青木祐子のレビュー一覧

  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー1 恋のドレスとつぼみの淑女

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    BOOKLIVE版で。
    さすが売れたシリーズの1作目!めちゃ面白い!320人登録って、かなり売れたんだなぁ。アニメ化でもしそうな実績だけど、題材がアニメ向きではなかったかな。

    心の形をドレスにあらわしてるだけ。それが恋のドレスになり、闇のドレスにもなる。面白い設定です。
    人の気持ちは分かるのに、自分の気持ちは分からないというクリス、なんか共感できます。
    シャーリーはいちいちカッコよくて、クリスを認めているところはクリスに共感している読者として嬉しいし、デートに誘うところは萌えられるし、倒れるクリスを抱きとめるとか少女小説の定番でよいですね!シャーリー目線の語りの部分はよかった。

    フローレン

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    2013年04月30日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー27 恋のドレスと白のカーテン

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    「風でびんが倒れた(本当は公爵夫人が倒した)」というオチが最高でした。胸がすっとしました。
    クリスとシャーリーの後日談があれば読みたいですね。

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    2013年04月02日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー1 恋のドレスとつぼみの淑女

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    ネタバレ

    心を仕立てあげるという言葉通り、登場人物の心を丹念に描いてある。
    そして、ドレスや服は女の子にとってやっぱり自信を持たせる魔法のようなものだな~と思った。
    自分自身の魅力や自信を引き出されたら、女の子はそら怖いもんなしですわ。

     後、フローラの恋心が誰に向いているのか凄いやきもきした。
    この対象がイアンだったら、おお、神様アンディの立場は一体…!?とか思ってたのでフローラとアンディが両思いだと判明した際は一人喜び舞ってました。
    純朴と可憐なカップルは正義!

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    2013年03月03日
  • 【シリーズ】上海恋茶館 アール・グレイは琥珀のくちづけ

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    この作品の雰囲気はすごく好きです。龍之介も硬骨漢で、女に慣れてはいてもクズではないし。古き良き謎めいた上海を味わうには、もってこいのお話です。第一巻では、ヒロインのリリアと契約恋人になっていた龍之介ですが、この巻ではちょっと進展があります。

    相変わらずキナ臭い租界の上流社会で、リリアの置かれている状況はどんどん剣呑になっています。でもね、どうも私は、リリアが聡い子の割にはぼんやりお茶を淹れてるのを見るとイライラしてしまうんですよね…。賢い身の処し方をしてるし、文句なく可愛いヒロインなのに。なんで気に入らないんだろ…?自分が不思議です。

    フェイや白蓮の方が、どん底も見てるだろうけど好き。でき

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    2020年01月26日
  • 【シリーズ】上海恋茶館 ジンジャー・ティーは熱くまろやかに

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    12年12月の新刊。
    骨太な小説。
    上海租界の物語が3巻で完結は残念だけど。
    よく上海の魔都のような、怪しい雰囲気が出ていたと思う。
    その分、普通の人にはわかりにくいだろうな、とも思うけど。
    もっと読みたかったな……!

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    2012年12月13日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー27 恋のドレスと白のカーテン

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    遂に終焉!
    ハッピーエンドで終わる、と信じていたが、いつもハラハラしながら二人の恋を見守っていたので、表紙の様な幸せが二人に訪れて本当に嬉しい♪

    しかし、この最終巻での一番の立役者は、やはりソフィアだろう。
    シャーリーがサインした廃嫡の書類にインクを倒し、よもや「風が吹いたのよ」と言い張ろうとは!!
    貴婦人の見本のような彼女が、こんな事をしでかすなんて夢にも思わなかった!

    あとは、やっぱりシャーリー?

    クリスが唐突に口にした「とてもあなたのことが好き」という言葉に、らしくもなくうろたえたり。
    クリスの花嫁姿を目にして、「うっ」と心臓を押さえて、数歩あとずさったり。
    こんな可愛いシャーリー

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    2012年09月05日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー2 恋のドレスは開幕のベルを鳴らして

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    第2巻を読破。

    今回のゲストキャラは再起をかける女優マーガレット・ベル。

    舞台が好きで、演じることが大好きだった彼女だけれど、貴族の娘であるがゆえに実力を認めてもらえなかった彼女。

    ブロマイドが売れても、月日がすぎれば色あせていくことに恐怖を覚えた彼女は、1年間舞台に立つこともできなくて。

    そんな彼女がひさしぶりに主演を務める舞台『楽園』の衣装を手がけることになったクリス。

    最初はパメラが相手役に……とスカウトされたんですけれど、彼女ははっきりきっぱり断って。

    様々な人間模様の中に闇のドレスが関わってきて事態は思わぬ方向へ――

    というのが主な流れですかねー。

    まだまだ興味を持っ

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    2012年09月01日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー1 恋のドレスとつぼみの淑女

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    第1巻を読破。

    なんだかひさしぶりに最初から読みたくなったので。

    「恋を叶えるドレス」と有名な「薔薇色〈ローズカラーズ〉」。

    いつも地味な服装の小柄な縫い子クリスと、明るく美人な売り子パメラ。

    性格も容姿も正反対な二人だけれど二人三脚で「薔薇色」を盛り立てていて。

    そこに妹のドレスを注文しにハクニール公爵家のシャーロックがきて。

    ここから物語は始まって。

    っていうか7年前の作品なんだ……これ。

    意外と長くつづいたシリーズだったんだなあ。

    それもそうか。

    20巻以上出ていますものね。

    シリーズ後半だとお互いを想い合って恋人らしい二人も、第1巻では他人行儀で、なんだか新鮮(*

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    2012年08月31日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー26 聖者は薔薇を抱きしめて

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    ネタバレ

    パメラの恋と未来に決着がつきます。
    イアンもアントニーもいい男たちですねぇ。

    パメラの良いところというのは、
    高ぶらず卑下もしない
    その生き方とか態度。

    依存もしないかわりに
    誰かのせいで自分をダメに
    したりもしないので、堅実で
    自力で実現できる未来に向けて
    歩いてゆける子です。

    こういう子がちゃんと愛されて
    幸せになるっていいものです。

    よく頑張ったね。

    出生の秘密が明かされ、
    彼女を愛する家族と巡り合って

    「勇気が欲しいの。」

    と打ち明けるパメラは、とても可憐です。

    0
    2012年08月17日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー27 恋のドレスと白のカーテン

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    ネタバレ

    ついに読み終わってしまった。
    と思う反面、もう睡眠不足の日々を送らなくていいんだとほっとしたりする。

    単身で渡米したとき、はじめてクリスのことを好きだなあと思えました。
    が、その後のクライマックスのためであるとは理解できても、我を通してシャーロックに大切なものを捨てさせてたクリスのことはやっぱり最後の最後まで好きになれなかった。
    本当に傲慢なのはシャーロックではなくて、アルフレイドでもなくて、いつもいつもクリスだったと思う。

    クライマックスのソフィア母の機転と、上級使用人達の道理をわきまえた素晴らしい言動は、英国人らしさをよく描写していてとても好き。

    アディルが結婚相手の王子と出会うこと

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    2012年06月02日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー26 聖者は薔薇を抱きしめて

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    パメラぁぁぁ!
    と叫びたくなる終わり方の標題作。

    翡翠の森ですっとばされた、ガイアスタイン城での晩餐会のシーンから始まるけど、それよりも早くオルソープ家の舞踏会でパメラを見つけたんだよ、って言ってあげたらいいのに。
    と思いつつ、とにかくパメラがしあわせになってくれて本当によかった……。

    自分にとってのこのシリーズの影の主役はパメラ。好きなのはアディル。ここまで一気に読ませてくれたのはもちろんシャーロックの恋の行方と身の振り方が気になって。
    いつまでたってもクリスのことは好きになれなかったなあ。

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    2012年06月02日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー22 恋のドレスと陽のあたる階段

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    今回もシャーロックがかわいいです。
    ソフィアママ相変わらず無敵。

    クリスの急激なレベルアップぶりに感動した。^^
    まあもとから口数は多くないし、逆に箱入りかってかんじの悪意のなさなので、発音と姿勢そのほか立ち居振舞いが身につけば、意外といけんのかもしれない。
    と思わされた一冊。

    犯人探しをするシャーロックをいさめたパパがかっこいい。もっともすぎる。

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    2012年05月29日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー19 恋のドレスと聖夜の求婚

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    ネタバレ

    ふられてショックをうけるシャーリーがおいしいです。

    あきさんの絵がちょっと変わってきていて、もう1〜2年前の絵で見たかったな〜。

    後半、アディルと会った瞬間のシーンがとても好き。
    展開は読めてるんだけど、それでも期待させられてしまうこのシーンで、あの名シーンをリフレインさせるのはさすがだなーと。胸がきゅんきゅんしました。

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    2012年06月02日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー14 恋のドレスと舞踏会の青

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    シーズン最後の舞踏会の夜。アディル嬢とシャーロックのダンスのシーンがすごく良かった。p154〜p157のためにこの巻は手元に置いておきたいなあ。

    アディル嬢と踊ってるときの貴公子然としたシャーロックと、その40ページあとでパメラと気楽に踊ってるシャーロックの挿絵の雰囲気の違いもすてき。

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    2012年05月22日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー9 恋のドレスと大いなる賭け

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    シリーズの今までのなかでいちばん面白かったかも。

    アディル嬢はあきさんの挿絵でも文章のなかでも文句なく美しく綺麗で麗しいし、
    シャーロックがクリスに拒絶されてきれてるシーンもおいしかったし、
    フォローのいれかたは相変わらずだったけど、
    ダービーで恋のドレスを着たアディルに見とれてしまうのもかえって嘘くさくなくてよかったし、

    ついにリンダが姿を現したっぽいのもこの先に期待を持てて、
    一日一冊でやめておこうと思うのに、次の巻にも手を出して睡眠不足になる日々はまだ続いちゃうかんじ。

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    2012年05月20日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー4 カントリー・ハウスは恋のドレスで

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    ネタバレ

    夜のテラスでクリスを待ちながら、シャーロックが一人で逡巡するシーンが好き。

    出会った時からシャーロックはクリスに興味しんしんだったし、自分のクラスを重んじるわりにクリスに関して彼はフットワーク軽すぎなので、単なるスローペースな恋愛として読んでるけど、こういうシーンが入るとクラスを超えることの難しさがいちおう障害として立ちはだかるんだな、ときゅんきゅんする。

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    2012年05月20日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー7 恋のドレスと運命の輪

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    ネタバレ

    ジムで走るときの暇つぶしように軽い気持ちで読み始めたはずが、予想外に面白くて一週間であっという間にこの巻まで読み進めちゃった。

    シャーロックがクリスに俺を好きか、とたずねて返事をもらうシーンの挿絵がすばらしく彼の気持ちを表していて、この人ほんとこの後どうするつもりなんだろうなーと次の巻以降も楽しみ。
    このホテルで会ったレイとユベールが探してたギルレイは同一人物なんだろうけど、どう絡ませるのかも楽しみ。

    全体を通しての感想は、クラス意識とかは結構きちんと持たせてるので、家名をそのまま爵位名に連動させてるのはわざとなんだろうな、とか敬称のつけかたとかは雰囲気優先なんだろうな、と納得できるんだけ

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    2012年05月20日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー27 恋のドレスと白のカーテン

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    長かったこのシリーズもやっと完結です。
    ハッピーエンドでよかった。
    巻末のあきさんのイラストに爆笑!
    早く番外編も読みたい。

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    2012年05月08日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー25 恋のドレスと花ひらく淑女

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    初めはあんなに頼りなさ気で、気付け薬まで必要だったクリスが、今作ではある意味、シャーリーよりもしっかりとして見える。
    何より、シャーリーを想う気持ちや、シャーリーの恋人でいる事にブレが生じなくなったのか良い!

    終幕を間近にしてシャーリーが英国を離れる、というアクシデントは発生したが、行き先がアメリカと判明した瞬間、直ぐにラリーの事が頭に過ぎったら、案の定、彼が登場してニンマリw

    二人が結婚する為の試練、と解っていても、離れ離れになってしまうことはやはり不安だったが、クリスもシャーリーも先行き的にあまり問題無さそうで結構安心かな^^

    この作品が終わってしまうことは淋しいけど、二人のハッピー

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    2012年04月18日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー1 恋のドレスとつぼみの淑女

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    仕立屋と貴族 という身分違いの恋物語。 クリスとシャーロックが段々と惹かれあっていく様に キュンキュンしました。 身分の差を越えられるのか?闇のドレスとは? とっても続きが気になります。一冊一話完結なので 読みやすいですね。

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    2012年06月28日