司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 峠(中)

    Posted by ブクログ

    面白い。上巻でのゆっくりした流れとは真逆で時勢が急激に動くにつれ、河井氏の信念がたっていくこと、とても面白かった。

    0
    2022年02月02日
  • 竜馬がゆく(二)

    Posted by ブクログ

    親友であった武市半平太と意見が異なりそれぞれ違う道を進んだ竜馬と半平太。半平太は吉田東洋を暗殺して政権を取ろうとするが、竜馬は京都に行こうとしてたくさんの批判がありながらも脱藩する。脱藩は勇気のいる行動だが竜馬が脱藩するほど竜馬の意思が強いことに感動した

    0
    2022年01月26日
  • 竜馬がゆく(二)

    Posted by ブクログ

    第二巻は竜馬が江戸での剣術修業を終えて土佐に帰り、いよいよ攘夷に向けて動き出すくだりが描かれている。周囲の火の玉のような過激論者や藩論を勤王で統一せしめるべく吉田東洋暗殺を企てる武市半平太とは異なり、西洋の力を素直に畏れ、軍艦を持って国益と武力を得たいという思想がぼんやりと芽生え始める。
    そんな第二巻で着目したい人物は讃州丸亀のお初だ。女ひとりで居酒屋を切り盛りするお初と竜馬のリズム感あふれる会話が何とも心地良い。旅先でこんな出会いをしてみたいと思わせられ、恋愛小説を凌ぐロマンに惚れぼれしてしまう。

    0
    2022年01月25日
  • 燃えよ剣

    Posted by ブクログ

    年始にNHKで大河ドラマ「新選組!」の総集編を再放送していたのを見て懐かしくなり、関連する本を読みたくなってこちらにたどり着きました。大河ドラマでは近藤勇を主人公として描いていたのに比べ、この本では土方歳三の視点を通して新選組をまた違う捉え方ができました。京都での華々しい活躍から、時代の潮目が変わり新選組に追い風が吹きはじめ、やがては北方に追いやられながらも、最後まで命懸けで信念を貫いた土方の人生が生々しく描かれています。フィクションではありますがお雪さんとの関係も気になりながら読みました。

    0
    2022年01月23日
  • 城塞(下)

    Posted by ブクログ

    関西に住みながら一度も行ったことがない大阪城。この本を読んだおかげて、堀の中に入った際に、色々と感じることがあるはず。日本に帰国したらまず行って見たい場所の一つです。オリクロン感染拡大で帰らないけど。

    0
    2022年01月16日
  • 幕末

    Posted by ブクログ

    【司馬遼太郎幕末短編再読①】
    2000年に購入してから幾度目かの再読。

    幕末に起きた12の暗殺短編集。
    あとがき『時代が血を欲した』
    酷いけれど、きっとそれが事実であり、大きく歴史を動かしたその躍動感が印象に残る作品。

    司馬遼太郎の題目の付け方は絶妙。

    0
    2022年02月05日
  • 峠(中)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    p.20
    「あいつは私情も私心も捨てているだけでなく、命もすててかかっている。そういう男に、文句のつけようがない」
    p.207
    (なにごとかをするということは、結局はなにかに害をあたえるということだ)
    p.516
    「とにかく意見がこうもまとまらないと」
    「意見じゃないんだ、覚悟だよ、これは。
    「覚悟というのはつねに独りぼっちなもので、本来、他の人間に強制できないものだ。
    p.517
    事をなすときには、希望を含んだ考えをもってはいけない

    面白くなってきました

    0
    2022年01月07日
  • 街道をゆく 6

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    司馬さんの本は小説しか読んだことがなかったんですが、紀行本がこれほど面白いとは思いませんでした。内容自体もですが、ちょいちょいこちらの鳩尾を的確に衝いてくる表現が出てくる。須田さんの糞便のくだりは爆笑してしまいました(4Pも割く話なのかと…笑)。
    ところでこれは40年以上前に書かれた本ですが、本土の不動産屋の進出について言及されていて、現状の沖縄にいたる開発がこのとき既に始まっていたことがわかります。「沖縄」って何だろう。

    ―彼女は急に眠ったような埴輪みたいな表情に化って、「それはね」と勿体をつけ、「ハテルマ、ハテルマと言うてゆくのよう」と、いった。何度繰りかえし質ねても、その呪文のようなこ

    0
    2021年12月28日
  • 城塞(上)

    Posted by ブクログ

    大阪城内の女社会を鮮やかに描き出し、徳川と豊臣の板挟みになる片桐市正の苦悩と、家康とその取り巻きの悪知恵が、非常に分かりやすく書かれている。
    絶えず機会を狙い、勝つべくして勝った徳川家と、滅ぶべくして滅んでいく豊臣家の没落をこれほどまでに分かりやすく書いている書を私は知らない。
    上巻は、まだ冬の陣の前(片桐市正の放逐前後)で終わっているが、既に読み応え十分である。

    0
    2021年12月25日
  • 坂の上の雲(四)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1巻から読んできたが、4巻が一番面白かった。

    海軍→黄海海鮮
    陸軍→遼陽、沙河、旅順要塞総攻撃


    ユダヤ人との繋がり、下瀬火薬、
    バルチック艦隊が英国漁船を誤って攻撃した話など、知らなかった事実を知れた。

    といっても、戦場は悲惨。


    食料や弾薬不足、合理性のない命令、失敗を学ばない総攻撃で何万人の兵が死んでいく。 
    司馬さんの乃木・伊地知への批判が続く。


    これだけ読むと、日露戦争で勝てたのは
    日本が強かったから、だけではなく

    ロシア側が日本をアジアの小国だとなめかかっていたこと、上に立つ者の性格や思慮の浅さや独特な官僚世界の秩序など、かなり運が良かった部分もあるのではないかと感じ

    0
    2021年12月22日
  • ペルシャの幻術師 1

    匿名

    購入済み

    細密画のような緻密で華麗な表現で蘇る、司馬遼太郎のデビュー作。
    謎あり、ロマンスあり、戦いありの物語を彩るキャラクターが忠実かつ生き生きと描かれ、新しい魅力を発見できます。
    もちろん、原作未読でも十分楽しめます。
    上空に渦巻く雲、砂をはらんだ風、陽射しの強い市場とは対照的な暗い宮殿内など、物語の中に入ったかのような感覚を味わえます。
    ナンの身に付けている衣装や髪型がとても可愛い!
    その揺れ動く内面からも目が離せません。

    #カッコいい #ドキドキハラハラ

    0
    2021年12月16日
  • 尻啖え孫市(下) 新装版

    Posted by ブクログ

    雑賀孫一の一向一揆から最後亡くなるまで。
    駆け抜けるような一生、読み終わるのもあっという間だった
    タイトルにもなっている「尻啖え」って織田信長に対してということで妙に納得してしまった
    あっけない最後に関しては本当に謎だけど
    暗殺されたのか、はたまたどこか患っていたのかさえ謎
    痛快で剛毅、司馬遼太郎が如何にも好きそうな
    (かなり文中でも私事がおおかったけども)
    戦国時代の良い題材、作品

    0
    2021年11月30日
  • 項羽と劉邦(上)

    Posted by ブクログ

    キングダムにハマり、中国の歴史に興味を持ち読み始めました。 どの視点で物語を見るかによって感じ方も大きく変わりますね。 司馬遼太郎さんの歴史小説は面白く、次に進みたくなりますね!

    0
    2021年11月28日
  • 花神(中)

    Posted by ブクログ

    明治維新の長州藩の雰囲気がつたわってくる。村田蔵六は中国春秋時代の孫武のような思考をするんだなぁ。それにしても司馬先生の知識量と詩情豊かな表現力にはいつも驚く。

    0
    2021年11月26日
  • 新選組血風録 新装版

    Posted by ブクログ

    『長州の間者』
    物語は京都浪人深町新作が琵琶湖の竹生島弁財天参拝へ向う船中で合う男女の縁から始まる。その後長州の間者として新選組に入隊するが、物語の最後に新作の懐中から出てきたものは?
    『池田屋異門』
    「腰ぬけの将監の曾孫が、なにやら義士の子孫とか自称して歩く歩くおのれを討つ。討入りはおのれのほうの家芸かもしれぬが、今宵はそうはいかぬ」…「将監様ご覧じろ」
    山崎丞の物語
    『菊一文字』
    七百年生きた名刀菊一文字則宗が沖田総司の手にあったことの不思議。
    今は都下の何処かの神社に奉納されているらしい。
    15の短編はどれも秀作ですが、あえて3つ好みを上げてみました。



    0
    2021年11月21日
  • 項羽と劉邦(下)

    Posted by ブクログ

    将の将たる人と将たる人の違い。でもやっぱり将として優れていないと、将の将たる人にはなれないということもあるし、常に変わり続けるしかないのだなと。

    0
    2021年11月20日
  • 新選組血風録 新装版

    Posted by ブクログ

    高校時代に読んだにも関わらず、大人になって読むとこうも味わい方が変わるのか、と。
    日本史嫌いの学生時代とは180度変わり、歴史を知る面白さを分かるようになってから読む歴史小説の味わい深さよ。名作が沢山あって嬉しい。

    昔はミーハー丸出しの如き沖田好きでしたが、大人になると土方さん素敵と思うようになりました。
    回りを固める剣士たちのエピソードも、人物関係も、手繰り寄せるごとに面白い。

    源さんのエピソード良かったなぁ。
    近藤さんの虎徹へのこだわり、憎めないなぁ。
    「総司の恋」「菊一文字」は今読んでもいいなぁ。

    歴史小説はどうも長くて…と思って遠ざけていたけれど、亡き父が特に気に入っていた司馬遼

    0
    2021年11月11日
  • 新装版 妖怪(上)

    Posted by ブクログ

    久々の司馬遼太郎。今回は短め・室町時代の物語をチョイス。いやーやっぱり面白い…!ページを捲る手が止まらなかった。タイトル見て「何読んでるの…?」と夫は少し心配していたけれど。笑 下巻もすぐ読む!

    0
    2021年11月09日
  • 覇王の家(上)

    Posted by ブクログ

    久々の司馬遼太郎。昔と違って、地名が出た時に検索すればすぐスマホで確認できるので、物語りが頭に入ってきやすくて、読み応えが上がったように感じた。

    0
    2021年11月08日
  • 馬上少年過ぐ

    Posted by ブクログ

    いかにも司馬遼太郎らしい、戦国〜幕末の梟雄を描いた短編集。地元でも賛否が分かれる河合継之助、仙台の英雄伊達政宗、伊予の伊達家の御殿医であり家老にもなった重庵。時代に早すぎた、遅すぎた、場所が違ってたら、、、などなど、たらればを言ったらキリがないが、ロマンを掻き立てられるし、同情も禁じ得ないし、なんだか惹かれる。司馬文学は圧倒的に日本人からの支持を得ているが、海外で評価されているとは聞かない。やはり、なんとも言えない儚さや無常感、忠義の心情など、通底するものがあるんだろうな。

    0
    2021年11月02日