あらすじ
作家の内田康夫は、カンヅメになったホテルで間宮老人と知り合った。翌日、刑事が来訪し、間宮が行方不明だという。前夜、間宮とも思える声で「鞆の浦へ行きな」という妙な電話を受けていた内田は、不審に思いルポライターの浅見光彦に相談した。そこに間宮が戻ってくるが、内田の知る間宮とは別人だった。そして広島県鞆の浦で殺人事件が起き、浅見は惹きつけられるように現場へ向う。長篇推理。
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試し読みから終わりまで
この物語は浅見シリーズの中でも表紙の絵柄から大好きな作品です。内田先生から始まるのも魅力ですし、浅見さんとヒロインの接触は少ないてすが、各登場人物とのやりとりや当人同士の意外な接点がキーワードになっていてあっという間に読んでしまいました!
Posted by ブクログ
この話は出だしが面白い。またしても「内田康夫」が作家として登場・・・(笑)
謎の老人「間宮」に、まんま騙される?ところから事件が始まる。
そこから内田は浅見に事件解明を依頼し、浅見はのめり込んで行くのだが。
とっかかりが謎めいているから、読者のほうも思わず身を乗り出してしまう持って行き方だ(笑)
そしてまた、事件が解明された後の浅見と内田のやり取りが面白い!
浅見もいいけど、内田のキャラクターも愛すべきもの。(^.^;
また出てこないかなぁw
Posted by ブクログ
ホテルで内田が知り合った間宮老人。浅見は鞆の浦へ向かうが、内田の知る間宮は間宮ではなかった。鞆の浦で起こる殺人。間宮老人と鉄鋼会社社員が殺された。