【感想・ネタバレ】魔女は月出づるところに眠る 中巻 ―月を引き下ろす者たち―のレビュー

あらすじ

恵奈の親友、里弥は、天才魔女ダイアナの弟子となり、急速にその力を伸ばしていく。そんな里弥の元に、二人の魔女が現れた。彼女たちは新ヘロデア派の使い。近々復活すると予言されている魔女の主オリエンテ婦人を見つけるためだけに、いくつもの町を滅ぼしている、狂気の魔女集団。親友さくらの事も、新ヘロデア派が原因だった。友の仇を討ち、町と家族と恵奈を守るため、戦いに身を投じる里弥。彼女にはダイアナという無敵の師が付いていて、歴戦の狼も味方になった。みんなと一緒なら、悪い魔女なんかに負けはしない。必ず平和な日々を取り戻せる。里弥は、純粋にそう信じていた。この先待ち受ける運命など、彼女は何も知らなかった……。 佐藤ケイが贈る壮大な魔女奇譚、中巻!

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Posted by ブクログ

この作品の素晴らしい点は色々あるんだけど、個人的に評価しているのが非日常パートの緊張感。
前巻もそうだったように、大事な人があっさりと死ぬんですよね。
今回もそれは続いており、まさかのあの人がお亡くなりになるとは…。
確かに死亡フラグは立っていたけど、しっかり回収されてしまった。いやはや。
ダイアナのケーキの話など日常パートが非常にほのぼのとしているだけに、シリアスな場面が余計にグッときます。
そしてラストの、悲しいすれ違い。
来るんじゃないかとは思っていたけど、もう、うわーって感じ。
もはやハッピーエンドはあり得ないけど、どのようなまとめ方をするんだろうか。。。

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2014年01月19日

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