折原一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
フツウに面白かったです。
毎日折原作品を読んでいると、読みながらいつだまされるのかとわくわく。
そうか、ここはこの主人公が誰かが鍵なのね?
で、このノートに書かれた男性陣との関係は?
この女性陣のうち、誰が黒衣の女なの??
という、もはやそっちにばかり気を取られ、読み進む。
なんだかゲーム本を読んでいるような疾走感。
楽しく読めたけれど、このオチはちょーっとイマイチ。
でも、最後の解説が楽しいんだけどね。
あ、ここがポイントか、なんて。
楽しかったけどここはほれ、心を鬼にして。
ということでこれも、さよなら本にしました。
後で後悔するかもしれないけどね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本は普通に前から読むだけではなく、後ろからも読めるように
なっていて、真ん中が袋とじになっており結末が記されている。
前からは「生存者」後ろからは「殺人者」となっている。
生存者の主人公はジュリという女性、殺人者の主人公はルミオで
同じ現場を違う視点で捉えた物語かな?と思っていたらそうではなく
別々の話になっている。
「ネタバレ」
お互いの主人公がミステリーツアーに参加し樹海を行く。
ジュリはルミオから参加するように連絡を受け、ルミオはジュリから
参加するように連絡を受け参加するのだが・・・と言った感じで
ツアーの正体や2人に連絡した人物の謎が明かされる。 -
Posted by ブクログ
東十条の古い木造住宅を舞台にした叙述ミステリー。
天井ってあるので「幸福荘」っぽいんだけど、たしかに、ぽい、んだけど、今回は普通の2世帯住宅ってところがポイントなのである。
大家で1階に住む変り者の老女。そして、2階に住むワケありの女。
二人を中心に、それぞれを訪問する都の職員や友人が、物語をフクザツにしていく。
もう、折原一なので、どんでん返しがあるんでしょ。時間軸も、実は曖昧なんでしょ、とかまえて読んでるんだけど、うまいことやられてしまうのである。
にしても<家>って怖いね。
まぁ、家が自分の戻る場所であり、居場所であり、起源でもあるという要因が、この悲劇的なドタバ -
Posted by ブクログ
「天井裏の散歩者」を読んでいなくても楽しめますが、
みなさんのレビューを見ると、前作を読んでからの方が
数倍おもしろいみたいです。
九転十転はしないけど(^^; 仕掛けがいっぱいなので
頭を整理しながら読まないと。
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内容(「BOOK」データベースより)
幸福荘―推理作家小宮山泰三を慕うあやしい住人たちが、南野はるか争奪戦を繰り広げたアパートは瀟洒な三階建てのマンションに建てかわった。
その第二幸福荘の前で花束を捧げ泣いていた謎の女性。
そして始まる九転十転の逆転劇…。
前作『 -
Posted by ブクログ
推理作家の大御所小宮山泰三が住む幸福荘というボロアパートには作家志望者が集まっている。住人の一人である美貌の人気少女小説作家をめぐって繰り広げられる騒動が連作のように1枚のフロッピー(←時代を感じる・・・・)に綴られていく、というストーリー。
どこまで現実でどこまで虚構なのか?という帯のコピーにつられて読んでみた。確かに、物語が進むごとにどんどん事実がひっくり返って行って結局最後にはとんでもないことになる。
でも、何だろう、うまくできてるんだけど、読み終わって面白かったか?って聞かれると、なんだか普通、って感じなんだよねえ。続編が出ているらしいんだけど、別に読もうと思わないし。
決してつまらな -
Posted by ブクログ
前作の「幸福荘」は、3階建のマンションに建て替わった。
が、やっぱり住人はくせのある者ばかりで…。
逆転劇のオンパレードです。
前作を読んで、だから作中のフラグに敏感になってる。なのに、やられてしまう。ああやっぱりね、って部分もあるけどそれ以上のものがやってくる。
恐るべし、折原一。
と、叙述ミステリーって、視野の狭さをどう誤魔化すかが大事なんじゃないかと思う。つまり、ある状況で、もちょっと広い視野でみればなんてことないことがわかるし、すみっこにあるものから、そういうことかとわかる。が、そこをあえて見せない。しかし、見せてないということを読者側に気づかせてはいけない。
その