青木祐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回は税務調査も終わり、結婚までの過程が中心。
おもしろかったわー。
沙名子が山田家に挨拶に行ったときのことはなんの違和感もなく、普通こうなるよなという感想だった。
私も絶対こうなるし。
でも太陽が森若家に行ったときのあのいきなりのフレンドリー感や打ち解け感を目の当たりにして、私は結構な衝撃だった。
こういう人もいるのか!
そりゃいるだろうとは思うものの、びっくりするやら感心するやら。
こういう人といると、沙名子が感じたように自分はポンコツなのかと思うな確かに。
でも太陽の友だちによるサプライズパーティーで逃げ出しちゃった沙名子の行動は大人げない。意外にも女性陣が味方してくれてよかったけど、沙名子も少しずつ変わっていけるといい。
それにしても太陽が森若姓になるとか、太陽はやりたいと思っている披露宴をしないとか、私が思っていた以上に沙名子は頑なだったな。
森若太陽ってなんか合わない。
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Posted by ブクログ
ネタバレ単発の作品かと思ったら、ゴリゴリシリーズ化目論んだ伏線張ったまま終わった……。
まだ2作目は出てない。
気になる。
「バニラクッキーは砕けない」
友達少ない?いない?女子大生から、一緒にホテルのケーキバイキングに行ってくれ、という依頼。
こういう人って、周りのレベルが高い環境に行ったら、浮かなくなって友達できたりする。
「赤い花に幻の水」
人気メイクアップアーティストから、仲の良かったモデルにサヨナラを告げるために、新しい素材を見つけたと見せつけるために女優の卵を演じてほしい、と。
最後には、その美佐さんがオフィスにいて、なんか仲間になりそう!?みたいな。
「臆病な猫を抱く」
月に1回映画を見て感想を言い合う、という年間契約をしている女性から、入院したから助けてほしい、という依頼。
この女性は果たして家族と和解できたのかどうか……。
姉妹で婚約者を奪ったって話、ネットとかだと奪われたほうが何故か非難されて絶縁するけど、奪った方が絶縁しているパターンか。
けど、その婚約者がクズ。
(まあ、婚約者の姉妹に手を出すなんて、そもそもクズなんだが)
「仁義なき女子の歌」
婚約者の別荘に、婚約者の友人と元カノが集まるから、友人のふりして一緒にいてほしい、という依頼。
この婚約者、なんなん!?
三話に続くクズ婚約者。
実は、婚約者の元カノが裏で手を回してて、依頼者と主人公と3人で手を組むガールズフッドストーリーになってて爽快だった。
主人公はなんか昔の記憶がないみたいに書いてあるし、意味深に最終話で新キャラ登場するし、続ける気満々だよね、これ……。 -
Posted by ブクログ
経理の視点から職場の空気が立ち上がってくる感じが心地よくて、気軽に読み進められる一冊。森若さんの“距離感の美学”が今回も冴えていた。
会社の経費って、どこまで許容されるかは人によって本当に違うんだよなぁと改めて思った。特にコーヒーメーカーの設置を巡る女性陣の分裂は印象的で、最近うちの職場にも導入されたこともあって妙にリアルに感じた。欲しい派と要らない派、実際どれくらいの割合だったんだろう。あの多数派工作めいた雰囲気は、読んでいて「あるある、こういうことってあるよね…」と軽く頷きたくなる感じがあった。
そして今回は、森若さん自身の変化がとても気になった。これまで彼女は、問題を大きくしないために自分の中で折り合いをつけて飲み込み、沈静化させることで日々を整えてきた人。それが少しずつ太陽くんには本音をこぼすようになっていく。その“吐き出す”方向への揺らぎが、仕事の話の合間にふっと差し込まれていて、読んでいてつい目が止まる。次巻でこの変化がどう続くのか楽しみ。