毛利志生子のレビュー一覧

  • 風の王国17 黄金の檻

    Posted by ブクログ

    今までも思っていましたが、ここでさらに思いました。
    この状態、普通の公主ではまったくどうにもなりません。
    むしろ普通の公主は、危険から遠ざかって過ごしてますか?w

    また続きが気になる所で終わっていますが、それほど危険もなく
    大丈夫と言えば大丈夫です。
    本編に関係なく、気になるのは王太后ののし上がり方。
    7歳からそれを緻密に練り上げて行ったのか
    それとも一気にがっしりいったのか…。

    久しぶりに幼馴染も登場しました。
    元気そう(?)でなによりでしたが、彼の活躍は
    これからまたあるのでしょうか?
    番外編だと思って読んでいたものは、実は布石だったのでしょうか?

    0
    2010年04月28日
  • 風の王国12 初冬の宴

    Posted by ブクログ

    婚約発表で、平和になるかと思いきや。
    えええ!? なところで終わってました。
    これはかなり続きが気になります…。

    愛情をかけられているからこその不安。
    そしてどこにでもいる大人達。
    まさに、子供の言い分大人の言い分、です。

    更に子供は子供で、また違った言い分がでてきますし。
    双方の言い分も感情もよく分かりますが
    子供らしくないといいましょうか…。
    その根底がこれですか、というのもありますが
    まず考えすぎです。

    前半の和やか(?)に比べての、この後半。
    後を引きます。

    0
    2010年04月13日
  • 風の王国10 花陰の鳥

    Posted by ブクログ

    若かりし頃の某さんと、某さんの母親が結婚するまでの話。
    いやしかし、この親にしてあの子供あり、みたいな性格でした(笑)

    4人の妃候補のうち、やたらにやる気のない1人が何かあるかと思いきや
    あるにはありましたけど、無関係(?)の『ある』でした。
    王道のようにむっとする女性も出てきましたが
    さくさくっと読み進められました。

    とりあえず、今回はいいように使われてるというか
    やられてるというか…。
    この時期からあの性格ですかw と苦笑せずにはいられません。
    本編より、さらに政治が介入してるかと。
    うん、結婚が絡んでますしね~。

    0
    2010年04月09日
  • 風の王国9 臥虎の森

    Posted by ブクログ

    最後まで読み終えて一言、よしっ! でした。
    やっと思い通り(?)状態にw

    しかし、そのためにヒロインとヒーローの動きがあまりないです。
    半分彼女と彼の物語状態。
    何せ今は動けませんから…。
    とはいえ、すごい状態にはなってます。
    これほど激しくなったのは、ヒロインが動けないため??
    どうなんでしょう??

    そして15年前。
    憶測は出来るのですが、一体その時何が起こったのか。
    次回持ち越しなのでしょうか??
    気になります。

    0
    2010年04月06日
  • 風の王国8 目容の毒

    Posted by ブクログ

    夫の義母に毒が盛られ、その犯人はさっぱり分からない。
    かと思いきや、犯人かと思われた人物は自害し
    更なる人物が疑われる…。
    『最初』は一体誰なのか、何の目的なのか。
    さっぱり分かりませんw

    しかし、これほどまでにヒーロー(?)が出てこない小説も珍しいかと。
    最初と最後に出てきただけでした。
    …最後、の方が若干出演長い??

    毎度の事ながら、すごい事にもなっていますし。
    むしろ倒れた理由。
    まさか! と思いきや!!w
    おめでとう、と言うべきでしょうが、これで当分
    動きが制限されてしまうような。
    いや、でも体丈夫でよかった、ね??

    権力ってすごいですね…。
    あの人に関しては、話術、でしょうか?

    0
    2010年03月30日
  • 風の王国1

    Posted by ブクログ

    唐から若き吐蕃国王に嫁いだ実在の文成公主をモチーフにした話。
    2010年3月現在で(副題なし)〜「水面の花」まで外伝を含めて
    20冊出ている。
    「臥虎の森」くらいまで発売日に買っていたが、このまま読み続けるべきかどうか様子を見ていた。チベットの歴史を知らずに読んでいたので吐蕃王が亡くなるという筋書きを知り、ますます縁遠くなっていた。つい最近、本の整理をしようと思って再読。
    吐蕃王亡き後の話も進み、完結していないようなので再び興味を持ち、本編の「初冬の宴」〜「嵐の夜(下)」、外伝の「水面の花」を読んだ。じわじわとおもしろい。
    なんだか気になって読んでしまう。
    とりあえず処分するのは先送りです。

    0
    2011年10月26日
  • 風の王国2 天の玉座

    Posted by ブクログ

    さくさく楽しく読めます。翠蘭の戸惑う姿も楽しいですが、リジムの気遣いもおもしろいです。事件を通して絆がしっかりと完成していくんだろうなぁと思うと、今後の展開が非常に楽しみです。

    0
    2010年03月22日
  • 風の王国20 水面の花

    Posted by ブクログ

    時系列が戻ってしまっているので、本編を読んでいるとちょっとつらいですねー………。女官のダワもまだ生きているし。
    もう少し早く読みたかったなというのが本音です。

    0
    2010年03月20日
  • 風の王国6 河辺情話

    Posted by ブクログ

    番外編…という事で、主人公夫婦の名前も何もかも一切なし!
    旅立ってしまった『彼』のお話です。
    そういや一緒に、あやつも旅立ったなぁ…と。
    彼は最初っから文句が多いです(笑)

    狭い地域、主無き状態だからこその力。
    よくある状態に、よくある子供の話。
    どうしてこうなったのか。
    あからさまに動いた理由とは。
    まったく無理矢理ではない話の流れは、あいかわらずいいな、と。

    しかし常識で考えれば、かなり頑張り屋さんなお姉さんです。
    守るべきものがいるというのは、どこまでも強くなれるものです。
    そしてやっぱり女は怖いです。
    この地域限定?w

    0
    2010年03月15日
  • 風の王国5 月神の爪

    Posted by ブクログ

    すっかり忘れてましたが、結婚するのを命じたのはこの人でした、な
    父親ご登場(?)です。
    そこであった夫の『共生』というのがまた…。

    とりあえず『共生』というのは何だろう? という疑問が先でした。
    どうやらご学友なのかと。
    なるほど~と読み進めて行っていましたが…あれですね。
    一言で終わるならば、詰めの甘い、です。
    考えが足りないといいましょうか、何その穴ぽこ計画! と。
    むしろ、人の『力』を当てにしすぎです。

    しかし、ようやく最初の嘘を肩から下ろしたら
    今度は違う重りがのっかかってきました。
    本来あるべき重りが、形を変えて違うものとして。
    しかしまぁ…これは大丈夫な範囲、でしょうか?
    自分

    0
    2010年03月12日
  • 風の王国4 竜の棲む淵

    Posted by ブクログ

    戦争の影には、犠牲者がいる。
    とはいえ、そこを話に持ってくるとは思いませんでした。
    あらすじの所に『復讐』やら『愛を守れるか』とかあるので
    誤解を招く動きをするとか、孤立させるとか
    そっち方面だと思って読んでいたら…。
    魔術ってすごいですね、はい。

    しかしやる事なす事変わりないというのが…w
    変わりなくいられるというのは素晴らしい事かと思われますが
    夫側としてみれば、気が気じゃない行動。
    しかも自分を当てにしてくれない分、更に~みたいな。

    ところで…お友達とあの人は、何か発展するのでしょうか?
    ちょっとそこに興味があるのですが!w

    0
    2010年03月03日
  • 風の王国2 天の玉座

    Posted by ブクログ

    前回の続き、という事で結婚式から始まります。
    ようやく平和で平穏な日々かといえば、当然そんなわけはなく…。
    何せ一応政略結婚ですので、人間関係がw

    これほど怪しい人もいないかも、というか
    もしやと疑ってみれば、それは大当たりでした。
    しかし子供可愛いですね~w
    可愛いざかりと言うのもありますが、生い立ちを考えれば
    確実にこういう性格になりそうかと。
    うまく書いてるな~と。

    場所が王国…というか、権力中枢なので仕方ないですが
    人が多くなってきます。
    登場人物欄、大活躍(笑)

    0
    2010年02月04日
  • 風の王国1

    Posted by ブクログ

    血縁である王に『頼まれて』嫁ぐ事が決定。
    その嫁ぎ先までの道すがらの話、ですが
    話の先が気になり、それで?! という脳内(笑)

    当然想像内の状況になるわけですが、それでも面白い。
    やりとりでしょうか?
    それとも内情?
    1冊で色々ぎゅっとしているせいか、コバルトにしては
    やや字が小さめ。
    けれどとても満足なものでした。
    ちょっと笑えましたし…w

    いじっぱりvsいじっぱり、でしょうか?
    軟化していく具合も面白かったです。
    というよりむしろ…w

    0
    2010年02月02日
  • 風の王国2 天の玉座

    Posted by ブクログ

    リジムの男らしい面と、かわいらしい面に胸キュン女子も多いはず!?王家ならではの複雑な人間関係はあるものの、翠蘭とリジムのゆるぎない絆が心強い。緊迫した情勢下と、二人の愛との緩急が、バランス良く配置されていて飽きない。

    0
    2009年12月01日
  • 風の王国1

    Posted by ブクログ

    身分を偽って、唐から吐蕃国王に嫁ぐことになった翠蘭。吐蕃への長旅の途中川に流された翠蘭と、唯一共に行動することになった青年リジム。
    翠蘭とリジム、そして幼なじみの慧、若者たちの恋愛のやり取りはコバルト文庫らしい。特殊な状況とはいえ、こうした付きつ離れつのもどかしい感情は女の子好みなのでは。

    0
    2009年12月01日
  • 風の王国15 嵐の夜(下)

    Posted by ブクログ

     ディ・セルに癒し効果を見出してしまいました。
     トゥンドゥプとロナアルワは切ないものがありましたが、終章のロナアルワ達に安心しました。
     もともと胆力があった翠蘭が更に格好良くなった気がします。

    0
    2009年11月17日
  • 風の王国13 金の鈴

    Posted by ブクログ

     ラセルの聡さとそこから起きた子供らしい短慮が切なかったですが、リジムとラセルが親子として向き合えていたのが嬉しかったです。
     出兵はあれど、イェルカの誕生や揚水車の設置などで表向きささやかな幸せムードが漂っていたと思ったら、遂に来てしまいましたね。史実とはいえ、リジム……。

    0
    2009年11月08日
  • 風の王国19 うつつの夢

    Posted by ブクログ

    翠蘭って、、とにかくタフですね。
    タフじゃないと1巻で終わってるし。
    これは究極のタフ殿下翠蘭の限界を知るための小説では?

    内容的には、シャンシュン滅亡。
    帰って結婚式でしょうか。リジム帰ってきてー

    0
    2009年10月04日
  • 風の王国17 黄金の檻

    Posted by ブクログ

    シャンシュン編。最後まで一気に読破。翆蘭にはしあわせになってもらいたいなぁ。いや今でも幸せなんだろうけど。
    セーマルカルが思いのほかかわいくて、しっかりしている。

    0
    2009年10月04日
  • 風の王国18 砂の迷宮

    Posted by ブクログ

    やっぱりでしたね。
    双子、お姉さん、なるほど。
    セムジェンは直情型ですね〜、翠蘭をなんとも思っていなさそうなトコが良いです。
    リクミギャは10年何待ちだったのか!?
    次巻に期待!

    0
    2009年10月04日