司馬遼太郎のレビュー一覧
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世界のうねり、日本の断捨離
◻︎感想
個人ドラマ、心情を通して近代国家の観念や盛衰を体感できる。だから司馬遼太郎氏の歴史小説はここまで有名になったのだろうとよくわかる。
近代以前の歴史や民族性にも触れながら、欧州国家や米露の成り立ち、清の現状が描かれており、その中で日本という国家がどういう意思決定をして、その中で躍動した日本人が居たわけである。秋山好古、真之、正岡子規に加え小村寿太郎なども加わる。
・思い切った西洋化はなぜ必要だったのか?
藩→県ではなく藩→国家、日本人(勝海舟の貢献が大きい)への転換期、帝国主義は必然だったのか
・秋山好古、真之の戦術家としての成長
企業人としても学ぶこ -
Posted by ブクログ
【2022年の読書振り返り】
自分の愉しみとして10作選びます。
■実書籍■誰がために鐘は鳴る(ヘミングウェイ)
■実書籍■ドクトル・ジバゴ(パステルナーク)
この2作が頭一つ抜けて圧巻でした。パチパチ。
■実書籍■ロバート・キャパ写真集
正直、「誰がために鐘は鳴る」「ちょっとピンぼけ ローバト・キャパ自伝」との3点セットの味わいなんですが、やっぱりこの人の写真は魅力が尽きないなと思いました。
これは岩波文庫が素敵な仕事をしていくれていると思いました。
■実書籍■マノン・レスコー(プレヴォ)
■実書籍■郵便配達は二度ベルを鳴らす(ケイン)
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Posted by ブクログ
「街道をゆく3 陸奥のみち・肥薩のみちほか」司馬遼太郎。初出は1972年。朝日文庫。
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こちらの年齢のこともあるでしょうが、小学生から舐めるように読んできた司馬遼太郎さんの中で、ずっと読んでこなかった「街道をゆく」。その魅力を発見したのが40代の読書最大の快楽と言ってもいいくらいですが、これも面白かった。
1972年ですから、なんと50年前の日本国内の旅行記ですから、もはや描写自体が貴重な民俗学的資料と言えるほど。
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とは言ってもこのシリーズは旅行記というよりも、論考的エッセイです。実は「街道をゆく」をいちばん正統に?受け継いでいるのは「ブラタモリ」なんだろうなあと思いますが