自分の決めたルーティーンやいつ何をするかをぶらさずに、人と深く関わることなく生きていきたいという考えの、経理部の森若さん。軽くサクサク読めて、意外と共感できるところも多いのでこの先のシリーズも読んでいきたい。
(正義感が強いという言葉が正しいかはわからないけど、)気になったことはとことん突き詰め、不正を淡々と解決していく森若さんらしさの一方、その中でも自分は冷淡な人間なのではないかと悩む姿も人間らしい。
経費不正利用にはすぐにピンとくるにもかかわらず、女同士のいざこざや関係性の変化には疎くて、抜けてるところもかわいい。