毛利志生子のレビュー一覧

  • 風の王国5 月神の爪

    Posted by ブクログ

    生命力の強すぎるヒロインにあっぱれ。「普通死んでるだろう」「女の子云々より人間としてどうか」という扱いを受けてもなお頑張るヒロインが好きです。ハッピーエンド希望っ!!史実どうりに行ったら・・・ブルブル。

    0
    2009年10月04日
  • カナリア・ファイル ~金蚕蠱~(スーパーファンタジー文庫)

    Posted by ブクログ

    潮見さんが挿絵をやっていたから、というだけで買ったのですが、あたりだった(笑)漫画化してほしかったナ

    0
    2009年10月04日
  • 猫まみれの日々 猫小説アンソロジー

    Posted by ブクログ

    猫の毛皮の仕立てとお直し、猫の妖精のいる小料理屋、猫と人と人の縁結び、猫好きマスターの片思い、猫の家族の物語。注文したコーヒーにちょこんと添えられてきたクッキーのような重くなく邪魔にならず、サクッと美味しいそんな短編たち。泣かせてやるぞ、感動させてやると躍起になっている話がやけに鼻につく昨今の中、脱力して読むのに丁度いい、こういうのがいいんだよと思う一冊。愛猫を撫でながらゴロゴロして暑さをやり過ごすの時間の読書にちょうど良かった。

    0
    2023年08月19日
  • 風の王国25 抱玉の臣

    Posted by ブクログ

    シリーズ25

    最初の方の数冊の、
    破天荒でおてんばで朗らかな翠蘭が、

    ここではしっかりと賢く逞しい女性になってて
    驚いた…

    でも行動力と人間力はいつも通り。

    しっかり読みました!

    0
    2021年06月02日
  • 風の王国2 天の玉座

    Posted by ブクログ

    吐蕃へ嫁にきた翠蘭がお国入りするところから始まります。
    遠い国へ嫁ぐということで不安でいっぱいだった翠蘭も、吐蕃の人々から温かい歓迎を受けてほっと一息。
    しかし、現代からは想像もできないほど他国との文化の違いは明確で、自分の中の常識がどこまで通じるのか、一挙手一投足に神経を張り詰めて、きっと翠蘭はしんどいだろうなぁ、と思わずにはいられません。
    頼れるはずの夫は、近づく大祭の準備に忙しくほとんど翠蘭に構ってこれず。
    (まぁ政略結婚だからそういうものなのかもしれんが)お互いが距離を測りかねてるのが見て取れて外野のわたしが「あ゛あ゛ぁ゛!!」と悶々としてしまう。精神衛生上よろしくないです。

    1巻以

    0
    2021年01月30日
  • 風の王国2 天の玉座

    Posted by ブクログ

    シリーズ2

    3巻の時とは別人のように、
    心細げで、鬱屈した様子の翠蘭

    そりゃあ、異国に嫁いだら、
    風習や食べ物や環境が変わってそうなるよね


    そんな中でもラセルと心を通わせて
    最後は大活躍!

    やっぱり闘ってる姿や、イキイキのびのびしてる方が
    いいなぁ

    そして、この巻があってこその三巻なのだと
    思ったわけで。

    面白かったです(^^)

    0
    2019年11月28日
  • 外法師 鵺の夜

    Posted by ブクログ

    人物の相関図がないと、登場人物か多くて難しい…

    10歳の姿のまま成長を止めてしまった外法師、玉穂


    調子がいいチャラけた賀茂道平に
    謎のおっさん、藤原道長

    0
    2019年11月27日
  • 風の王国2 天の玉座

    Posted by ブクログ

    まさかこうなるとは
    コバルトさんまじパネェっす
    描写は良いが構成に難あり
    懐刀はいつ光った
    今後の展開は

    0
    2019年01月12日
  • 緋色の花嫁

    Posted by ブクログ

    「ユルめ?の3人がマジで怪奇!!」という帯の文句が趣深い
    どう読んでも主役は2人だが
    この話で1冊になってしまうのがコバルト文庫フォーマットということか
    逆にこれ以上濃くしようないかもしれないが

    0
    2019年01月11日
  • ソルティ・ブラッド ―狭間の火―

    Posted by ブクログ

    第六感で事件や犯人に巡り合ってしまう二十三歳低身長の刑事アリスと放火事件と吸血鬼と売春。血が無二の食料である者の存在と刑事ものの共存が独特だけれど個性というには弱いかなあ。アリスが特に有能でもないから薄ぼんやりとしていたけれど次第に馴染んだ。アリスには想像もつかなかったという動機に意外性はなかった。

    0
    2018年10月16日
  • ソルティ・ブラッド ―狭間の火―

    Posted by ブクログ

    新人キャリアの主人公は『オカルト』ちゃんと呼ばれる
    妙な体質を持っていた。

    怪しいものに近寄って巻き込まれてしまうとは
    因果な体質だな、と。
    職業を考えれば大丈夫そうですが。
    始まりの放火事件から、やたらに出会う青年。
    彼は何? という状態でしたが、本人の独白により
    正体が判明するわ、やり口が判明するわ。
    これどうやって事件解決まで進むのかと思っていたら
    背後が~背後が~で、二転三転していく事件内容。
    一体誰が何の目的だったのか、が分かった時
    スリリングな相手を選んだな、と。
    確実に、ばれた時がやばそうですし、ばれそうな環境で
    どうするつもりなのか、と問いただしたいものが。

    終わりよければ

    0
    2018年05月13日
  • 風の王国27 暁の歌

    Posted by ブクログ

    自宅(?)へと帰宅し、久しぶりに会う人達。
    『夫』たる人は驚くほどの変化を遂げていて
    乳母をしていてくれた人はいなくなっていて。

    戻ってきてみたら、更なる仕事…というより、采配の山?
    滞っている色々を権限を用いて片づけたらば
    やはり出ました逆恨み、という状態。
    思考回路は可愛らしい(?)としか言いようがないですし
    分かりやすい駄目ぼっちゃん2人組、という感じ。

    和やかに最後に向かっている、という印象でした。
    最後はもう、混戦? 混乱? 
    そんな状態で、思い描けるような淡々とした感じで。
    ちょっと最後はどうなる!? まさか…という思いがありましたが。
    何せ、歴史知らずに読んでましたのでw

    0
    2013年11月21日
  • 風の王国26 勝利の時

    Posted by ブクログ

    そして出兵をお願いして、ただ勝利を待つ日々に。
    もちろんその間、時間を無駄にするわけもなく。
    亡くなってしまった遺体を家族の元へと届ければ
    そこでも問題が持ち上がっていて。

    どこにだって問題はあります。
    むしろ元々周囲の教えから『道を外して』いたわけですし
    そういう人達がごろごろ出てくるのは当然の事。
    とはいえ、ある意味分かりやすく問題が目の前で
    勃発してくれたのは良い事、かも知れません。
    こうして人は増えていく(笑)

    三人寄れば姦しい、とは言いますが
    それがこれだけの人数。
    全て腹が違うといえば、こんな些細な事で上だ下だと
    諍いが起こるのは当然です。
    が…彼女達はそのうち知ってしまうので

    0
    2013年08月06日
  • 風の王国25 抱玉の臣

    Posted by ブクログ

    兵を出すか否か、借り受けるか否か。
    考える事は多々あるという状態で、王宮内で女性が殺される事件発生。
    そしていなくなった、拾い子。
    彼女は一体何を見たのか。

    怪しい人満載というか何と言うか…。
    地元(?)じゃないので、どれもこれも怪しい限りですが。
    誰を優先させるのか、何をしたいのか。
    もう完全に娘連れてこなくて本当によかった状態です。
    ヒロインいる所に事件あり(笑)

    しかし王様、どういう状態で分かったのでしょう?
    探偵ですかと突っ込みたくなる状態ですが
    確信だけ持ってます、だったらそれはそれで凄い。
    どこまでも保身のために頑張っていた犯人ですが
    念のために自分で何か持っておけよ、と突っ込

    0
    2013年07月30日
  • 風の王国24 王杖の守者

    Posted by ブクログ

    そうして問題の人物を連れていく説得をしていれば
    今度は息子がその輪に加わる。

    何かもう、大所帯どころではなくなってきていますが
    ちょっと名前と人物がうつろ憶えに。
    しかし息子はどんどんと『大人』になっていっています。
    こういう成長具合を傍から見れる、というのは
    親にとって楽しみでもあり、寂しさでもあり。
    成長している事は良い事です。

    そして行く所に事件あり(笑)
    起こらないと物語として成立しませんが、普通に考えれば
    確かに起こしすぎ…いや、起きすぎ?w
    最後の彼の言葉は、確実に何か起こします宣言ですし。

    何かをしなければ治まらない。
    復讐からは何も生まれません、などという聖人君子は
    それ

    0
    2013年07月18日
  • 風の王国23 山の上の賢者

    Posted by ブクログ

    花嫁を決めて戻ってきてみれば、また大きくなった息子と娘。
    そして次の仕事の寺院について、またしても旅立つ事に。

    今回は息子付き。
    娘も付いてくる予定でしたけれど、熱のため強制的にお留守番。
    しかし…完全に想像できる『お姫様』になってしまっている娘。
    甘やかしたからなのか、単に負かす事が出来る相手がいないからか。
    己の地位、というものは分かっているようですが
    分かっているだけ、かもしれません。
    次回会うときには、また違う感じになっているかも、です。

    常に喧嘩腰の僧、と合間をおろおろする僧。
    ついでに和解すれば、また一難…というか
    そのために来た、という感じですが。
    今回の目的を、無事達する事

    0
    2013年07月08日
  • 風の王国22 春の使者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やっと『己の娘売りこみ』男がいなくなったと思ったのに
    花嫁選びは難航をするばかり。
    それどころか、あの手この手で優位に立とうとする人達の思考と
    知ってしまった現実が。

    屋敷が古いたら文句を言っていた、付きまとい男がいなくなったのに
    まったくもって進まない花嫁選び。
    ある意味進みましたけど…絞る、という意味で。
    やる気だけがあっても、そこに中身がとわなければ
    完全に駄目駄目っ子でしたし。

    しかし家に招けない、というのがこういう意味だったとは。
    優位になるかもしれない、と分かっていても
    確実に駄目でしょう。
    自分がいる時なら誤魔化しは効きますが
    いないなら…発覚は早かったと。

    分かりやすい悪

    0
    2013年07月03日
  • 風の王国21 王太子の花嫁

    Posted by ブクログ

    約束していた舅との再婚。
    その最中の、思いがけない状態と、花嫁選び、という仕事。
    休まる暇もなく、またしても出かける事に。

    感覚的に、舅と再婚というのは考えもつきませんが
    それはこちらの感覚で、の事。
    所変わらば品変わる、という状態です。
    理由を述べられれば納得はしますが、だからと言って
    従えるか、と言われれば謎ですし。

    しかし嫁候補の父親…すごいです。
    そこまでして娘のアピールをしたら、うんざりする、という事に
    気が付いてない、のでしょう。
    器が小さい、としか思えないのは、周囲の『男』達が
    できてたせい、でしょうか?
    これは想像しなくても、辟易する状態です。

    しかも何かまださらに起こり

    0
    2013年06月28日
  • 風の王国1

    Posted by ブクログ

    読み慣れない単語(漢字)が多く、当初から読書スピードが上がらなかった。
    「まぁ慣れてないからこんなものだろう」とサクサク読み進められないもどかしさは、ひとまずあっちの方に放り投げて読み進めることに。

    けれど読み進めれば進めるほど、違和感は募る。
    「●●には××には」などといった文章的な間違いや、
    「~だった」「~した」を連用しているために起こる単調さが目につきはじめる。物語というより報告書を読んでいるような。

    主人公についても大部分は『翠蘭』と表記されているが、突然『公主』となっていたりする。周囲の状況を鑑みれば、公の部分だから『公主』と表記されてるのかな…と思えなくもないけれど、誰もがそ

    0
    2012年09月16日
  • 夜の虹 灰色の幽霊

    Posted by ブクログ

    オリガはエルツベルガー男爵の屋敷に招かれ、オリガの父は死んだのではなく、失踪ではないかと聞き、真相を探り始める。だが数日後、エルツベルガー男爵が殺されてしまう。

    レオニードいいよ、レオニード!
    今回はわりとレオニードの出番があっておいしい一冊でした。
    レオニード→オリガとなって欲しいですが、この作者さんだと恋愛でややこしいことにはならなそうな……でもそこがいいんです!
    事件ちょっぴりラブ路線を貫いてください。

    0
    2012年08月04日