内田康夫のレビュー一覧

  • 氷雪の殺人

    おすすめです

    兄陽一郎と一緒に捜査するのが面白かったです。
    中央官庁の闇が垣間見えるところがとても良かったです。
    社会派な作品が好きな方にはぜひおすすめしたいです。

    #ダーク #深い

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    2021年06月05日
  • 風のなかの櫻香

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    名探偵、浅見光彦シリーズの最後の方の作品です。浅見光彦ものは原作は若いころに2冊くらい読んだ程度ですがテレビドラマは結構見てます。ドラマ版が面白かったので、久しぶりに原作を読んでみました。
    この作品の魅力はなんといっても主人公の櫻香(さくらこ)ですかね。誰もがこの少女に魅かれると思います。テレビドラマでは志田未来さんが演じてました。あと尼寺という禁断の世界(これこれ)の事情もよくわかります。
    探偵の浅見光彦は長身で清潔。甘いマスクで33歳の独身。名家(大金持ち)の次男坊。女性読者に人気が出る訳ですな。金田一耕助とも明智小五郎とも、だいぶタイプが違います。近いのは神津恭介ですかね。あっさり味です

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    2021年03月31日
  • 砂冥宮

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    積読から引っ張り出したもの。

    私の地元、石川県と学生〜社会人途中まで住んだ神奈川県を中心としたミステリー。
    大変面白く読めたし、外出がままならないこの時期なので少し旅行?した気分になった。
    こちらの地元の方言も違和感なく入り込んできて、内田先生さすが!って。

    ただ。
    私はこの本を読んでいて郷土の歴史について何も知らない事を知って、読みながら勉強にもなった。
    戦火を逃れ、地震や台風の被害も今までほとんどなかった石川県に本書のような出来事が半世紀以上前に起こっていたとは。。。

    相変わらず探偵ごっこ(テレビシリーズのセリフを借りるならば)が好きな浅見さんは今回も、あちこちに顔を出しては大活躍!

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    2020年05月26日
  • 蜃気楼

    購入済み

    抜群の安定感

    浅見光彦シリーズは50作品ほど読んでるが、ハズレを引いた(途中で読むのをやめた)作品がないですね。
    本作蜃気楼は好きな作品トップ10に入りました。

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    2019年06月20日
  • 箸墓幻想

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    内田康夫作品を読んで思うのは、内容が濃いということ。
    今回の作品もまた濃いなぁと思いました。
    そして楽しめました。
    浅見光彦の推理は当たり前に、女性との絡みもまた
    楽しみのひとつ。
    今回の舞台は、奈良。
    古墳、邪馬台国、卑弥呼などとても興味深い内容でした。

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    2019年02月12日
  • 壺霊 下

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    後半はやや急な展開かなと感じたが、京都の雰囲気を充分に感じて楽しめた。本の最後に「空想迷路ー浅見光彦と歩くー」(小林由枝 文・絵) が付いていて、作品中に出てくる名所が挿絵と共に解説されているのも楽しい。

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    2019年01月23日
  • 悪魔の種子

    ネタバレ 購入済み

    戦争を知らない人たちへ

    私も戦争を知らない者ですが、この本を読んでいるとその当時の風景とか人々の感情とかがわかるような気持ちになります。
    若い青年が国の為に命をかけて敵と戦う。
    靖国神社に対する感情も今までとは違った気分になりました。
    実際にはタイムマシンで未来に行くなんて現実にはあり得ないけど。最後の主人公と回りの人たちのやりせない気持ちに涙が止まりませんでした。
    今の時代に産まれたことが、こんなに幸せなんだと思い知らされた一冊です。
    読んで良かったと思います。

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    2018年11月19日
  • 遺譜 浅見光彦最後の事件【上下 合本版】

    購入済み

    最後の時間は世界が舞台

    最後の事件はドイツまで光彦が行く。嫌いな飛行機で。歴代ヒロインはじめ、光彦の祖父に関する話も出るなどオールスターのようなストーリーになっています。10冊以上光彦シリーズを読んでから手にするのを薦めます。特に平家伝説、高千穂伝説は前もって読むのが必須です。

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    2018年10月05日
  • 地の日 天の海(上)

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    戦国時代の武将がいっぱい。新しい説を取り入れ、墨俣城などの疑わしい出来事は入れていない。
    たまに現代から見た入念な解説もある。後発の強みを生かした魅力的な歴史小説。
    謙虚で相手の凄さを認め合えることはかっこいい。変わっていく信長が怖い。
    本願寺陥落まで大変だったんだな。信玄謙信の運命。信長の天運、信長に謀反が多かったがそれだけのこともしている。

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    2018年09月16日
  • 朝日殺人事件 新装版

    購入済み

    アサヒの意味は

    浅見光彦シリーズらしい作品。サクサク読めて普通に楽しめる本。

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    2018年08月31日
  • 鞆の浦殺人事件

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    内田さん作品を読むのはこれで5冊目ですが、本当に楽しかった。ミステリーなのに声を上げて笑ってしまった

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    2017年05月07日
  • 靖国への帰還

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    (改訂)【日本人らしさとは・・・靖国問題を踏まえて】

    <最初に>
    さて今回は非常に面倒な作品を私、むうの独断と偏見でレビュー
    しますので興味が無い方はスルーでお願いします!!

    あはは・・・初文から突き放すような文章になっちゃった!!

    このレビューを書くにあたり、彼女はやはり普通の現代人的に靖国
    をタブーと認識しており、私がレビューする事を否定しています。

    ですがご承知の通り、私ははっきりくっきりな帰国子女で・・・
    タブーだからこそきちんと問題を精査し、自分なりの意見を纏めない
    と気がすまない超面倒で天邪鬼な性格なので・・・(笑)

    あはは・・・自分でも面倒くさい性格だと分かってますよ!

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    2015年01月07日
  • 風葬の城

    匿名

    購入済み

    これは素晴らしい作品です。
    情緒、展開、結末、どれを取っても完璧で
    ワクワクしながら一気に読破しました。
    もしかしたら、内田康夫作品最高傑作かも。

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    2014年02月10日
  • 透明な遺書

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    何度も読み返しているくらい好きな作品。

    父親の死を自殺として処理された娘が、他殺だと言い、
    藤田が光彦に捜査を依頼する。。。

    車の中に残されていた中身のない遺書「透明な遺書」の謎を紐といていく…。

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    2013年08月28日
  • 教室の亡霊

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    母からの借り物。すらすらと読める文体。最後の犯人逮捕の部分は何とも起伏がなく終わってしまった感じがあり、もう一山ほしい感じでした。

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    2013年06月22日
  • 平家伝説殺人事件

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    浅見シリーズ屈指の名作。不可能犯罪、密室トリック、そしてシリーズ史上、人気NO.1のヒロイン・佐和。

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    2013年02月05日
  • 平家伝説殺人事件

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    浅見シリーズの中でも凝った仕掛け。不可能犯罪、密室トリック、事件の大きなからくり。欲さえかかなければまさしく完全(安全)犯罪だったかもしれない。しかしどうあろうと犯罪は犯罪であり、こうやってその間違った計画は破綻していくという事。それとは別に佐和との関係も気になるところ。そしてなぜかこのとき兄・陽一郎氏が部署が違うっていうのが初期作品でまだベースが固まってない感じがして逆に面白い。

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    2012年11月07日
  • 後鳥羽伝説殺人事件

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    浅見光彦シリーズ第一弾!!とはいえこの作品の主人公は野上刑事だと勝手に思ってる。さすがに最後は光彦においしいところ持っていかれてしまうけど。。。彼の活躍なくしてこの事件の解決はない。

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    2012年11月07日
  • 壺霊 下

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    10月11日~17日

    高価な高麗青磁の壺とともに失踪した老舗骨董店の若夫人。その壷に“紫式部”と名付けた男は、7年前に変死を遂げていた。壷に魅せられた男女に降りかかる数々の災厄。紅葉の京都を舞台に、名探偵・浅見光彦が蠱惑の壷を巡る事件の謎を解き明かす!巻末には著者による書き下ろし自作解説と、京都生まれ京都育ちのイラストレーター・小林由枝によるカラーイラスト舞台探訪記「京都空想迷路―浅見光彦と歩く」を収録。

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    2012年10月17日
  • 壺霊 上

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    10月7日~11日

    浅見光彦に錦秋の京都での取材が舞い込んだ。長期滞在で内容はグルメレポートという好条件に警戒する浅見を待っていたのは、老舗骨董店の娘・伊丹千寿。高麗青磁の壺“紫式部”を手に失踪した母・佳奈を捜してほしいと懇願する。残された手がかり、縁切り神社といわれる安井金比羅宮の形代には、佳奈の離縁を祈願する内容に、見知らぬ女の名前が添えられていた―。怨念の連鎖を浅見は断ち切れるのか。名探偵が古都の謎を巡る。

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    2012年10月11日