青木祐子のレビュー一覧
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中々にシリアス度が前巻くらいから高まってます。
それに伴い森若さんの感情の浮き沈みも、頻繁に出るようになっています。
合併先の植野さんのお話は面白かったし切実。タイトルもまさに!『自分がいないとまわらないと思っているのは本人だけだ!』
そして、一巻から随分と印象が変わった勇太郎の『自分が幸せになりたいかどうかって話です。人の幸せに奉仕するんじゃなくて』もまた、切実。
この巻は、なんとも胸に刺さる言葉が結構ありました。
仕事には、ある程度のドライさが必要なんだろう。
そうありたい、が、そうなれない人が多くて、この小説があるんだろう。
隠蔽捜査の竜崎も然りだな。そうか、若森さんと竜崎は、おんなじタイプのヒーローなわけね。なるほど。
そして、沙名子の可愛げ発言も、にんまりしました。 -
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五冊目です♪
先ずは、ロック大好き佐々木真夕ちゃんのミスのお話から。
CAROLINEというアレッサンドロという人が真夕ちゃんの推しらしい。
ひょっとして、[Alexandros]がモデルなのかなぁ?
経理のミスって怖いんですよね。
支払いの時は死ぬほどチェックしましたよ。
3〜4回?先輩と課長もチェックして、絶対間違いのないように。
会社の資金繰りを任されていたこともあったので、その時は緊張して眠れない日もありましたっけ。
おかげで致命的なミスというのは今のところありませんが(^-^;
次の話は営業部の山崎柊一さん。
付き合っている彼女と、飛び込み営業が上手くいったその後。
お次は総務の平松由香利さん。
前作にも出てきた三並愛美さんとの真相。
四話目は、私は男っぽいと言う中島希梨香さん。
馬垣さんが嫌い過ぎて希梨香に感情移入しそうになるも、どうも私は希梨香も苦手だ(-。-;
自分が男っぽいって自分から言う女は信用ならないのかも??
最後は田倉勇太郎。
前作で皆瀬織子さんとキスしているところを沙名子に見られてしまっていたその後。
田倉さん、何だか可哀想。。。
今回の作品は、沙名子目線は一つもなく、全てスピンオフ的な作品でしたが、この会社とも付き合いが長くなってきた為、だいぶ面白くなってきましたよ♪
経理中心に描かれているから、超面白い♪このシリーズは全部読みたいです (๑˃̵ᴗ˂̵)و -
Posted by ブクログ
豪華作家陣が想像力と食欲を刺激する、新世紀のごはん小説。
日常SFから遠未来SFまで8編を収録。
「人類と食」にまつわるSF小説アンソロジーです。
「食」は人間が生きるうえで欠かせない大切なもの。生きるのに不可欠……というだけでなく、いつしかそれは娯楽となり、美食を求め奇食を追い、飽食に飽き、ある種の歪さを孕んでいるようにも感じる昨今。食のポジティブな面だけではない部分に目を向けた一冊。
具体的に言えばディストピア飯やオルタナティブフードなどをテーマに扱ったものが多いです
美味しいものが大好きな私としては、こんな未来が来ないことを祈るばかり。
個人的に好きだった話は、『E・ルイスがいた頃』と『しあわせのパン』どちらも寂寥と罪悪感、そしてしあわせの詰まった素敵な話です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ無事に結婚式を迎えた森若さん。今巻ではその準備段階が中心に描かれる。
名字を「森若」にするかどうかはジャンケンで決めたものの、それ以外にも世帯主や本籍地、新居、子供のことまで、二人で考えるべき課題は山積み。結局、苗字は「森若」のままに決まりつつも、本籍は山田家になるなど、譲り合いと歩み寄りが印象的だった。結婚後の妊娠・出産・育児についても、まだ先のことながら思慮深く考え込む森若さんの姿に共感を覚える。
一方で、仕事も待ってはくれない。天天コーポレーションでは従来の経理システム「天かす」から新しいシステムへ移行することになり、森若さんは経理部代表として業務効率化委員会に参加。デジタル化推進の一方で、社内の既婚女性たちのリアルな家庭事情も耳に入ってきて、ますます悩ましさは増していく。プライベートも仕事も、どちらも一筋縄ではいかないけれど、その両方と真摯に向き合う森若さんの姿が丁寧に描かれている。
迷いながらも一歩一歩前へ進む過程が、読んでいて背中を押されるようだった。結婚と仕事、私生活と社会生活、その折り合いをつけながら成長していく森若さんの姿に、これまで以上に人間味を感じられる巻だった。