【感想・ネタバレ】ヴィクトリアン・ローズ・テーラー23 恋のドレスと翡翠の森のレビュー

あらすじ

ハクニール家の本領――ガイアスタイン城。クリスは愛するシャーロックと一緒になるため迫害に耐えていた。その頃、シャーロックは頑なに二人の仲を認めない父アルフレイドに頭を下げ、晩餐会にクリスを招待するまでにこぎつけた。一方、クリスに別れを告げられたリンダは、愛人ヒューバートの娘リコと行動を共にしていた。リコはその無邪気な残酷さを、新たな標的に向けようとしていた…。

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19世紀、英国ロンドン近郊のリーフスタウンヒルには小さな仕立屋「薔薇色(ローズ・カラーズ)」。売り子である友人パメラとともにこの店を営む少女クリスが仕立てるドレスは恋をかなえてくれるという噂がある。噂を耳にした公爵家の長男シャーロックが妹のためにドレスを頼みに来て…というお話から始まる、短編集を挟みながら長く続く少女向けライトノベルです。これを「ラノベだから」と見逃すのはもったいない! 上流階級のシャーロックと労働者階級のクリスの恋を通底に、1冊ごとにドレスを仕立てたい令嬢たちを主役としたお話が完結しますが、「恋のドレス」とそれに対立する「闇のドレス」も登場し、ミステリの要素も。ヴィクトリア朝における身分違いの恋を描きながら、恋愛関係やご都合主義だけに終わらず、母娘や夫婦などの人間関係を含めて、登場人物たちの葛藤や成長が丁寧に表現されている非常に優れた少女小説です。シリーズの主人公2人の行く末が気になって、どんどん続きを読みたくなってしまうので、大人買いがオススメ。

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ネタバレ 購入済み

ヴィクトリア朝のイギリス

これは経費で落ちませんを読み、ファンとなり、同じ作家さんで他の作品をと探していたら、なんと「ヴィクトリア朝のイギリス」「階級が違う恋」「素敵なドレスの数々」という設定のこのシリーズを見つけて即全巻購入してしまいました。この巻はサイコパスなお姫さまが主人公を危機に落とし入れるなんて美味しいくだりもあったりしてオススメです。

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2020年04月22日

Posted by ブクログ

クリスとアルフの2回目の対決がよかった。
ここまで強くなれたクリス。
それに対してシャーリー。頑張れ、と肩をたたいてやりたいかも。
それにしても、ジャレット、やるなーと。

こうしか生きられなかったリコに哀れさを感じる。
リコや、リンダが救われる未来はあるのだろうか?

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2013年02月16日

Posted by ブクログ

ようやく「薔薇色」に戻ったクリスとパメラ。
オジーハウス編長かったなぁ…。
しかし長かっただけあった当人たちと周囲の状況の変化でした。
個人的には、クレアの存在がいろいろな意味で衝撃でした。
罪のない、内気なだけの善良な令嬢ながら、令嬢ならではというか、女ならではの理論で、裏切っていることにも気付かないかの…というのが一番大きかったかも。
でも、マテアスとの間が新たに始まりそうなのは、素直に良かったです。
クレアも変わって行けそうだし。

そして到底無理だろうと思っていたシャーリーとクリスの間は、どうにかなりそうになってきたのが、それなりに納得のいく展開だったのが良かったです。
エマの時には納得しながらも、何となくもやもやしたものが残ったので、それがないと嬉しい。
にしてもイアンとパメラはそれなりにうまく行っているようで嬉しい。
この二人がイチオシなのだが。
アントニー頑張ってるので大変心苦しいが、何となくブリジットとの関係が変わっていきそうで、それが嬉しいかも。

しかしアイリス…泣けます。

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2012年05月22日

Posted by ブクログ

愛する人との結婚が、周りから全く祝福されなかった時、一番の難関は、相手の両親との最初の話し合いだと私は思います。

最初はどんな恋人同士だって、相手の両親を大事にしたい。本当の家族になりたいと謙虚に願うものですから。

もちろん、結婚してからもその気持ちは同じ。でも暮らし始めてしまったら、幸せは自分達で築くもの、若干色合いは変わるのかもしれませんが…。ともあれ、大事なこと。ついに、クリスはその難関に立ち向かいます。

ハクニール公爵の、切羽詰った叫びは本物だと思いますが、出された条件は懐柔…ですよね。そこで折れてしまったら、シャーリーの頑張りに意味はないので…。立派に切り抜けたというところ。

一方ジャレッドはリンダとリコの件にケリをつける
べく行動しますが…。痛ましいです。色々と。

本当にhappyendになって欲しい。

しかし、男の人のほうがやっぱリアリストじゃないのね(笑)

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2019年03月22日

Posted by ブクログ

今回特にあきさんのあとがき漫画がツボです。(笑)

最後にまさかの展開で驚きでした。続きが気になります。

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2012年01月07日

Posted by ブクログ

わぁぁぁん! 青木さんの手の上でころころ転がされているよっ! 闇ドレ団はもういいと前巻の感想で書いたと思うけど、やはりそういうわけにもいかないようで。
23巻目にしてやっとというクリスの変化と、二人のやりとりには泣いた。シャーロック色々と馬鹿だけど(ローストビーフ馬鹿とかそういうv)馬鹿なりになんとかなるかもしれん。頑張れ。

そして最近は主役二人の恋路にシフトしているこのシリーズだけど、各巻で誰かの恋が実るというシリーズ初期のお楽しみがほんのちょっと補充されててにっこり。ソフィアさんとアルフもごちそうさまでした。次は短編集で、本編は秋ですか。心待ちにしてます。

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2011年07月06日

Posted by ブクログ

クライン家の人々のお話が一段落し、クリスとシャーリーの間も進展したと思ったら…最後に…やられましたね。
今回はジャレッドが活躍しています。
個人的にはすごく好きです。いいところにいるんですよね彼は。
次巻が気になります。

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2011年07月02日

シリーズ作品レビュー

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