青木祐子のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
ヴィクトリア朝のイギリス
これは経費で落ちませんを読み、ファンとなり、同じ作家さんで他の作品をと探していたら、なんと「ヴィクトリア朝のイギリス」「階級が違う恋」「素敵なドレスの数々」という設定のこのシリーズを見つけて即全巻購入してしまいました。この巻はサイコパスなお姫さまが主人公を危機に落とし入れるなんて美味しいくだりもあったりしてオススメです。
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Posted by ブクログ
まずい…。前巻を読んでから結構な日が経ってたようで…。
びみょうなところ(と、いうか、ストーリー上大事なところ)を、ほぼ忘れてる…。(;^ω^)
クリスとパメラの関係とか、クリスとシャーロックのモジモジキュンは覚えてるんやけど、
「アイリス? 誰やっけ?」
と、なった。そこを忘れたらあかんやろう。
でも、作中でアイリスがどういう経歴の持ち主で、どういう思考にはまっているのかを語ってくれたので、
「ああー…」
と、思い出せた。
これを読む限りでは、アイリスがまったくの悪人には思えないのだけど…。
リコを「弄んだ」のが、貴族の女性方というのがなんともいえない。女性たちというのが余計生々しく -
Posted by ブクログ
私もさくらの嘘に翻弄されながら読み切りました…。なんというか、嘘がうまいというか、相手が嘘を言っているのだと思わせてしまうような巧妙な言い口ですね、しかも、物語の最後の最後まで。そして、ほとんどの人がそのペースに乗せられ、本当は正しかった自分のほうが悪かったのであるといつの間にか錯覚させられてしまうような…。
本作は”さくら”という主人公の関係者がノンフィクションライターの取材を受ける体裁で”さくら”との間で起こった出来事を語ってゆきながら、”さくら”という人物に迫ってゆく構成になっています。登場人物それぞれが、さくらの紡ぎだす嘘に翻弄されながらも、さくらの魅力に惹かれる人(溺れる人?)、被害 -
Posted by ブクログ
「これは経費で~」が面白かったので同じ作者の作品も、と思い読んでみましたが、「これは~」とはまた違った面白さがありました。特に最初の章に登場する朝子の内面、なにかと人と比べなければ気が済まない、そして自分より劣っているとの比較により安心する、娘の友達に関しても同様で、とにかく何かと比べ自分が上位であることを実感しないとどうにもならない”儚さ”がうまく表現されていたと思います。
つづく各章にも本作の主題となる4軒の住人が登場しますが、誰もかれもがひとくせふたくせある人物ばかりです。
本作の面白さについては「あとがき」で解説されている通りでして、ここで素人がレビューするまでもないほど的確な解説がな -
購入済み
刺さります…
「これは経費で落ちません」シリーズが大好きで、この作品も早速読みました。どちらかと言えば主人公寄りの性格の私にはグサグサ刺さりました。しかも私も半年ほど前から家計簿を付け始めた所だったので、リアルタイムで楽しめました。特に独身女子にオススメですね♪
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