ラセルの花嫁を決め、ヤルルンに戻った翠蘭は、懐かしい人々との再会に胸を熱くする。娘のイェルカは利発に成長を遂げており、翠蘭は母親としての対応に戸惑っていた。ソンツェン・ガムポの命令でリジムの葬儀を執り行うための寺院建設を任された翠蘭は、ラセルを伴ってラサに向かう。だが、それは同時に、サンボータとの婚儀のためにシャンシュンに向かう朱瓔との別れの旅でもあった…。
Posted by ブクログ 2013年07月08日
花嫁を決めて戻ってきてみれば、また大きくなった息子と娘。
そして次の仕事の寺院について、またしても旅立つ事に。
今回は息子付き。
娘も付いてくる予定でしたけれど、熱のため強制的にお留守番。
しかし…完全に想像できる『お姫様』になってしまっている娘。
甘やかしたからなのか、単に負かす事が出来る相手が...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月18日
相変わらず、ラブはゼロです。
政治の話も面白いけれども、これってコバルト文庫だよな(苦笑)と思ったり。
成長したらセルの姿が、ツボでした。
勇ましくなったわねぇ、と。
リジムに似て、いい男になってきました(笑)
花嫁と早く対面できるといいですね。
イェルカとの親子関係は難しいですね。
それでも何...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月20日
リジムの墓と寺院の建立、ラセル即位への周囲の準備、ソンツェン・ガンポ王の病状の悪化、イェルカとの確執・・とそろそろ終盤へ。
リジム崩御から割りと史実をなぞっているので、(史実に基づいた創作といえ、大きく違ったのはヒロインがリジムと結婚したことくらいだし)、この先どこまでシリーズは続くのかしら・・・...続きを読む
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