毛利志生子のレビュー一覧

風の王国10 花陰の鳥

毛利志生子 / 増田メグミ

吐蕃の王ソンツェン・ガムポが二人目の妃を探している。
ティモニェンの父マンツァプは、ソンツェン・ガムポに謀反人として殺された。しかし、ティモニェンは彼がどんな人物なのか知らない。しつこい求婚者にいきおいで、妃候補に名乗り出たと言ってしまったティモニェンは、ソンツェン・ガムポがどういう人間なのかを知るために、王都ヤルルンへ向かう。
リジムの両親の出会いの話。今のソンツェン・ガムポと結びつかない！面白かったので、その後を書いてほしいなぁと思いました。(2008.1.19)

風の王国4 竜の棲む淵

毛利志生子 / 増田メグミ

リジムの父ソンツェン・ガムポに会いに、ヤルルンに行くことになった翠蘭。途中に小国のコンポに立ち寄るが、コンポの王女リュカは、翠蘭たちの政略結婚の原因である松州の戦いで婚約者を失っていた。幸せそうな翠蘭を怨んだリュカは、翠蘭とリジムに復讐をするが…。
「風の王国」シリーズ第四巻。事件だらけでハラハラしちゃいました。

風の王国3 女王の谷

毛利志生子 / 増田メグミ

吐蕃の東方の小国である女王の谷、ゲルモロンの女王カウラが、突然謎の死を遂げる。そのため、後継者の神託を受けたラトナだったが、女王にはなりたくないと翠蘭に打ち明けて…。
「風の王国」シリーズ第三巻。やっぱり戦う翠蘭がカッコイイです。

風の王国2 天の玉座

毛利志生子 / 増田メグミ

旅の途中で出会い、恋したリジムが吐蕃王だった。吐蕃王の王妃となった翠蘭は、前妻の子ラセルとも仲良くなり、リジムとの生活が始まる。しかし、翠蘭の不安は消えなくて…。
「風の王国」シリーズ第二巻。謎の美女ジスンが登場です。

風の王国1

毛利志生子 / 増田メグミ

7世紀。唐の皇帝、李世民の姪である翠蘭は養女となり、皇帝の娘の代わりとして、和睦のため吐蕃王に嫁ぐことになる。皇帝の命令は絶対であり、断ることもできず、翠蘭は友である朱瓔とともに、辺境の地である吐蕃（今のチベット）へと向かうが…。
実話をもとにした、チベットの話。翠蘭はどんな困難にあっても、けしてくじけない女性です。実際の翠蘭もこんな女性だったのかな〜と想像できて楽しいです。

風の王国10 花陰の鳥

毛利志生子 / 増田メグミ

久々風の王国新刊。翠蘭＆リジムは・・・！？って思ったらお父さんのお話でした。親子揃ってお妃候補には最初は名乗らない伝統でもあんのか！？でもレグン本編より好感持てました。完璧いい人ではないけど〜。相変わらず名前の覚えにくい風の王国でしたが、今回なかなか面白かったです。

風の王国13 金の鈴

毛利志生子 / 増田メグミ

ラセルの家出騒動、翠蘭の出産、リジムの出征・・・。ラセルとリジムも親子らしくなりつつあり、さらにリジムとラセルの親（兄）バカぶりもかわいらしいですね！！でも、ついにこの時が・・・！！リジムー！！ってことで次がかなり気になります。

風の王国1

毛利志生子 / 増田メグミ

コバルト文庫の中ではテーマが重い作品だと思います。ヒロインの翠蘭は史実にもある唐の文成公主がモデル。吐蕃王リジムに嫁ぎます。中華ではなく、思いっきりチベットの世界ですが、今までに無い世界なので新鮮です。遊牧民の生活も面白いかもと思えました。妻、母、王妃の立場は翠蘭を大きく成長させます。

風の王国5 月神の爪

毛利志生子 / 増田メグミ

とうとう噂の舅、ソンツェン・ガムポが登場ですが、可愛いおじいちゃんだなぁ。
王としても立派だけど、人としてもすごく魅力がある。
かっこいい…。

風の王国3 女王の谷

毛利志生子 / 増田メグミ

ほんとうに悪いのはだれなのか、最後までけっこう振り回されました。
それより、慧が去ったのが悲しい…。
男前だったのに…。

風の王国10 花陰の鳥

毛利志生子 / 増田メグミ

雑誌に掲載した短編を改稿したものだそうでうが、雑誌での話がどんなだったのか気になります。ソンツェン・ガンポが意外にもかっこいい。そして一体何歳なのか気になっている･･･

風の王国9 臥虎の森

毛利志生子 / 増田メグミ

今回のメインは表紙の二人ではないのである。久しぶりの再会でラブラブシーンがあったにもかかわらず、物足りないのは翠蘭が無茶やってリジムがキリキリした分だけ後で翠蘭をだきしめちゃうという展開が大好きな鬼畜だからだろう･･･（妊婦に何をさせたかったんだ自分）

風の王国8 目容の毒

毛利志生子 / 増田メグミ

翠蘭ちゃんとリジムがラストで会えていないのがちょっと物足りないです。最近ラセルがちょっとわがままに育っていないか？

風の王国5 月神の爪

毛利志生子 / 増田メグミ

すっげぇ悪い奴だと思っていたソンツェン・ガンポが登場してみたら結構いい人でびっくりしました。逆にセデレクがとても底の浅い悪い奴でめくりめく陰謀の割りには拍子抜けなところもあります。

風の王国4 竜の棲む淵

毛利志生子 / 増田メグミ

記憶を失っても翠蘭は翠蘭のままでしたね。（鈍感で無鉄砲で優しい）ここまで人を信じることのできる強さは素敵です。

外法師 鵺の夜

毛利志生子 / 紗月輪

前半の時代とか舞台設定の説明はテンポが悪いけど、後半は一気に読めました。
こういう平安時代モノは大好きです。
綺童丸や綱がもうすこし活躍するところを見てみたかったなぁ。

風の王国2 天の玉座

毛利志生子 / 増田メグミ

そういえば、1巻の表紙にリジムいないね(笑）。
夫婦一緒の初・表紙。リジムと翠蘭が婚礼の儀を終えた後の話です。
新婚ほやほやですが、決して甘い展開にはならず。
ジスンがすごいわかりやすい嫌がらせだった、…彼女の正体は最初あたりでケーセクが言いよどんでたのでわかったけれど。
恋愛面で、二人の心境にだんだん変化が見れるのが面白かったかな。不器用な愛情を示すリジムと、嫌われないかと不安になっていく翠蘭。意外に似た者同士でしたね。
リジムが意外に子供っぽいのが笑えました。ラセルが可愛いかった。
黒幕を絞りやすいんですが、最後に意外な人物が…って言う展開でした。

風の王国1

毛利志生子 / 増田メグミ

唐の時代、チベットを舞台とした独特の雰囲気あふれる歴史話。キャラクターが皆魅力的。翠蘭の活躍が清清しい。

風の王国4 竜の棲む淵

毛利志生子 / 増田メグミ

翠蘭が記憶喪失になっちゃうしリジムの前妻の息子ラセルは誘拐されちゃうし･･･!!もう大事件が!!という割にはかなり落ち着いて読めました(笑)
記憶喪失ものってどうせ記憶戻るんだろうなーと思いながら読んじゃうせいかな。
そして返ってきたガル！
彼の行動がどう出るかには始終ドキドキしてました。

風の王国3 女王の谷

毛利志生子 / 増田メグミ

翠蘭がリジムの代わりに他国の女王即位式に出向くお話。
途中リジム不在という事で、出番が無くなるけど、変わりに返ってきた慧の活躍が良い感じです。
序盤のラトナが訪問してくるあたりが好き。
赤兎が出てくるシーンがちょっと早く先に展開しないかな〜と先読みしたい気分になった･･･^^;
女王の谷は、表紙から挿絵まで全体的に私好みでしたvv