【感想・ネタバレ】猫まみれの日々 猫小説アンソロジーのレビュー

あらすじ

猫専用の洋裁店を訪れる客たちとそれぞれが選ぶ生き方、NOと言えない女性が出会った『見えるひとにしか見えない』猫、なぜかイケメン同期の飼い猫の世話係に選ばれたOL、愛猫家の店長が営む喫茶店の常連客になったお嬢様、元捨て猫にまつわる「ありがとう」の言葉たち―――人気作家が描く、どこかにあるかもしれない猫と誰かの日々。好評につき第二弾が登場! 【目次】猫町洋裁店(かたやま和華)/猫又の小料理屋さん(水島 忍)/七匹もいる!(毛利志生子)/Cafeトラ猫のマスターは猫を愛しすぎている(秋杜フユ)/ありがとう(前田珠子)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最初の話は、猫目線で読めて面白いと思った。最後に、生まれ変わってもまた、ご主人様の所へかえる猫がとってもいいなと!

2番目の話は、とっても好き!見える人にしかわからないブサイク猫。アドバイスをくれて、何気ない日常から、新しい事へのチャレンジをするようなる主人公。読んでいてると勇気をもらえる。

3番の話もは、頼まれて猫の世話することになった話。どんどん猫好きなっていき、真面目に猫に取り組んでいく感じがいい!

4番目の話は、とにかく猫好きのカフェのオーナーと、世間知らずのお嬢様のお話で、猫好きカフェオーナーが、何かにつけて猫に話を例えて話したりする。
なんだか、ネコ満載な感じ。

最高の話も、猫目線の話。
産まれてから、捨てたれたり、恋をしたりと猫ってこんな風に、感じてるのかなって。

どの話も猫が出て来て、猫と触れ合ってる気分になれて、楽しかった。

0
2021年01月10日

Posted by ブクログ

猫ミスかなとか勝手に勘違いしてたけど、普通の猫小説だった。最初の毛皮を着替える話とか、なんか涙腺が緩んでしまいます。一緒に暮らした猫のことを想わずにはいられません。

0
2019年02月06日

Posted by ブクログ

猫の毛皮の仕立てとお直し、猫の妖精のいる小料理屋、猫と人と人の縁結び、猫好きマスターの片思い、猫の家族の物語。注文したコーヒーにちょこんと添えられてきたクッキーのような重くなく邪魔にならず、サクッと美味しいそんな短編たち。泣かせてやるぞ、感動させてやると躍起になっている話がやけに鼻につく昨今の中、脱力して読むのに丁度いい、こういうのがいいんだよと思う一冊。愛猫を撫でながらゴロゴロして暑さをやり過ごすの時間の読書にちょうど良かった。

0
2023年08月19日

「小説」ランキング