柏葉幸子のレビュー一覧

  • おばけ美術館 おばけ遊園地は大さわぎ

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    本書は、2017年発売の、『おばけ美術館シリーズ』5作目となり、明らかな完結の表記こそ無いものの、実は6年以上経過した現在においても、続編は発売されておらず、「もしかしたらこれで…」といった感もあるが、また会えることを願って気長に待とうと思う。

    小学五年生の女の子「まひる」館長と、美術品のおばけたちが楽しく大活躍する、このシリーズは、柏葉幸子さんの作品の中では、おそらくライトな部類に入り、ちょうど、まひると同年代の子どもたちが楽しむのに最も適した内容だと思うのだが、それでも、柏葉さんならではの考えさせる内容もしっかり入っていて、大人が読んでもハッとさせられる部分があるのは、やはり凄いと思う。

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    2023年04月11日
  • おばけ美術館へいらっしゃい

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    小五の「木影(こかげ)まひる」は、弟の仲間内から、「守のねえちゃん、こっわーい!」と恐れられている、元気な女の子である。

    今回、父親の務める会社の社長の母である、「木影小夜」の遺言にあった、「亡きあとの館長には『十歳以下の女の子』」という条件によって、「木かげ美術館」の館長になった、まひる。

    しかし、その美術館は、有名なそれとは異なり、あくまで個人的なものであったり、様々な苦難を経てやって来た、いわゆる一流とは呼ばれない作品たちばかりであった。

    『一流の美術品はそうじゃな。じゃが、われらはな。三流、いや、この美術館をはなれたらガラクタあつかいじゃな』

    『でも、ガラクタだって木かげ美術館

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    2022年11月13日
  • 亜ノ国ヘ 水と竜の娘たち

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    ファンタジー好きの私が期待して手に取った一冊。
    なんだろう。思ったようなファンタジーではなかったけど、それはそれです。
    魔法とかがもっと派手に展開すると心躍ったのかもだけど、人と人との関わり、心の揺らぎがえがかれる。

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    2022年11月05日
  • 亜ノ国ヘ 水と竜の娘たち

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    大人向けのファンタジー、との触れ込み通り、本当に大人向けのファンタジー。
    柏葉ファンの大人にぜひ読んでもらいたい。

    子供を授かるということ、子供を育てるということが、異世界を通じて語られる。

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    2022年11月03日
  • つづきの図書館

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    レファレンスのお話と思って読み始めたら、さすがは柏葉幸子さんファンタジー。
    予想と違っていて、物語に引き込まれました。
    柏葉さんは日常から始まる異世界を描くことが多くて、大好きです。

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    2022年05月07日
  • 帰命寺横丁の夏

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    アメリカの翻訳児童書に与えられる文学賞を受賞したということで読んでみました。

    日本文化についてもかなり詳しくないと翻訳できないと思うし、これが評価されたということに驚いたというのが率直な感想。

    最初は主人公のカズの言動にイライラも感じたけれど、途中から、「あかりを消したくない」という一生懸命さが伝わってきて、気づいたら応援していました。

    途中に別の話を挿し込むのは「トムと3時の小人」と同じで、そっちはちょっと飛ばし読み。

    読後感は悪くなかったけれど、私にとって柏葉作品のトップは、まだ「霧のむこうのふしぎな町」のままです。

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    2022年01月30日
  • 岬のマヨイガ

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    おそらくあの津波のあと、岩手の昔話や民話をモチーフに書かれた作品。
    清き良き雰囲気のあるとこが素敵。
    赤目の方は一方的に悪者扱いなのが残念。
    世界中にある土着を新参者が駆逐したあと、土着が悪だったようにされるパターンのような。

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    2021年12月12日
  • 亜ノ国ヘ 水と竜の娘たち

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    ネタバレ

    強すぎる感情が破滅のトリガーとなりかねない魔法世界において、執着と表裏一体の愛は必ずしも賛美されない。
    それでも、様々な女たちの葛藤と決着が、めぐりめぐって塔子の背中を押すラストシーンに溢れるものは。

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    2021年11月07日
  • つづきの図書館

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    子供の頃、何であんなに大人びた本ばかり読んでたんだろう。あの頃にもっと良質な児童書を読んでおけば良かったな。この本もそんな本。でも、まさか依頼主が中のひとだったなんて。

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    2021年10月01日
  • 亜ノ国ヘ 水と竜の娘たち

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    装幀から児童ファンタジーと思いきや、主人公は不妊治療の末に夫の浮気が原因で離婚した女性。
    そんな背景があるから、亜の国で出会った子どもか愛おしくて仕方ない。

    祖父は別人の成りすましなのか?なぜひらめちゃんが亜の国に?選考の行方は?
    と気になるポイントが散りばめられており、楽しく読めた。

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    2021年08月21日
  • ぼくと母さんのキャラバン

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    キャラパンを率いて出発するまではおもしろく読めましたが、出発してからはちょっと強引な展開のような気がして残念。

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    2021年08月18日
  • 亜ノ国ヘ 水と竜の娘たち

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    不妊治療したにも関わらず、夫が浮気相手と子供を作ったことにより、離婚した塔子。故郷に帰って、母の従姉が遺した家を訪ねる。遺言書により、塔子に引き継ぐということで、中を見ていると、何かをきっかけに異世界へ飛ばされた。そこは「亜ノ国」というところだった。どうすれば元の世界に戻れるのか?その鍵となるものはあるのか?塔子の物語が始まる。


    元々柏葉さんは児童文学を中心に活躍されている作家で、今作が初の一般向け小説だそうです。

    異世界ファンタジーですが、どこか児童文学で読んだようなワクワク感や優しさの雰囲気を保ちつつ、不倫や愛憎劇といった大人な要素もあるので、その中間をいっているいんしょうでした。

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    2021年07月28日
  • おしごとのおはなし パティシエ 父さんはドラゴン・パティシエ

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    おしごとのおはなしシリーズ、「パティシエ」

    ファンタジー系。

    ドラゴンの誕生日ケーキを作るために雲の上へ連れて行かれる。

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    2020年06月27日
  • 天井うらのふしぎな友だち (新装版)

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    紅と了が引っ越してきたのは日だまり村の古い大きな家でした。場所によっては天井の板がなく、屋根うらがみえているのです。その夜、紅たちはふしぎな4人組と出会います。4人組は天井と自分たちの部屋をつくって、勝手に住みついてしまいます。ふしぎな事件と冒険に夢中になってしまう永遠の名作ファンタジーがまたまた登場です。

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    2020年02月23日
  • 帰命寺横丁の夏

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    「帰命寺様に祈って、どこかで死んだ人に似た人をみかけると、ああ、帰命寺様にお祈りしたから生き返ってきたって思うんだろう。祈れば帰れるっていう単純なものらしい。―」祈ると生き返ることができる「帰命寺様」。生き返ったあかりの運命はいったいどうなるの?夏休み、小学五年生のカズが奮闘する。

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    2020年01月19日
  • 岬のマヨイガ

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    あの日、両親を亡くした萌花は会ったこともない親戚にひきとられるために、そして、ゆりえは暴力をふるう夫から逃れるために、狐崎の駅に降り立った。彼女たちの運命を変えたのは大震災、そしてつづいて襲った巨大な津波だった。命は助かったが、避難先で身元を問われて困惑するふたり。救いの手をさしのべたのは、山名キワという老婆だった。その日から、ゆりえは「結」として、萌花は「ひより」として、キワと三人、不思議な共同生活が始まったのだ―。

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    2020年01月13日
  • 涙倉の夢

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    ネタバレ

    山のものと里のもの。
    里で生きられない命と山の命を交換する。
    不思議なお話。
    人でないものが人として生きるとゆーのはどんなもんかな
    慣れるか、忘れないと苦しいだろーなーっと思う。
    一番印象的だったのは山の気の怖い風のこと。

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    2019年08月24日
  • 地下室からのふしぎな旅 (新装版)

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    自分にあった場所で、好きなことをする。それが一番だ。
    アカネはアカネだし、ピポも自分のやりたいことをやって、その中には自分にしかできないことだってある。諦める必要はない。

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    2019年04月21日
  • 魔女が相棒? ねぐせのヤマネ姫

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    最近よく変な夢を見る小学5年生のサヤが、ろくに魔法が使えない魔女によって時空を超えてある魔法がかけられているお城の中の人々の数合わせに連れていかれる。

    その夢は数年前からそこそこいたみたいだが、連れていかれるにはある条件が。

    これまでも数人が連れていかれては用が済んだら記憶を消されて戻されていたのに、このサヤはとても好奇心旺盛、大人しく言うことを聞くタイプではなかった。

    その性格が幸か不幸かそのお城のこれからの運命を変えることになるのだけれど。それは読んでのお楽しみ。

    全体的にサクサク話が進む。 これといってものすごくワクワクもハラハラドキドキもなく終わってしまった。

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    2019年04月10日
  • 岬のマヨイガ

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    柏葉幸子さんのデビュー40周年記念作品。3・11の震災をベースに書かれている。書くのは勇気がいっただろうな。

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    2018年08月30日