青木祐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
19世紀イギリス。仕立屋『薔薇色(ローズ・カラーズ)』のミス・クリスティン・パレスの作るドレスは恋を叶えると評判。看板である美人売り子のパメラと共に順調に店を営んでいた。そんなクリスのもとに、公爵家嫡男シャーロック・ハクニールが妹の為にドレスを作って欲しいと注文を持ってくる。そこから二人の縁は始まるのだが……
階級社会イギリス。貴族として全てを兼ね備えたシャーロックと、労働階級の内気なクリス。二人は友人から始まるのですが、レーベルがコバルトだけあって、恋愛の描写が丁寧です。でも階級差がありすぎます。貧乏貴族と資産家の中流階級が結婚するのはよくある話ですが、ハクニールは名も実も揃った名家。少女 -
Posted by ブクログ
父親を亡くして、控えた結婚にマリッジブルーな資産家の令嬢の元に、コンパニオンとしてやって来た主人公。「幽霊が出る」なんて噂の立つお屋敷の真相を確かめるために駆けずり回る、少女小説です。コバルトっつったらジャンルはソレ。
初めのうちは、良家のお嬢様と使用人の駆け落ち、でも見つかって連れ戻されて…なんてよくある話…。と思うのですが、読み進めるうちに、「ん???」と思うところが、いっぱい出てきます。
登場人物の言動が、設定に沿って無くて違和感があるんですよ。その謎は、ラストにちゃーんと明かされるのですが。
ただの恋愛小説じゃないけど、ちゃんと甘々の少女恋愛小説。そんなお話。