あらすじ
古代、道教の知識をベースに発展した「呪禁道」。有王は、そのわざを駆使し、呪物を祓う力を持つ「呪禁師」である。あるとき、虫形の特殊な呪物「金蚕蠱」にとり憑かれた女性を救うため、有王は虫を他人に転嫁させる方法をとるが、その際に綾瀬と名のる謎の一族と関わりを持ってしまう。綾瀬の女性・真実夜に依頼され、カナリアと呼ばれる少年、耀を探す有王。が、それがはからずも、一度は切れた有王と金蚕蟲の糸をもう一度紡ぎ直してしまった。呪力対呪力の壮絶な戦いが始まる――!! ※この電子書籍は集英社スーパーファンタジー文庫版を底本としております。
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Posted by ブクログ
確か、このシリーズ、数年前になくなってしまって、絶版なんですよね。
コバルトの方で、順々に刊行されているみたいだけど、私はこっちで充分。
この方の本、別段、ラノベレーベルで出さんでも…と思うのは私だけ?
ラノベでなくても、充分通用すると思うのだけど…^^;
Posted by ブクログ
オカルト、というか陰陽師もの、おどろおどろしいものが好きな私にとっては何とも言えないほどのもの。一気に何冊も取り寄せた覚えがあります。挿絵は潮見さん。決して万能でもなく、そして最強でもない力と主人公。キャラも個性的で、偏り過ぎない話で一気に読み進められる作品です。