内田康夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
TVシリーズには決してできない傑作品!!
あらすじ
詩織の母は今わの際に「トランプの本」と言い残して病死。そして、詩織の父・大輔も出張先の広島で「トランプの本」を見つけたというダイイング・メッセージを残して、非業の死を遂げた。さらに大輔の部下、野木もまた九州・柳川から「面白い物を見つけた」という葉書を詩織宛に書いた直後に失踪。途方にくれる詩織が頼れるのは浅見光彦しかいない!
※ 最後の最後に意外な結末が待っています。こればかりは、実際に読んでみないとわかりません。とてもスリルあるサスペンスな読み物です。
この本は浅見光彦シリーズの作品を少なくとも5冊以上読んでいただいてから、本作品 -
Posted by ブクログ
ひさしぶりに読んだ浅見光彦シリーズ。なかなか面白かった。
名前こそ変えているが、「東日流外三郡誌」をモデルにした青森県の古代史を題材に使い、事故死、病死と思われていた事件が、ある巡礼の殺人事件をきっかけに、浅見の手により次々と明らかになっていく。そして地元の若い女性の悲しい出生の謎も解き明かされていくが、その女性はその真実を知ることはない・・・。
やっぱりこの人は上手いなあ、とうならされる。ちょっと長くて読み応えがあったが、全編に流れる旅情、悲しみ、そしてたくみに張り巡らされ、解き明かされていく謎。日本ならではのすばらしいミステリー作家である。
ちなみに、テレビでもよくシリーズ化されてい -
Posted by ブクログ
茨城県農業研究所職員が秋田県の西馬音内盆踊りの最中に謎の死。
やや遅れて長岡農業研究所職員が水死体で発見される。
二つの事件の背景には、スギ花粉症緩和米の開発を目指す研究者の夢と、開発に伴う巨大な利益をめぐる陰謀が・・・
遺伝子組み換え食品の効用と危険性。どちらに偏るでもなく、ほとんど現実の世界で進行中の議論をリアルに描写(解説?)してくれていて、考えさせられました。
ただ冒頭の、西馬音内(にしもない)盆踊りで始まるエピソードは一体なんだったのか?必然性がさっぱりわかりませんでした。内田さんお得意のプロット無しの執筆スタイルだったので・・・ということかしらん?
(2010/11/12 -
Posted by ブクログ
五島列島の取材で知り合った元刑事が御前崎の海岸で死体となって発見される。殺された原因を探るうちに、三十年前に長崎の軍艦島で起きた連続殺人事件が浮かび上がってくる。。。
軍艦島かぁ、、、名前はどこかで聞いたことがあるという程度の認識でしたが、本書を読んだのを契機に調べてみました ⇒ 日本一有名な廃墟。昭和のタイムカプセル。世界最高の人口密度(東京の9倍)。産業遺産。世界遺産への登録運動実施中。昨年から一部の整備地区に限って観光客が上陸・見学もできるようになったとの由。
うーん、殺人事件より、こちらのほうに、俄然興味が出てきました。
(2010/1/12)