青木祐子のレビュー一覧
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途中までのマーガレットの憑かれたような言動、キーラーの軽薄っぷりが華やかな世界って怖いというか人間って怖い。
闇のドレスはマーガレットが着ていると思い込んでいたのでカレンだと判明した際、「ああああんたかい!」とびっくりしましたが闇の心を脚本にぶつけるっていうのは発想がすごいわ。
最終的にハッピーエンドに修正して舞台は大成功しましたが、カレンよキーラーはやめとけ。
キーラーを捨てれば脚本家としても成功できるし、マーガレットが母親になって私生活も万々歳だと思うんですが。
浮気癖はそんなに簡単に治らないぜ。
アイリスはもう何でも屋になったほうがいいと思う。 -
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ネタバレ相変わらずのシャーリーに大笑いです。その独占欲なんとかしないと本当に社交界に戻れなくなるぞと突っ込みたくなります。宮廷舞踏会はまあ理性を働かせるとして、そのあとにくっつく大貴族どうしの付き合いパーティーはどうする気だ……。
パメラは変わらずパメラで何より、でも何となくアントニーが主人に似てきてる気がするのが。←あ。
そして逆にジャレッドが研ぎ澄まされてカッコ良くなってます。反面教師?
美少女エド(え?)の見納め写真はもちろんですが、リルの披露パーティーは絶対見たいですね。絶対ここぞとばかりにクリスお姉様を引っ張り出すに違いないから。
青木先生もう一冊!な一冊でした。楽しかったー! -
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BOOKLIVE版で。
さすが売れたシリーズの1作目!めちゃ面白い!320人登録って、かなり売れたんだなぁ。アニメ化でもしそうな実績だけど、題材がアニメ向きではなかったかな。
心の形をドレスにあらわしてるだけ。それが恋のドレスになり、闇のドレスにもなる。面白い設定です。
人の気持ちは分かるのに、自分の気持ちは分からないというクリス、なんか共感できます。
シャーリーはいちいちカッコよくて、クリスを認めているところはクリスに共感している読者として嬉しいし、デートに誘うところは萌えられるし、倒れるクリスを抱きとめるとか少女小説の定番でよいですね!シャーリー目線の語りの部分はよかった。
フローレンスやイアン先生やアンディやアイリスやパメラ視点なんかもあって、いろんな視点で楽しめる小説って、やっぱり素敵。わたしは一人視点でしかまだかけてないので、ほんと挑戦してみたい、ってか書けないとダメだよね、多視点。
作ったドレスは数着だけど、文庫一冊で、お客さんは一人?フローレンスの心を丁寧にひもといていく。
誰が好きなのか、なぜ歩けないふりをしてるのか、何があったのか、などの謎解き要素あり。
イアン先生を好きなのではというミスリードがうまい!しかもイアン先生も単なる当て馬でない、どこか魅力あるし。しかもクリスを認め、シャーリーにほんのり嫉妬させてたり。無駄のないキャラ配置。
お茶のシーンとか、イギリスぽくてよい。
お店の様子や邸の様子が細かく描写されてて、わかりやすい!
わたしももっと空間を書き込まなくちゃなあ!あらかじめ見取図でも作製するかなぁ。
しかし、当時の青木先生、兼業作家だとは(今は違うよね?多分)。あとがきで、ヨレヨレの服やクマをつくりながら身なりにかまわず、ドレスの話しを書いてるとあったので、安心した。自分が服の話しを書こうとしてる上では。
ドレスの知識があまりないから、和服の場合と比べてどうかは分からないけど、少女小説と服の関わり方の参考になりました。 -
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この作品の雰囲気はすごく好きです。龍之介も硬骨漢で、女に慣れてはいてもクズではないし。古き良き謎めいた上海を味わうには、もってこいのお話です。第一巻では、ヒロインのリリアと契約恋人になっていた龍之介ですが、この巻ではちょっと進展があります。
相変わらずキナ臭い租界の上流社会で、リリアの置かれている状況はどんどん剣呑になっています。でもね、どうも私は、リリアが聡い子の割にはぼんやりお茶を淹れてるのを見るとイライラしてしまうんですよね…。賢い身の処し方をしてるし、文句なく可愛いヒロインなのに。なんで気に入らないんだろ…?自分が不思議です。
フェイや白蓮の方が、どん底も見てるだろうけど好き。できればリリアに感情移入して読みたいんだけどなあ。 -
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遂に終焉!
ハッピーエンドで終わる、と信じていたが、いつもハラハラしながら二人の恋を見守っていたので、表紙の様な幸せが二人に訪れて本当に嬉しい♪
しかし、この最終巻での一番の立役者は、やはりソフィアだろう。
シャーリーがサインした廃嫡の書類にインクを倒し、よもや「風が吹いたのよ」と言い張ろうとは!!
貴婦人の見本のような彼女が、こんな事をしでかすなんて夢にも思わなかった!
あとは、やっぱりシャーリー?
クリスが唐突に口にした「とてもあなたのことが好き」という言葉に、らしくもなくうろたえたり。
クリスの花嫁姿を目にして、「うっ」と心臓を押さえて、数歩あとずさったり。
こんな可愛いシャーリーはそうそう見られるモノではないので、絵師あきさんが『クリスビーム』と称して、本編最後のおまけページを飾った気持ちがよく解ります^^
本編はこれで終わっちゃったけど、この後、短編集が一冊出ているらしいので、二人の新婚生活っぷりを覗けたら嬉しいなぁ♪ -
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第2巻を読破。
今回のゲストキャラは再起をかける女優マーガレット・ベル。
舞台が好きで、演じることが大好きだった彼女だけれど、貴族の娘であるがゆえに実力を認めてもらえなかった彼女。
ブロマイドが売れても、月日がすぎれば色あせていくことに恐怖を覚えた彼女は、1年間舞台に立つこともできなくて。
そんな彼女がひさしぶりに主演を務める舞台『楽園』の衣装を手がけることになったクリス。
最初はパメラが相手役に……とスカウトされたんですけれど、彼女ははっきりきっぱり断って。
様々な人間模様の中に闇のドレスが関わってきて事態は思わぬ方向へ――
というのが主な流れですかねー。
まだまだ興味を持っているけれど、よそよそしいクリスとシャーリー。
かわいい新キャラ、フリル嬢もいい仕事をしていますw
おしゃまな女の子でかわいいですねえ、フリル嬢。
彼女が初登場した短編はリアルタイムで読んだな、そういえば。
ドレスの気持ちがわかるクリスと、リボンの気持ちがわかるフリル。
それに物怖じしないパメラとフリル。
貴族の娘さんだけれども、「薔薇色」の二人とは良好な関係を築けているもようです。
それにしてもキースはいっぺん痛い目に遭った方がいいような(^-^;)
舞台に立ち、人気になるためならば誰にでもすり寄る……うーむ。
本当にこんな男でいいのかい? カリナさん、と思ったりしました。
笑
シャーリーが貴族然としつつ、クリスのことで頭がいっぱいで。
「薔薇色」に行ってクリスが劇場にいると聞いたら、わざわざそっちへ赴いて。
けれどクリスには劇場に用があった、とかっこつけて。
ニヤニヤ(・∀・)ニマニマ
シャーリーのくせにww とか思ったり。
本当におもしろかったですー。
次も読むぞー。 -
Posted by ブクログ
第1巻を読破。
なんだかひさしぶりに最初から読みたくなったので。
「恋を叶えるドレス」と有名な「薔薇色〈ローズカラーズ〉」。
いつも地味な服装の小柄な縫い子クリスと、明るく美人な売り子パメラ。
性格も容姿も正反対な二人だけれど二人三脚で「薔薇色」を盛り立てていて。
そこに妹のドレスを注文しにハクニール公爵家のシャーロックがきて。
ここから物語は始まって。
っていうか7年前の作品なんだ……これ。
意外と長くつづいたシリーズだったんだなあ。
それもそうか。
20巻以上出ていますものね。
シリーズ後半だとお互いを想い合って恋人らしい二人も、第1巻では他人行儀で、なんだか新鮮(*´▽`)
貴族と労働階級者の考え方の違いがはっきりと出ているなあ、と。
そして今読むと、アイリスは「お嬢さまのため」と言いながら、ネガティブな方に誘導しているのが見え見えですね。
怪しさ大爆発のメイドさんです(^-^;)
で、再読していて知ったんですが……。
そうか、シャーロックって22歳だったのか。
シリーズ読んでいてあまり気にしたことなかったな、二人の年齢差。
シャーロックがそれだけおこさいやなんでもない。
笑
人のネガティブな心を引き出す「闇のドレス」、クリスの「恋のドレス」。
まるで正反対なドレスたちだけれど、人の心を引き出すというのは一緒、なんですよね。
このままシリーズを制覇するかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレついに読み終わってしまった。
と思う反面、もう睡眠不足の日々を送らなくていいんだとほっとしたりする。
単身で渡米したとき、はじめてクリスのことを好きだなあと思えました。
が、その後のクライマックスのためであるとは理解できても、我を通してシャーロックに大切なものを捨てさせてたクリスのことはやっぱり最後の最後まで好きになれなかった。
本当に傲慢なのはシャーロックではなくて、アルフレイドでもなくて、いつもいつもクリスだったと思う。
クライマックスのソフィア母の機転と、上級使用人達の道理をわきまえた素晴らしい言動は、英国人らしさをよく描写していてとても好き。
アディルが結婚相手の王子と出会うことになったエピソードも読みたいなあ。でないとジャレッドが不憫すぎて報われないと思います。
大満足の27冊でした。今月末に出る短編集もとても楽しみ。
新作の上海租界ものは、題材としてはものすごく興味があるけど
きっとまた雰囲気重視で、いろいろ小さいけどだからこそ大切なものがおざなりにされて結果世界観も雰囲気も台無しになる、という現象がおきると思うのできっと読まない…。
ヴィクロテも、ファンタジーなら気にならなかっただろうに、空気感がよく書けていすぎるだけに、かえって粗が目立ってちぐはぐさが浮き上がってしまっていて、ときどき無性にむずがゆくてしょうがなかった。それでもシャーリーが愛しすぎて一気読みしちゃったけど!