青木祐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
お話は面白いのに、ラストが急ぎすぎてしまった感じですね。
リリアの父上の遭難にまつわる謎が解けます。
リリアの父上がやっていた危うい商売の内容を、
おそらくリリアは感づいてるだろうなって思いながら
前の巻を読んだので、予測通りの展開でした。
ただ、ラブストーリーとして見た時は、ちょっと残念です。
龍之介とリリアは、恋人同士として始まる段階ですが
「心底惚れて 惚れられるつもり。」
というには、お互いの気持ちの盛り上がりが足らない。
かつての許嫁、百合の名も、思わせぶりに出てくるだけで
本当はちゃんと、いろんな絡みを書いて欲しかったです。
家督争いのお話も、ちゃんと乗り越えたら二人は実に
情熱的なカップルになりそうなのに、惜しいんですよね。
クールビューティー系カップルには、
ちゃんとフェイ&ルパートがいて、
役者は揃ってるのに。
王道のカップルと屈折した危なげなカップルの恋
どっちも読みたかったなあ。
で、最後は新しい世界を求めてインドに渡ってみたり、
英国に行ってみたり船出の場面で終わって欲しかった。
あれじゃリリア、日本に来るかなんて言われたって、
自然消滅しそうです。
どの登場人物も賢いので、そこはいいんですけれど
全員が、自分の抱えてる事情をなだめながら、冷静に恋をしてる。
醒めてるんですよね。だから条件付きの恋でしかないし。
そこを越えて、相手に本気になっちゃう一瞬が、
少女小説の醍醐味なのに。
そこから先が読みたいんだけど…という感じ。
読後感は星3つだけど、設定や雰囲気が好きなのでおまけして星4つ。 -
Posted by ブクログ
BOOKLIVE版で。
女優の舞台でのドレスを作ることに。
2作目らしいお話でした。
いかにも闇のドレスっぽいのがそうでなくて……とか。
誰しも心に闇を抱えているもの。主人公のクリスも、女優のマーガレットも、俳優でちゃらんぽらん?なキースも、脚本家のカリナも、もちろん闇に心を落としたアイリスも。
スターウォーズのダークサイドのように。愛する人(異性だけでなく、親兄弟なども)を想って、闇に堕ちてしまう。そのへんを描くことで、キャラクターに深みが出、ドラマが始まる。
監督のピーターさんはいい人だったな。
シャーロックのいとこのフリルちゃんも。おかげで、緩急がついてるというか、微笑ましくて、場が明るくなってました。
いろんな人のいろんな思惑が描かれてて、多視点ならではの緊迫感もあって(クリスやマーガレットが気を失ってその間に……とか、幕間に楽屋前をウロウロするキースとか)よかったです。
自作の参考にとちょいと読み出したものだけど、書くまでや書いてる間に、読破しそうな勢い。まあコバルトの人気シリーズなので、読んで損はないどころか、勉強になるので、読んでみようかな。 -
Posted by ブクログ
《ヴィクトリアン・ローズ・テーラー》シリーズのカーテンコール的短編集。
クリスとシャーリーの甘酸っぱい新婚生活の様子がうかがえる、ファンには嬉しい一冊♪
しかも! 巻末には、遂にあきさんによるヴィクロテ漫画がッ!!
幸せそうに微笑みあうクリスとシャーリーはもう至福です(>▽<)
2話目に収録されているアデルとジャレットの話もその後が気になっていた伏線の1つなのだが、まさかアイリスがあんな形で絡んでくるとは思わなかったw
3話目は…正直、微妙な感じだったかな。
ワーズワースという題材自体は嫌いじゃないんだけど、主要キャラ3人の関係性やドロシーの思考が何となく狂気的で、読んでる間中どことなく心が落ち着かない。
そんな印象の話だった。 -
Posted by ブクログ
パメラの話でした。
私、恋ドレは主人公カップルほっぽっといてパメラが大好きなので、嬉しい本でした。
にしても、恋の行方はいろいろと考えていたけれど、まさかの展開に、一瞬それを忘れました。
まさかここにこれが出てくるとわ…。
でもシリーズ終盤で、クリスとシャーロックが結ばれるだろうと予測される段階なので、救われた気分でした。
青木先生、ありがとう…!
パメラの為にもそしてガイの為にも、それから後悔した家族の為にもいいラストでした。
アントニーにはまだ未来があるさ!(笑)
しかし文中で扉の隙間から窺っていたシャーロックに吹きましたが、まさにそのシーンをあきさんが描かれているのに爆笑!
日頃偉そうなあの男がドアの隙間から!!と笑いましたが、やっぱり気になりますよね~。
あきさんナイス!
しかしこの表題。
「聖者」はイアン先生で「薔薇」はパメラなのかな。