吐蕃に嫁いで一年半がたっていた。翠蘭はリジムの父で大王であるソンツェン・ガムポに会うため、西の王都ヤルルンを目指していた。自分が偽公主であることを大王に告げなければならない。しかし翠蘭に覚悟はできていた。そこへ大王の使者が訪れ、途中リゥの谷に寄って静養中の二人の大王妃を連れて来るよう翠蘭とリジムに命じるが……。いまだかつてない危機に翠蘭とリジムは耐えられるのか!?
Posted by ブクログ 2009年10月07日
ソルツェン・ガムポと翠蘭の初対面。正直ソルツェン・ガムポは暴君、とまではいかないですが、もっと怖いお人かと思ってました。意外に人間味のある暖かい素敵な人でびっくりです。
そしてリジムの友達のセデレクの謀反。こっちは少し辛い内容でした。せっかく仲良くなってきた女官に起きたことが何より辛かったですね。そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ついに翠蘭がソンツェン・ガムポに会いに行くお話し。
これはもうストーリーがドキドキ過ぎます!
また一歩時が進み、お話が進んだようです。
ようやく確信を突いてきた感じで!
初の戦争っぽいシーンもあり、ハラハラしっぱなしでした。
翠蘭がかわいそう過ぎ!
ラストも中途半端な所で終わり、次に続く!的な感じ満...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ヤルルンに着いた一行。翠蘭は自ら大王に自分は皇帝の姪だという事を告白する。また、前宰相の孫であるセデレクから領地への誘いを受けた大王は、リジムを名代にたてる。彼の地、ツァン・プーで彼らを待ち受けるものとは…。
ティツン妃、セーマルカルなど出てきてチベット史を知ってる人はニヤリとしたのではないのでしょ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年03月12日
すっかり忘れてましたが、結婚するのを命じたのはこの人でした、な
父親ご登場(?)です。
そこであった夫の『共生』というのがまた…。
とりあえず『共生』というのは何だろう? という疑問が先でした。
どうやらご学友なのかと。
なるほど~と読み進めて行っていましたが…あれですね。
一言で終わるならば、詰...続きを読む
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