青木祐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こっちも佳境が近くなっていますね。
いよいよ身分の壁を打ち破ってでもクリスを選ぶと決心したシャーリー。
エマでも同じテーマを扱っていたので、今後の展開は興味を引くところです。
でもまだ闇のドレスが関わってくるのか、と思うと何ともなぁ。
これは最後の最後まで切っても切れない縁になるのでしょう。
下手したら、恋の障害がなくなって、最後の決着がそっちなのか。
しかし思った以上に障害が少ない、というか味方が多い。
いや、ここに来てこれだけ味方がいなければ、二人が結ばれる流れに無理が出るから仕方がないけど、それが今までクリスが人に真摯に関わってきたからだと言われれば、それまでですが。
私としては、フローラの「だいっきらい」が単なる嫉妬であるのかどうかが気になるのですが。
アンディの意見にはなるほど、と思いました。
その可能性は考えなかった。
後、ソフィアさんの株が急上昇です。
何て可愛い人なんだ!!(笑)
このシリーズでイチオシはバメラなのですが、ベスト5には入りそう。
ベスト3は、パメラ・コーネリア・リルです。
勝気ちゃんスキー。
あと、リズが密かにお気に入り。
あの事件の後、彼女たちメイドがクリスに対しでどう変わったのかが、とても興味があります。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一冊の本を読むのに、一体どれだけかかってるんだよ、と自嘲したくなるほど。これの前に読んでいた本に時間がかかっていたので、速攻でいけるこの本に手が伸びました(笑)
クライマックスを迎えつつある本シリーズ、仕立て屋のクリスと大貴族の御曹司、シャーロックとの身分違いの恋を描いています。
一度は別れた二人が、ひかれ合い、クリスの暗い過去と決着を着けるべく闘いに臨んだあとの、つかの間の小休止のこの巻。
決定的なところで理解し合えないまま、それでも愛しあっているという事実に支えられて二人は進んでいくのですが…その溝が明らかにされる時は、もうすぐそこ。
その時、すべての不安を一方的でない解決で乗り切れるかが鍵ですね。
甘く華やかな少女小説ですが、書かれている愛のテーマは意外にもシビアでクールだと思います。
無理のないハッピーエンドか、あるいは澄み切ったかなしい結末を望みます。無理やりな甘い結末は、このお話を壊してしまうから。
次の巻が楽しみです! -
Posted by ブクログ
俺がコバルト文庫に求めているのはこれだと声を大にして言いたい。つまり、可憐だが内気な少女であり、気が強いように見えつつ何だかんだで優しかったりヘタレだったりするイケメンで有り、美人で溌剌としていて気が利く気持ちの良い女友達である。そんな面子が揃っているのだから、これはどんな風にお話を転がしても面白くなろうというもの。
ストーリー的にはそれほど目新しいところはなく、ドレス職人というヒロインの職業は珍しいとも言えるかも知れないが、それでもイケメンくんが貴族階級であることに対しての労働者階級である……と見れば、これまたそれほど珍しい構図ではない。
だが、如何せんこのクリスが可愛い。芯の強いところを見せつつ、人見知りで気弱で、すぐぶっ倒れる。良い子だけど割と面倒な彼女に何だかんだと惹かれてしまうシャーロック様もまた可愛い。
つまり、この二人がつかず離れずなイチャイチャをしてくれれば僕は満足なわけで、そういったものを求める方々にとっても本作は読んで良かった! と思える一冊になるのではないかと思う。 -
Posted by ブクログ
わぁぁぁん! 青木さんの手の上でころころ転がされているよっ! 闇ドレ団はもういいと前巻の感想で書いたと思うけど、やはりそういうわけにもいかないようで。
23巻目にしてやっとというクリスの変化と、二人のやりとりには泣いた。シャーロック色々と馬鹿だけど(ローストビーフ馬鹿とかそういうv)馬鹿なりになんとかなるかもしれん。頑張れ。
そして最近は主役二人の恋路にシフトしているこのシリーズだけど、各巻で誰かの恋が実るというシリーズ初期のお楽しみがほんのちょっと補充されててにっこり。ソフィアさんとアルフもごちそうさまでした。次は短編集で、本編は秋ですか。心待ちにしてます。 -
Posted by ブクログ
暫く締め切りに追われていたので書きに来れなかった。
……その間に読んだ本のことはいったん棚上げにしておこう。
また再読の時にでも。
やっぱり本の感想は、その日時が開かない時じゃないとね。
ということで恋ドレです。
私文庫本は基本旅行用に取っておく人なので、時期はズレズレ。そしてダブって買ったりするんだよな(トホホ)
シャーリーの御覚悟があらわされる一冊。
ぶっ飛びました。
でも、いよいよ最終章らしいので、まあそういう展開になるかと。
まだだと思っていたのは、やっぱりシャーリーとクリスの間に、まだ良識的な距離がしっかりとあるからだね。
でもそれがいいな、と。
ベタベタに甘いだけの話は苦手。
にしても本編の恋人たちはほっぽって(彼らは自分たちでしあわせになるだろう)私は「パメラ!パメラ!」でした。
私はイアン×バメラ派ですが、まさかの展開にアントニーじゃないけど「えーっ!」です。
これが吉と出るか凶と出るか。
それを言わないでいたイアンに、パメラが本気で怒るといい。というか、むしろ怒れ。
怒るいわれはないかもしれないが(プロポーズを断った時点で)でも大事な友人としてでもやっぱり言えと言いたい。
これで雨降って地固まるになってくれればいいけど、それはそれでひと波乱ありそう。
アントニーもホントに涙が出るほどいい人なんだけど、やっぱりイアン×パメラ。
アイリスの独白は分かる気持ちもあるけど、「いや、それは…」と思う気持ちも結構あって微妙です。
これが物語の集約に大きく関わるだろうことは予想できるけど、どこまでが真実で、どこからが彼女の中の受け取った話なのか、とは思う。
そして正直リコが怖い。
リンダとヒューの人物像は、いろいろな意味で反則。
これもアイリスの目を通しての二人なので、どこまで信じていいのか、というのもあるのよね。
でもアイリスは本当にそう思っているのだということは分かる。
そして本家本元の恋人たち。
相変わらず思考がすれ違っていますが、ホントのカップルって割とこんな感じって思って微笑ましく見ています。
シャーリーは行動力あるけど坊ちゃんだなぁと、クリスとの考えの違いを見る度思う。
あと、このシリーズのキモは、二人がハッピーエンドに結ばれるとき、読者にどれだけ説得力のある展開で納得させてくれるかにかかっていると思います。
当時の上流階級半端ないからなぁ。
「エマ」でさえ、うんと大きく頷くことば出来ない展開だった。
どう読ませてくれるかがすごい期待です。