって

    読み切って楽しかったんだなって実感しました

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    2011年08月12日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

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    この作品に出合ったのは高校三年生の時であった。アニメを観て、行商人が主人公という斬新さに魅力を感じ、「剣も魔法もないファンタジー」という世界観に惹かれ、ホロの花魁言葉に心を奪われ、すぐさま原作であるこの『狼と香辛料』を求め書店に走った。あれから4年。ついに完結したことには感激している。16巻で作者もおっしゃっていたが、自分自身一つの作品が完結するまで追い続けるということはあまり経験がなかったので、この作品はその数少ない完結した作品の一つである。作者・支倉凍砂さんにはありがとうとお疲れ様の念を送りたい。

    しかし、エピローグにはロレンスに対する祝福と嫉妬が入り混じった想いが湧き出でたのは自分だけ

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    2011年08月10日
  • こうして彼は屋上を燃やすことにした

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    「結局、人はひとりだよ。最後にはひとりぼっちになるんだよ。どんなにこっちが想っていたって、絶対に終わりは来るんだよ!」今までで一番早く読み終わった小説。切なくて切なくて切ない(`;ω;´)

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    2011年08月02日
  • 文倉十画集 狼と香辛料

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    やっぱり文倉十さんのイラストは素晴らしいですね。皆で温泉につかっているイラストはマジでブヒれました。個人的には一巻のカバーイラストが一番好き。文倉十さんお疲れ様でした。

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    2011年07月29日