青木祐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
このシリーズは今20冊近く出てますが、途中で切らず読み続けてる、数少ないライトノベルの1つです。
とにかく絵が好みで手に取ったのですが、中身も面白かった!労働階級のクリスと、貴族の跡取り息子であるシャーロックの恋という王道もの?ですが、恋だけでなく仕立てる御嬢さんたちの複雑な状況や心境とか、ドレスに絡んでくる危険とか、読んでいて飽きません。
クリスとシャーロックだけでなく、登場してくる様々な人物それぞれの心情が細かく書かれているので、誰に対しても結構感情移入できるところがあります。クリスの臆病な性格も、シャーロックのもどかしい思いもリアル。
お互いの仕事とか、危険な出来事の間にも少しずつ育っ -
Posted by ブクログ
2010.4.23再読。
ライトノベルのイメージをかえる。もっと評価されていい作品。
森薫のエマを読み終わった頃、ちょうど本屋さんで見かけ、衝動買いしました。
コバルト文庫なんて何十年ぶり!と思ったものの、身分差恋で恋とドレスの話なんて!ヨーロッパものには目のない私にはそのキーワードだけで参ってしまい即買。
登場人物たちはみんな一癖も二癖もあるのに、青木さんの丁寧なくせのない文体がすんなりまとめあげていて読みやすいです。
恋愛小説やラノベが嫌いな私にも、無理な急展開や変な設定がなく、主人公の恋愛だけが主じゃないこと、闇のドレス(ネーミングはちょっと笑えてしまいますがね)の暗躍などが面白く、す -
Posted by ブクログ
「クリス、行ってはいけません!」 byジャレッド
───同感です。
“ママは闇に堕ちた。最初から、堕ちていた。”と気付いたはずなのに、クリスは何故リンダに着いて行ったのか!?
闇のドレスを最初に生み出した責任を取る為?
シャーロックに向かって、「もう、好きじゃないの。シャーリー」と告げただけでも、身を切る様で痛々しかったのに…。
その小さな身体で、たった一人で、今度は何をしようというのか???
そして、シャーロック。
巻末マンガであきさんに「コテンパン」とか言われちゃってたけど(笑)、恋のドレス───恐らく、クリスが初めて『恋のドレス』として意識して作った!?───を身に纏ったアディルを目 -
Posted by ブクログ
経理の視点から職場の空気が立ち上がってくる感じが心地よくて、気軽に読み進められる一冊。森若さんの“距離感の美学”が今回も冴えていた。
会社の経費って、どこまで許容されるかは人によって本当に違うんだよなぁと改めて思った。特にコーヒーメーカーの設置を巡る女性陣の分裂は印象的で、最近うちの職場にも導入されたこともあって妙にリアルに感じた。欲しい派と要らない派、実際どれくらいの割合だったんだろう。あの多数派工作めいた雰囲気は、読んでいて「あるある、こういうことってあるよね…」と軽く頷きたくなる感じがあった。
そして今回は、森若さん自身の変化がとても気になった。これまで彼女は、問題を大きくしないため