青木祐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
暫く締め切りに追われていたので書きに来れなかった。
……その間に読んだ本のことはいったん棚上げにしておこう。
また再読の時にでも。
やっぱり本の感想は、その日時が開かない時じゃないとね。
ということで恋ドレです。
私文庫本は基本旅行用に取っておく人なので、時期はズレズレ。そしてダブって買ったりするんだよな(トホホ)
シャーリーの御覚悟があらわされる一冊。
ぶっ飛びました。
でも、いよいよ最終章らしいので、まあそういう展開になるかと。
まだだと思っていたのは、やっぱりシャーリーとクリスの間に、まだ良識的な距離がしっかりとあるからだね。
でもそれがいいな、と。
ベタベタに甘いだけの話は苦手。
にしても本編の恋人たちはほっぽって(彼らは自分たちでしあわせになるだろう)私は「パメラ!パメラ!」でした。
私はイアン×バメラ派ですが、まさかの展開にアントニーじゃないけど「えーっ!」です。
これが吉と出るか凶と出るか。
それを言わないでいたイアンに、パメラが本気で怒るといい。というか、むしろ怒れ。
怒るいわれはないかもしれないが(プロポーズを断った時点で)でも大事な友人としてでもやっぱり言えと言いたい。
これで雨降って地固まるになってくれればいいけど、それはそれでひと波乱ありそう。
アントニーもホントに涙が出るほどいい人なんだけど、やっぱりイアン×パメラ。
アイリスの独白は分かる気持ちもあるけど、「いや、それは…」と思う気持ちも結構あって微妙です。
これが物語の集約に大きく関わるだろうことは予想できるけど、どこまでが真実で、どこからが彼女の中の受け取った話なのか、とは思う。
そして正直リコが怖い。
リンダとヒューの人物像は、いろいろな意味で反則。
これもアイリスの目を通しての二人なので、どこまで信じていいのか、というのもあるのよね。
でもアイリスは本当にそう思っているのだということは分かる。
そして本家本元の恋人たち。
相変わらず思考がすれ違っていますが、ホントのカップルって割とこんな感じって思って微笑ましく見ています。
シャーリーは行動力あるけど坊ちゃんだなぁと、クリスとの考えの違いを見る度思う。
あと、このシリーズのキモは、二人がハッピーエンドに結ばれるとき、読者にどれだけ説得力のある展開で納得させてくれるかにかかっていると思います。
当時の上流階級半端ないからなぁ。
「エマ」でさえ、うんと大きく頷くことば出来ない展開だった。
どう読ませてくれるかがすごい期待です。 -
Posted by ブクログ
このシリーズにしては珍しく、派手な乱闘(?)シーンがあってちょっとビックリ!!
全てはクリスを取り戻し、闇のドレスに纏わる事件を終わらせる為なのだけれど…ジャレッド! あなた一体何者ですか!?
只者じゃないとは思っていたけれど、よもやここまでとは!!
もちろん、クリスを護って戦うシャーリーも格好良かったけれど、二人きりになった途端、ぐずぐずになっちゃう彼も可愛いな───とか、思ったりw
何にしても、クリスとシャーリーが元通りになってくれてひと安心したけれど、根本的な部分での解決には何1つ至っていない点がとても気がかり。
二人には、一日でも早く本当の意味で幸せになって貰いたいのだけれど…。 -
Posted by ブクログ
なにやら乙女な表紙にどきどきしつつ・・・・。
これが、なかなか。
この店で作ったドレスを身にまとえば恋が叶う、そんなまことしやかな噂につつまれた仕立屋「薔薇色」(ローズカラーズ)。店主で唯一のテーラーのクリスは、そんな華やかな噂のドレスとは対照的な、地味で控えめな少女。彼女に舞い込んだ新しい仕事は、引きこもりの貴族のお嬢様の社交界デビューのドレス。さあ、どうするクリス。
登場人物の配置は、ま~さ~に~王道!って雰囲気の、ちょいとわけありの勝気な相棒(女子)と、依頼人の貴族の若者(美しい)。だけど、そこでありがちな暴走ラブラブモードを抑えに抑えて、こんなにストイックでいいの!?ってくらい抑えて、ゆったりと、しかもミステリー仕立てで書いているところに参りました!今後いろいろ展開はありそうですが、この本の時点では『ハウルの動く城』より抑えてあります。
コバルト文庫を手に取らなくなってン十年ですが、少女向け小説の老舗の風格を感じました。
そういえば、私の思春期の読書の始まりは、コバルト文庫だったものねえ・・・・新井素子と夢枕獏だったけど。 -
Posted by ブクログ
前回いいとこなし(ヒドイ)だったシャーリーですが、今回憑き物が落ちたかのように、ガンガンと攻の姿勢。
元来こういう性格なんだろうな~彼は。
それが侯爵家の跡取り息子であり、政治家であるという立場が、いろいろがんじがらめにしているんだろうな、って。
にしても、馬が苦手でいろいろ我儘な面も目立っていた、あのシャーリーがねぇ…と思うと、長らく読者でいて見守り続けていた気分のものとしては、感無量です。(かなり勝手に)
しかし今回一番ビックリしたのは、クリスの変わりようかな。
知らない男性の前だと極度の緊張で、状況によっては失神していたあのクリスが、母の為とはいえ敵陣に乗り込み、あれだけしっかりと立ち会えるとは思わなかった。
展開的にどうなの?と思わないでもないところもあるけれど、シャーリーとクリスが、周囲のことも含めて、自分達の立ち位置を確認した回だなぁと思って読みました。
彼らは彼らの覚悟を。
そして周囲は周囲として支えていく心積もりを、文面ではなく感じました。
シャーリーが自分の立場でクリスを望む事は難しいと思っていて、クリスも終わりの予感を抱えていた頃とは雲泥の差、この雰囲気!!
その頃は、この話は一体どうやって終わるのかと思っていたけど、今なら打破していくことを信じられるもん。
そうう風な流れを説明じゃなく、読んでいる人間に感じさせるのはすごいなぁと思う。
そしてめちゃめちゃカッコ良かったシャーリーが、宿屋で弱って寝ているのもそうですが、それ以上に翌朝には何もなかったような顔をして、フロックコートを着ちゃうんだろうなぁと思うと、そのええカッコしいのところに萌えました(笑)
クリスにはいいとこだけ見せようという気持ちは変わらないのに、ちょっとだけ、無意識にも弱いところを見せ始めている今が、たまらなくおいしい。
でもやっぱり、貴族(しかも侯爵)と仕立て屋の恋は前途多難で。
結ばれることはもう疑ってはいないけれど、その後の彼らのことを思うと、どうなるんだろうと思う。
公爵夫人としてクリスがやっていけるとは思えないし、シャーリーが自分の責務を放棄するとも思えない。
やっぱりいろいろ心配です。 -
Posted by ブクログ
「恋のドレスと聖夜だけどコテンパンシャーリー」
……あきさん、至言です。すごいです。
まさにそんな内容の話でした。
ということで、のっけから勇んでプロポーズ(に近い告白)をしにいって、別れを突きつけられて、ボロボロになって帰ってきたシャーリーに、泡を食う従僕のアントニー。
女の子の強さが際立つ一冊ですよ。超好みです。
しかし今回イチオシだったのは、ハンパなくツンの(性格にはツンな訳じゃなく素直に自分を表現できないんだけど)コーネリアが、シャーリーにビアードが好きという本音を洩らすシーンに、ごく悶えましたっ。
あのコーネリアがこんなこと言うなんてっ!
シャーリーほどじゃないにしても、すごくびっくりしました。
いや、言ったことだけでなく、こんな風に考えているなんてっっっ!
あー、この二人はいい家庭を築くよ。
きっと結婚したらコーネリアは徐々に変わっていくだろうし。
あの侯爵家から離れられたら。
二人の未来に幸あれ~v
にしてもドロシア。
めっちゃめちゃ怖いんですけど…。
下手なオカルトよりよっぽど怖い。
どうなることかと思ったけれど、これで家族が修復できていくことを祈ります。少しずつでもね。 -
Posted by ブクログ
とりあえずひと段落でしょうか、まずはめでたい。自信満々に開き直ったシャーロックかっこよす。シャーロックが絡むとしゃんとするクリスかわゆす。次回の糖分注入が楽しみで今からにやにやです。予想外に大きな方向に話が展開してびっくりでした。歯切れよくさくさく展開して、とても読みやすかったけど、闇のドレス陣営をもう少しじっくり見てみたかった気もします。コルベールとアイリスはなんらかの形で救われて欲しいなあ。あらかた事情が明らかになってもリンダはまだかなり謎の人なので、今後の展開に期待します。いろいろ問題は残ってるしまだまだ終わりそうにない気配でわくわくです。しかし、とりあえずお二人にはローストビーフを食べに行ってほしい。ついに仲間達に先越されちゃってるし!笑
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Posted by ブクログ
2013.5
久しぶりに再読。
シリーズ3巻目になると、ドレスうんぬんのドラマ性は薄くなってる気がする。
それでも、キャラクターのドラマ性は損なわれてない。
空っぽな感じの令嬢ファニーが、憧れの思い出ではなく、本当の恋をして強くなっていくところがよかったな。
お相手の愛人は哀しくて切ない。ミレディーみたいな女で、こういうキャラも描いてみたい部類の人。
クリスたちは恋を意識、パメラと先生も急接近(恋の矢の話が印象的)、いろんな人を描いて、ひとつのドラマを追っていて、本当に面白いです。
最後の決闘と、オチ?への向かい方にハラハラしたー!
エンタメですな!
2010.5
うわぁ、103人が登録って……めっちゃ売れてるんだなあ。
コバルトらしいお話で、元気になれる物語。
女の子がきちんと自分を確立していて、行動的で積極的!
相手役の男の子はちょっとかすんじゃってるくらい。
ハラハラさせる物語展開も面白い。
わたしってやっぱ、コバルトが好きだわ、うん。