【感想・ネタバレ】ヴィクトリアン・ローズ・テーラー17 恋のドレスと追憶の糸のレビュー

あらすじ

『薔薇色(ローズ・カラーズ)』でシャーロックやパメラと穏やかな日々を送るクリスの前に、行方不明だったユベールが現れる。女伯爵イヴリンとの生活を夢見るユベールに、クリスはイヴリンが会いたがっていることを伝えるが、すべてが終わったら迎えにいくという言葉を残し、ユベールは去っていく。一方、弁護士ケネスも闇のドレスとクリスの過去に迫り…。闇のドレスに翻弄される恋人たちの運命は!? シリーズ急展開!!

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19世紀、英国ロンドン近郊のリーフスタウンヒルには小さな仕立屋「薔薇色(ローズ・カラーズ)」。売り子である友人パメラとともにこの店を営む少女クリスが仕立てるドレスは恋をかなえてくれるという噂がある。噂を耳にした公爵家の長男シャーロックが妹のためにドレスを頼みに来て…というお話から始まる、短編集を挟みながら長く続く少女向けライトノベルです。これを「ラノベだから」と見逃すのはもったいない! 上流階級のシャーロックと労働者階級のクリスの恋を通底に、1冊ごとにドレスを仕立てたい令嬢たちを主役としたお話が完結しますが、「恋のドレス」とそれに対立する「闇のドレス」も登場し、ミステリの要素も。ヴィクトリア朝における身分違いの恋を描きながら、恋愛関係やご都合主義だけに終わらず、母娘や夫婦などの人間関係を含めて、登場人物たちの葛藤や成長が丁寧に表現されている非常に優れた少女小説です。シリーズの主人公2人の行く末が気になって、どんどん続きを読みたくなってしまうので、大人買いがオススメ。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

うわぁシャーリーさいってーwwwwwwwwwwwwwwwwww
クリスには仕事より俺を優先しろって手紙を出しておいて、後でアントニーを向かわせるあたりもさいてー!wwwwwwwwwwwwwww
と、草を生やさずにはいられない。

イヴリンがあっさり死んでいてびっくり。
ミセス・コルベールがイヴリンを愛してたのが意外に思った

話の展開は結構好きです。

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2012年08月02日

Posted by ブクログ

一体何やってるの!? このスカポンタンッ!!
と、シャーリーを一喝したくなる終わりだった。
「氷の男」とか呼ばれてるくせに、肝心な時に冷静に徹することが出来ない。
まぁ、『夜想』の連中について知ってることや、思ってることをきちんと話さないクリスにも非はあると思うけど…。
あの場面で黙って立ち去ってしまうシャーリーはやはり許せない!
ついでに言うと、非常に気になる展開のまま、冬まで待たねばならないこの状況も許せない(笑)。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

人物の脳に対する定着が弱く、せっかくのレイニー止めなのに味わいつくせていない。再読だなこれは。どーもすみません。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ユベールの前に立ち塞がるクリスと、クリスの前から立ち去るシャーロック。あーあーあー。
駅に向かうクリスの描写がぐっとくる。

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2013年03月27日

Posted by ブクログ

言いたいツッコミは思いっきりラストで書いてありました(笑) ばかー! そして毎回言ってますが、やっぱりこのふたりってハッピーエンドにはなれない気がする; シャーリーはいっそ労働者階級に落ちるべきだと思ふ…。

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2009年10月04日

シリーズ作品レビュー

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