毛利志生子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
吐蕃へ嫁にきた翠蘭がお国入りするところから始まります。
遠い国へ嫁ぐということで不安でいっぱいだった翠蘭も、吐蕃の人々から温かい歓迎を受けてほっと一息。
しかし、現代からは想像もできないほど他国との文化の違いは明確で、自分の中の常識がどこまで通じるのか、一挙手一投足に神経を張り詰めて、きっと翠蘭はしんどいだろうなぁ、と思わずにはいられません。
頼れるはずの夫は、近づく大祭の準備に忙しくほとんど翠蘭に構ってこれず。
(まぁ政略結婚だからそういうものなのかもしれんが)お互いが距離を測りかねてるのが見て取れて外野のわたしが「あ゛あ゛ぁ゛!!」と悶々としてしまう。精神衛生上よろしくないです。
1巻以 -
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Posted by ブクログ
新人キャリアの主人公は『オカルト』ちゃんと呼ばれる
妙な体質を持っていた。
怪しいものに近寄って巻き込まれてしまうとは
因果な体質だな、と。
職業を考えれば大丈夫そうですが。
始まりの放火事件から、やたらに出会う青年。
彼は何? という状態でしたが、本人の独白により
正体が判明するわ、やり口が判明するわ。
これどうやって事件解決まで進むのかと思っていたら
背後が~背後が~で、二転三転していく事件内容。
一体誰が何の目的だったのか、が分かった時
スリリングな相手を選んだな、と。
確実に、ばれた時がやばそうですし、ばれそうな環境で
どうするつもりなのか、と問いただしたいものが。
終わりよければ -
Posted by ブクログ
自宅(?)へと帰宅し、久しぶりに会う人達。
『夫』たる人は驚くほどの変化を遂げていて
乳母をしていてくれた人はいなくなっていて。
戻ってきてみたら、更なる仕事…というより、采配の山?
滞っている色々を権限を用いて片づけたらば
やはり出ました逆恨み、という状態。
思考回路は可愛らしい(?)としか言いようがないですし
分かりやすい駄目ぼっちゃん2人組、という感じ。
和やかに最後に向かっている、という印象でした。
最後はもう、混戦? 混乱?
そんな状態で、思い描けるような淡々とした感じで。
ちょっと最後はどうなる!? まさか…という思いがありましたが。
何せ、歴史知らずに読んでましたのでw
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Posted by ブクログ
そして出兵をお願いして、ただ勝利を待つ日々に。
もちろんその間、時間を無駄にするわけもなく。
亡くなってしまった遺体を家族の元へと届ければ
そこでも問題が持ち上がっていて。
どこにだって問題はあります。
むしろ元々周囲の教えから『道を外して』いたわけですし
そういう人達がごろごろ出てくるのは当然の事。
とはいえ、ある意味分かりやすく問題が目の前で
勃発してくれたのは良い事、かも知れません。
こうして人は増えていく(笑)
三人寄れば姦しい、とは言いますが
それがこれだけの人数。
全て腹が違うといえば、こんな些細な事で上だ下だと
諍いが起こるのは当然です。
が…彼女達はそのうち知ってしまうので -
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兵を出すか否か、借り受けるか否か。
考える事は多々あるという状態で、王宮内で女性が殺される事件発生。
そしていなくなった、拾い子。
彼女は一体何を見たのか。
怪しい人満載というか何と言うか…。
地元(?)じゃないので、どれもこれも怪しい限りですが。
誰を優先させるのか、何をしたいのか。
もう完全に娘連れてこなくて本当によかった状態です。
ヒロインいる所に事件あり(笑)
しかし王様、どういう状態で分かったのでしょう?
探偵ですかと突っ込みたくなる状態ですが
確信だけ持ってます、だったらそれはそれで凄い。
どこまでも保身のために頑張っていた犯人ですが
念のために自分で何か持っておけよ、と突っ込 -
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そうして問題の人物を連れていく説得をしていれば
今度は息子がその輪に加わる。
何かもう、大所帯どころではなくなってきていますが
ちょっと名前と人物がうつろ憶えに。
しかし息子はどんどんと『大人』になっていっています。
こういう成長具合を傍から見れる、というのは
親にとって楽しみでもあり、寂しさでもあり。
成長している事は良い事です。
そして行く所に事件あり(笑)
起こらないと物語として成立しませんが、普通に考えれば
確かに起こしすぎ…いや、起きすぎ?w
最後の彼の言葉は、確実に何か起こします宣言ですし。
何かをしなければ治まらない。
復讐からは何も生まれません、などという聖人君子は
それ -
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花嫁を決めて戻ってきてみれば、また大きくなった息子と娘。
そして次の仕事の寺院について、またしても旅立つ事に。
今回は息子付き。
娘も付いてくる予定でしたけれど、熱のため強制的にお留守番。
しかし…完全に想像できる『お姫様』になってしまっている娘。
甘やかしたからなのか、単に負かす事が出来る相手がいないからか。
己の地位、というものは分かっているようですが
分かっているだけ、かもしれません。
次回会うときには、また違う感じになっているかも、です。
常に喧嘩腰の僧、と合間をおろおろする僧。
ついでに和解すれば、また一難…というか
そのために来た、という感じですが。
今回の目的を、無事達する事 -
Posted by ブクログ
ネタバレやっと『己の娘売りこみ』男がいなくなったと思ったのに
花嫁選びは難航をするばかり。
それどころか、あの手この手で優位に立とうとする人達の思考と
知ってしまった現実が。
屋敷が古いたら文句を言っていた、付きまとい男がいなくなったのに
まったくもって進まない花嫁選び。
ある意味進みましたけど…絞る、という意味で。
やる気だけがあっても、そこに中身がとわなければ
完全に駄目駄目っ子でしたし。
しかし家に招けない、というのがこういう意味だったとは。
優位になるかもしれない、と分かっていても
確実に駄目でしょう。
自分がいる時なら誤魔化しは効きますが
いないなら…発覚は早かったと。
分かりやすい悪 -
Posted by ブクログ
約束していた舅との再婚。
その最中の、思いがけない状態と、花嫁選び、という仕事。
休まる暇もなく、またしても出かける事に。
感覚的に、舅と再婚というのは考えもつきませんが
それはこちらの感覚で、の事。
所変わらば品変わる、という状態です。
理由を述べられれば納得はしますが、だからと言って
従えるか、と言われれば謎ですし。
しかし嫁候補の父親…すごいです。
そこまでして娘のアピールをしたら、うんざりする、という事に
気が付いてない、のでしょう。
器が小さい、としか思えないのは、周囲の『男』達が
できてたせい、でしょうか?
これは想像しなくても、辟易する状態です。
しかも何かまださらに起こり -
Posted by ブクログ
読み慣れない単語(漢字)が多く、当初から読書スピードが上がらなかった。
「まぁ慣れてないからこんなものだろう」とサクサク読み進められないもどかしさは、ひとまずあっちの方に放り投げて読み進めることに。
けれど読み進めれば進めるほど、違和感は募る。
「●●には××には」などといった文章的な間違いや、
「~だった」「~した」を連用しているために起こる単調さが目につきはじめる。物語というより報告書を読んでいるような。
主人公についても大部分は『翠蘭』と表記されているが、突然『公主』となっていたりする。周囲の状況を鑑みれば、公の部分だから『公主』と表記されてるのかな…と思えなくもないけれど、誰もがそ