司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 竜馬がゆく(八)

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    司馬遼太郎さんの本は、何故か風神の門から入り、関ヶ原、花神、峠、戦雲の夢と読みましたが、どれも傑作ではありますが、改めて竜馬がゆくが内容、展開、そして今読み終えての読後感がなんとも言えず最高です。
    幕末の日本人になった気分を味わえた数ヶ月、とても幸せでした。

    創作の部分多数あれど、残した言葉の数々は心に残りました。
    また読む機会あったら読み返してみたくなりました。
    (てか実は10代、30代、40代と読み返し、更に50代で読んでるので五回目なんですけどね)
    何回よんでも面白い、司馬遼太郎さんの作品は私のマイベストです。

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    2024年04月03日
  • 馬上少年過ぐ

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    教科書の中の歴史は、ただの文字の並びとして滑り、過不足なく組み合わされた人工的な記録のよう。
    対してこの本の中で語られる歴史は、人間がもがきながら、必死で各々の越し方行く末を案じ、選び取り、駆け抜けてきた、生温かい記憶である。

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    2024年03月30日
  • 菜の花の沖(五)

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    ▼こ、これはすごい・・・。江戸後期の船乗り/商人である、高田屋嘉兵衛さんの生涯とその時代を描く司馬ワールドなんですが、この五巻はすごかった・・・。

    ▼高田屋嘉兵衛さんは、その生涯の後半というか終盤のあるポイントで、「ロシア軍艦に身柄を拉致される。そして軟禁生活を送るが、最終的にロシア人と信頼関係を築き、身柄の解放を勝ち取る。そして日本に軟禁されているロシア軍人の解放に尽力して実現する」という、言ってみれば日本史の舞台に躍り出る訳です。それはまあ、ある程度こちらも織り込み済みで読んでいます。その事件がなかったら、高田屋嘉兵衛さんはさほど歴史にゴシック大文字で残るような存在では、恐らく無かった。この本が書かれることも、無かったわけですから。

    ▼そして四巻までかかって、大雑把理に言うと、その、「大事件」の前夜までが描かれるんです。「いよいよ、事件が始まるかな!」と思って第五巻を開く訳です。読み始めると、まずは、「えっとね、一旦、嘉兵衛から離れて、事件が起こるまでのロシアと北海道の成り行きというか、事情っていうか、そういうものを紐解いて話すね」というような感じ。つまり、事件を味わうための予備知識直前再注入!という。
    (四巻まででも、ちょいちょい、かなりな量のそういう閑話休題があったんですけれど)

    ▼そうしたら・・・その、「ロシア&北海道の歴史事情解説」が、長いんです。そして・・・なんと、五巻はほぼほぼそれだけで終わってしまうんです・・・。な、なんて大胆なというか・・・なんて自由なと言うか・・・。
     駆け出しの小説家だったら、編集者が秒で却下して絶対に許さない所業です。

    ▼で、それが面白いのかと言うと、「全然おもしろくないよ!いい加減にしろ!ドラマチックな小説を読ませろ!」という読者もいっぱい、いっぱい、居ると思うんです。個人的にも恐らく10年20年前なら、そうだったと思います(今、50代なんですが)。

    ▼なんだけど、今の自分としては、この五巻も大変に面白かった(笑)。分かりやすいし、「へ~なるほど」がキラキラと散りばめられています。俯瞰の語りの中に、躍動するロシアの軍人や、北海道の日本人や、当時の幕閣までが体温を感じられます。

    ▼要は帝政勃興と隆盛発展とともに東へ東へシベリアへと、貂の毛皮を求めて進んできたロシアの冒険的人物たち(ほぼほぼアウトローな人々)が、皇帝のお墨付きを得て、ロシアそのものとして「遅れた帝国主義の暴虐強引さ」をもって、満州へ、あるいは樺太へ、そして北海道へと迫ってくる歴史的な成り行き。
    (その暴虐強引さ、って言うのは大正昭和と、日露戦勝後の日本もなぞっていくものなんですが・・・)

    ▼それがヒタヒタと、江戸幕府体制に迫ってくる。幕府は鎖国してます。摩擦を起こしていく。そういう「個々の人格の問題もあるけれど、それに惑わされちゃいけない全体状況」みたいなものが、ものすごく指紋露わに見えてくる感じです。

    ▼日本史で言うとこの温度が、ペリー来航で沸点に達して、明治維新が起きる。明治維新っていうのは、江戸時代の商品経済の爛熟(高田屋嘉兵衛的な)と、西欧帝国主義(嘉兵衛が拉致されるロシア艦隊的な)の接近。このふたつが出会って、、、、「俺たちは十分文化も経済も満ち満ちてるんだから、清国みたいに植民地化されたくないよ!武力が強いからってあんまりにも横暴だろ!」という戦いとして始まるんですね。無意識下でしょうが。
    (同様の構造上の、加害者に、昭和日本はなるんですが)

    ▼帝国主義の時代には、言ってみれば先進国はみんなプーチンさんやトランプさんみたいだった、とも言えます。ついこの間まで奴隷貿易してた方々ですから。「力こそ正義なり」。対抗するには富国強兵しかありません。その手段としての維新。欧米化。旧制度の反発と鎮圧(西南戦争)。手段としての憲法、議会。そして日露戦の勝利=近代史上初の有色人種の白人種への勝利。それで、言ってみれば幕末維新は、読点が打たれるんだなあ、と思いました。

    (だからその後は、加害者への守勢から、「自分が加害者になる」という方針転換になる。その時点で、新たな価値軸を見いだせなかった。仕方ないことかも知れませんが)

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    2024年03月24日
  • 竜馬がゆく(五)

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    西郷さんも登場し、★5つです!
    池田屋の変生き残りが、親の出生地の方であった。。
    感慨深いです。
    長州藩が大変な⑤巻ですが、スズムシの行が面白くホッコリします。
    中岡慎太郎の出番も多くなり、まだまだ楽しんで読み続ける事ができそうです。

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    2024年03月03日
  • 竜馬がゆく(四)

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    竜馬、やっと、やっと船をもらえたーっ!
    勝さんに取り込んだ甲斐があったーっ。        
    ううう、ヽ(;▽;)

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    2024年02月28日
  • 関ヶ原(下)

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    関ヶ原合戦、西軍の奮闘、小早川の裏切り、死闘。大谷吉継が最期まで名将すぎて涙目。島左近の17歳の息子さえ戦場で華々しく散った、というのも切なかった。
    石田三成が戦場離脱したのには「あれ?大谷吉継は自刃したのに?」と戸惑ったけど、結局自首して潔く処されたのは(性格的に)筋が通ってて良かった。
    これまで読んだ司馬遼太郎作品で上位にくる面白さだった。

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    2024年02月27日
  • 翔ぶが如く(二)

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    西郷隆盛の征韓論を軸に渦巻く人間模様が丁寧に描かれており、まるでその時代にいるかのような気持ちになる。

    ここからの展開が楽しみになる二巻であった。

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    2024年02月27日
  • 項羽と劉邦(下)

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    局面での戦闘においてあれだけ強い項羽が、劉邦を悉く追い詰めながらも、突如として転がり落ちるように没落して、最終的には劉邦が勝つという、その流れや理由をきちんと知ることができて良かった。また、あまりに有名な四面楚歌や項羽の詩を全体の文脈の中で読むことができ、当時の項羽の心境に肉薄することが出来たように思う。この辺りは筆者の筆致のなすところであった。また、莫大な褒賞が掛けられた項羽の死体をちぎりあった話も人の欲望の逸話として、あるいは劉邦の性質を示す逸話として、非常に興味深かった。

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    2024年02月26日
  • 竜馬がゆく(四)

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    またしても★5つ!
    竜馬とおりょうの「一室に馬鹿がふたりそろってしまった」の行やお登勢さんに気持ちの描写が面白いです。
    とはいえ、新選組も出始め、粛清だらけです。。
    独眼竜清岡、半平太の行は。。凄惨です、悲しいです。
    一方で、その後「さな子」さんとの片袖のエピソードが凄くホッコリし、艦上での初日の出シーンで感動。
    司馬さん読みやすく、楽しく読めます!

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    2024年02月25日
  • 国盗り物語(四)

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    光秀と信長の関係性の中で、信長が上洛し、本能寺の変まで到達する。彼らの人となりの描写の豊かさはさすがで、時代の激動さも相まって、ほとんど一気に読んでしまった。基本的に光秀の視点で話が書かれているので、光秀が本能寺に向けて出立を決意する辺りの覚悟はかなり来るものがある。この後の秀吉への展開もぜひ読みたい。

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    2024年02月23日
  • 項羽と劉邦(上)

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    登場人物全員、キャラがいいんだよなあ。。。
    劉邦のダメっぷりもいい(笑)
    ちっぽけな自我を捨てられたら、少しは器が大きくなれるかなあ~

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    2024年02月21日
  • 竜馬がゆく(三)

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    三巻も文句なしですね!★5つです!!
    竜馬も凄いが武市さんも凄い。
    三巻。。登場人物が多い!
    おりょうさん、勝先生、久しぶりのお田鶴さん。
    皆がみんな、竜馬を好いてて気持ちが良いです。
    今後こんなに凄い人が出て来る世になるのだろうか?

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    2024年02月18日
  • 竜馬がゆく(二)

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    文句なく★五つです。
    どんどん読み進めます。
    司馬さん読みやすいです。
    坂東さんの本を読み、高知という未踏の地に興味が湧き、この本で更に行きたくなります。
    いつか行くんだろうか。。
    二巻で板垣退助まで登場し、もーワクワクが凄いです。
    脱藩の章で「お栄さん」、「乙女さん」の行は悲しくなりました。

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    2024年02月13日
  • 草原の記

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    司馬遼太郎いわく、126ページ
    日本は1868年の明治維新成立のときは、他国を侵略するような体質要素をもっていなかった。
    すべては、朝鮮半島への過剰な日本の妄想からおこったといっていい。

    その前の段では、
    理屈っぽく言えば、近代日本にとって、満洲は魔の野というべきもので、地理的呼称であるとともに、多分に政治用語であった。
    とも書いておられる。
    その後のページでは、さらに、
    朝鮮が日本の利益線であるという根拠あいまいな数式は日本国民やその政府から生まれてというより、政府や議会から独立した機関である陸軍参謀本部からうまれた。〔略〕日本陸軍は1880年代のドイツの軍制をまねた。この機関は平時にあってたえず戦争計画をたて、有効な情報収集をするというもので、近代日本異常外交のほとんどはこの参謀本部がかかわっていた、
    と記されている。
    日本異常外交!今にいたる、今なおというか、今も参謀本部や日本会議や新しい教科書を作る会などに連綿と異常ぶりを引き継がれ、国民と関係なく跋扈しているではないか。

    と、思いながらも。
    モンゴルに純粋に興味を持ち、というかモンゴルもチベット仏教の人々だなとか、ロシア語文字みたいな字を使っているな、とか草原の暮らしと日本の相撲など、さまざまなミスマッチ要素が絡み合う地域として気軽な興味本位で読んだり調べたりすると、必ず日本近現代史のジメジメと暗いところに引っかかってしまう。
    とは言え、本書では草原の、蓄財をよしとしない筋肉質なモンゴルがおおらかに描かれており、モンゴルや赤い英雄ウランバートルの街を気体のようだと描いておられて読んでいて知識も得るし気持ちも軽やかになる。

    それにしてもブリヤートモンゴル人であり、政治の成り行きで、ロシア満州中華人民共和国そしてモンゴルと国籍が変わる中逞しく自分を貫き生きたツェペクマさんの清々しさと荒々しさよ。人はこのように賢く美しくあるべきと思う、自分の祖国は戦争政治動乱で勝手に変わってしまう、そんなことを歯牙にもかけないというか、そんなことで人の人生も思想も影響されないという反歴史というかなんとも言えないツェペクマさんの生き様に、今のくだらなく矮小な世界を写しそこに住むのは間違いだ、自分の人生は希望だけです、と言い切るツェペクマさんがこの草原の記に遺ることの大切さ。

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    2024年02月14日
  • 菜の花の沖(六)

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    末記の谷沢永一氏の解説が明媚。もう一度読みたい。
    ・畏れ入るの精神(日本的精神)
    ・愛国心は国民である誰もが持っている自然の感情。この感情は可燃性が高く平素は眠っている。これにこと更に火をつけようと扇動する人々は国を危うくする。
    ・意地悪の功罪
    ・科学や文学が商業(商品経済の隆盛)の後から踵を接して興る
    ・利という海で泳ぎながら自分自身の利に鈍い人間の魅力(利他の精神)
    ・裸の人間同士の関係の中に国籍は関係なくなる。

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    2024年02月12日
  • 菜の花の沖(四)

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    ▼主人公・高田屋嘉兵衛は蝦夷地に惹かれる。この巻では、さながら、「1800年前後の、江戸幕府の蝦夷地政策物語、そこで集った人物列伝」。

    ▼航路を開く、という意味が良く分かりました。昔の船だと知らない航路は危なかったんですね。

    ▼嘉兵衛が徐々に「志士」になっていきます。同時にもう貧乏物語ではない。そしてこれまでの恩人たちが嘉兵衛にやや白眼視し始めます。皮肉ですね。

    ▼しかし、蝦夷地と松前藩と幕府の歴史は勉強になりました。かわいそうだったんですね、蝦夷。手塚治虫の「シュマリ」くらいじゃ分からないですね、この悲惨さは。

    ▼そんなこんなが、これでもか、と分かりやすく語られる。オモシロイ。

    ▼なんだか、鮭とか鱒とか鰊とかが、猛烈に食べたくなる本です。

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    2024年02月02日
  • 新選組血風録 〈改版〉

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    新撰組関係の書籍を読み漁っているけど、流石の司馬遼太郎先生という、文章から想像される迫力や艶かしさが凄い。
    最初が篠原泰之進で始まるのも、伊藤甲子太郎推しの私にはとても良かった。どのエピソードも魅力的、兄に勧められた大島渚監督の御法度もみてみよう。
    ただ、新撰組を知れば知るほど近藤が好きじゃなくなるのは何故だろうか。

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    2024年01月31日
  • 街道をゆく 38

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    正に縄文を旅している私にピッタリな「街道を行く」でした。サロマ湖畔の常呂遺跡が出てきたときには、もう嬉しくって・・・

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    2024年01月31日
  • 翔ぶが如く(一)

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    司馬遼太郎作品において正直前評判があまり良くなかったので、期待はしていなかったが、個人的にはとても面白かった。

    西郷隆盛という、歴史的偉人について、司馬遼太郎作品らしく、多くの史実や独自の視点から紐解いており、改めて尊敬すべき偉人だと感じる。
    ここからどのような展開になっていくか楽しみである。

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    2024年01月29日
  • 新装版 箱根の坂(下)

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    日本の戦国時代、そのスタートを切った北条早雲の戦国大名になるまでがついに描かれます。京都から始まったこの物語は、序盤が長過ぎるように感じますが、時代の先駆者である早雲を鮮やかに描き出すために必要であったことがわかります。早雲とともに旅をしてきた長い物語は、ついに箱根の坂を超えます。当時、駿河、伊豆までが京都の力の及ぶところであり、箱根の坂を超えた関東は別の領域であったと司馬遼太郎先生は記載します。とても良い読書体験となりました。

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    2024年01月26日