内田康夫のレビュー一覧

  • 幻香

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    1月10日~12日

    名探偵・浅見光彦のもとに届いた一通の手紙から、芳香が立ちのぼった。「四月十日午前九時、栃木市の幸来橋に来てください。でないと、私は死ぬことになります」。新進気鋭の調香師殺害事件に巻き込まれた浅見は、十年前に起きた、天才調香師殺害事件との奇妙な符合に気づく。華やかな香水産業の裏側、熾烈な開発競争の暗部、手探りで進む浅見の前に現れた三人の美女は、絢爛たる香りで名探偵の嗅覚をも狂わせていくのだが―。

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    2011年02月07日
  • 浅見光彦殺人事件

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    TVシリーズには決してできない傑作品!!



    あらすじ

    詩織の母は今わの際に「トランプの本」と言い残して病死。そして、詩織の父・大輔も出張先の広島で「トランプの本」を見つけたというダイイング・メッセージを残して、非業の死を遂げた。さらに大輔の部下、野木もまた九州・柳川から「面白い物を見つけた」という葉書を詩織宛に書いた直後に失踪。途方にくれる詩織が頼れるのは浅見光彦しかいない!

    ※ 最後の最後に意外な結末が待っています。こればかりは、実際に読んでみないとわかりません。とてもスリルあるサスペンスな読み物です。

    この本は浅見光彦シリーズの作品を少なくとも5冊以上読んでいただいてから、本作品

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    2011年01月24日
  • 鯨の哭く海

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    浅見光彦が映画「ザ・コーヴ」で話題の鯨の町を舞台にして殺人事件を解決していくストーリーです。

    今までも、作者は「食管法」や「住専問題」さまざまな、問題に対して作品を通して提起していました。今回は、「捕鯨」という日本の問題をテーマに伝統とは、「クジラを採ることで何が悪いのか」を深く切り込んだ視点で書かれています。

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    2011年01月14日
  • 本因坊殺人事件

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    なかなか良かった。読み応えのある作品だと思う。
    特に囲碁好きな人にとってはたまらないだろうな。
    結末はしっくりこないが、最後まで飽きさせない作品だと思う。

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    2011年01月11日
  • 長野殺人事件

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    内田先生、浅見光彦、やっぱり好きですね。
    旅に出たくなります。

    この作品は、竹村刑事も登場し、2時間ドラマでもファンな私にはおいしい作品でした!

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    2011年01月07日
  • 十三の冥府(上)

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    ひさしぶりに読んだ浅見光彦シリーズ。なかなか面白かった。

    名前こそ変えているが、「東日流外三郡誌」をモデルにした青森県の古代史を題材に使い、事故死、病死と思われていた事件が、ある巡礼の殺人事件をきっかけに、浅見の手により次々と明らかになっていく。そして地元の若い女性の悲しい出生の謎も解き明かされていくが、その女性はその真実を知ることはない・・・。

    やっぱりこの人は上手いなあ、とうならされる。ちょっと長くて読み応えがあったが、全編に流れる旅情、悲しみ、そしてたくみに張り巡らされ、解き明かされていく謎。日本ならではのすばらしいミステリー作家である。

    ちなみに、テレビでもよくシリーズ化されてい

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    2010年12月24日
  • 悪魔の種子

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    茨城県農業研究所職員が秋田県の西馬音内盆踊りの最中に謎の死。
    やや遅れて長岡農業研究所職員が水死体で発見される。

    二つの事件の背景には、スギ花粉症緩和米の開発を目指す研究者の夢と、開発に伴う巨大な利益をめぐる陰謀が・・・

    遺伝子組み換え食品の効用と危険性。どちらに偏るでもなく、ほとんど現実の世界で進行中の議論をリアルに描写(解説?)してくれていて、考えさせられました。


    ただ冒頭の、西馬音内(にしもない)盆踊りで始まるエピソードは一体なんだったのか?必然性がさっぱりわかりませんでした。内田さんお得意のプロット無しの執筆スタイルだったので・・・ということかしらん?

    (2010/11/12

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    2010年11月21日
  • 悪魔の種子

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    花粉症を食べるだけで解消してくれる米。確か、パンだか何だかはすでにあったように思うけれど、ここでは米という設定で描かれている。この本でも描かれているとおり、日本というのは、遺伝子操作に関する拒否反応はかなり強い。
    それと、製薬会社については、よく書かれているとおり、自然食品では利益にならないために、薬品といった形で利益を得ようとすると批判される。
    この作品はそういった製薬会社の体質についても皮肉りたかったのかと思える設定だった。

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    2010年08月18日
  • 鳥取雛送り殺人事件

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    鳥取へ出かけるので読み始めました。フィクションとノンフィクションが妙なところでかみ合って面白いんです。出かける前には必ず内田康夫の旅情ミステリーを読んでいます。

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    2010年08月15日
  • ユタが愛した探偵

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    テレビの2時間ドラマでよくやっている、浅見光彦シリーズ。
    (というのを初めて知りました)

    沖縄の文化や地理が、詳しく書いてあるのでまるで旅行に行ったような気分になれます。
    友人に紹介できそうなくらい詳しくなった。

    ただ、電車で居眠り → 駅に到着して慌てて下車 → 車内に本を忘れものしてしまい、
    犯人が分からないままになってしまいました。
    トホホ。。。

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    2010年05月04日
  • 棄霊島(きれいじま)上

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    五島列島の取材で知り合った元刑事が御前崎の海岸で死体となって発見される。殺された原因を探るうちに、三十年前に長崎の軍艦島で起きた連続殺人事件が浮かび上がってくる。。。

    軍艦島かぁ、、、名前はどこかで聞いたことがあるという程度の認識でしたが、本書を読んだのを契機に調べてみました ⇒ 日本一有名な廃墟。昭和のタイムカプセル。世界最高の人口密度(東京の9倍)。産業遺産。世界遺産への登録運動実施中。昨年から一部の整備地区に限って観光客が上陸・見学もできるようになったとの由。

    うーん、殺人事件より、こちらのほうに、俄然興味が出てきました。

    (2010/1/12)

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    2010年01月17日
  • 美濃路殺人事件

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    いささか、話の結末として納得がいかない。

    恐山もそうだったけど、自殺するとわかってて、追わない。自由に縛りもしない。

    まぁ、このお話の場合、犯人が公に出て、事の真相が明るみに出たら、やっぱり偽装強盗だったんじゃないかって、また被害者の遺族がマスコミたたかれるだろうと、、、ところで、その宝石はいずこへ???

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    2010年01月01日
  • 棄霊島(きれいじま)上

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    軍艦島のことを知らなかったので、この小説はフィクションではあるが、かなり勉強になった。在日韓国人・朝鮮人が隠された主題であり、なかなか奥深い。

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    2010年01月01日
  • 神戸殺人事件

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    浅見光彦が神戸でヤクザから救った女性が「赤い寺 白い犬」というメモを残していた。
    元船長が殺され、直前まで一緒にいた光彦が疑われる。
    海運会社を巡る事件。

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    2009年12月04日
  • 「萩原朔太郎」の亡霊

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    朔太郎の詩に添った殺人事件が起きるという小説。
    設定が現代なので朔太郎本人は出てきませんが、
    詳しい朔太郎の説明やプロフ的なものが載っているので
    朔太郎ファンとしてはニコニコしながら読みました。

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    2009年11月23日
  • 江田島殺人事件

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    瀬戸内海に浮かぶ江田島。
    海軍のゆかりの地。今は自衛隊の展示施設になっている。
    東郷元帥ゆかりの剣が盗まれ、その謎に浅見光彦が駆り出される。
    戦時中からの因縁。
    軍神とは。

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    2009年10月04日
  • 秋田殺人事件

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    秋田杉を使った住宅会社(半公共のようなもの)の破綻が事件の中心。

    兄の陽一郎の後輩で副知事になった女性の私設秘書のような肩書きで、
    事件にかかわる光彦。
    自殺で片付けられてしまった二つの事が、実は殺人事件だと暴いていく。

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    2009年10月04日
  • 逃げろ光彦 内田康夫と5人の女たち

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    内田康夫にはめずらしい短編の5作品、めずらしく色っぽい描写がある作品でもあります。
    浅見光彦が登場するのはラストの1作だけです。
    短編のテンポよさがあっておもしろかったです。

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    2009年10月04日
  • 遺骨

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    臓器移植法成立かどうかという時期。
    製薬会社の社員が殺された。
    行きずりか?計画的な殺人なのか?
    偶然に淡路島のフェリーで社員と会っていた浅見光彦が事件の謎に乗り出す。
    戦時中の事柄が強い影響を与えている。

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    2009年10月04日
  • 三州吉良殺人事件

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    ひょんなきっかけから蒲郡方面に母雪江と旅をすることになった光彦。
    その旅先、殉国七士の碑で、ある老人と知り合う。
    あくる日、その老人が殺害されているのが見つかり、光彦達に疑いがかかる。
    老人はどこでどのように殺害されたのか。
    するどい光彦の推理が冴える。

    それにしても、小心者は動くというのは納得。

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    2009年10月04日