青木祐子のレビュー一覧
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ネタバレ経理部に新しく入った社員、麻吹美華は優秀だけれど、思ったことをそのまま口に出してしまい周囲と衝突するタイプ。
でも悪気があるのではなく、間違ったことを許せないだけなのです。沙名子も必要なことはハッキリ言えるので、美華にもズハリ言いました。二人とも後腐れなくいられるというのはすごいと思います。
真夕が美華に外出時のコーヒーの件を指摘された時、どうして沙名子は助け船を出してあげなかったの?と思いましたが、後日ちゃんと真夕が自分で主張したので、沙名子は真夕のそういうところを信じているのだと嬉しくなりました。
美華のあだ名タイガーをぽろっと本人の前で言ってしまう真夕は憎めないです(笑)。
太陽の後輩 -
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これは経費で落ちません!4 ~経理部の森若さん~
著者:青木祐子【著】/uki【イラストレーター】
経理部の新入社員・麻吹美華は、なんでも率直にものを言う。オブラートに包むということがない。おかげで波風立てずに会社員生活を送りたい沙名子は、気苦労が絶えない。私生活では太陽とつきあいはじめたものの、初めての恋愛にペースを乱され戸惑い気味。そんなときも、面倒事は遠慮などしてくれない。沙名子はよく知る社員同士の不倫現場を目撃してしまい…?
シリーズ第4巻では、麻吹美華という新キャラクターが加わり、物語に新たなスパイスが加わっています。彼女の正直すぎる言動が、森若さんの平穏な日常を大いに -
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天天コーポレーション経理部OLの森若沙名子の日常を描いたお仕事ヒューマンドラマ。シリーズ11作目。
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その朝、沙名子は寒さと窮屈さで目が覚めた。
慣れ親しんだはずのロフトが妙に狭く感じる。さらに毛布と羽毛布団が沙名子の身体を包みこんでくれていないことに気づいた。
はっとして隣を見る。そこには布団にくるまりすやすや眠る太陽がいた。そうだ、婚約したのだった。だから太陽をこの部屋に泊めたのだということに思い至る。
それにしても単身者用のマンションのロフト、しかもひと組の布団に2人で寝るのは窮屈だと思いつつフロアに降りた沙名子は、お湯を沸かす間に着替えを済ませて洗 -
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読み始めは、主人公あすみの意志の弱さや流されやすさ、後先を考えていない感じにイライラしました。現実的な思考力が低いというか、自分のオールを他人に任せてる感じというか・・・
親友の仁子の助言を実行して、だんだんと節約生活にも順応して立て直していったのはえらいと思いました。
日雇いのバイトもかなり体力がないと出来ないことだと思います。
最もあすみを見直したのは、引き落とし前日に数千円お金が足りなかった時、元カレ理空也の本などを躊躇なく売ったこと。
仁子の病名は明確に教えて欲しかったなと感じました。気になる部分です。
答えがないとモヤモヤするタイプの人は要所要所でまあまあモヤると思います。
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これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 3
**著者**: 青木祐子
**イラスト**: uki
森若沙名子、27歳。経理一筋5年の彼女は、仕事とプライベートをきっちり分ける主義。そんな彼女に、広報課の契約社員、室田千晶が相談を持ちかけます。化粧品会社から転職してきた千晶は、ショールームを華やかに飾り立て、来客を増やすなどの成果を上げていますが、一部の女子社員からは嫌われ、社内で浮いてしまっているのです。
シリーズ第3弾となる本作では、森若さんがまたもや会社の人間関係に巻き込まれます。彼女の慎重さと観察眼が光るシーンが多く、読者を引き込みます。森若さんと太陽の関係も、少しずつ進 -
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安定のシリーズもの!
なんとなく巻が進むに連れ沙名子さん諸々に自ら巻き込まれに行っているような…完全にうさぎ追ってるのでは?と読みながらいつも思ってる^^;
沙名子さん、相変わらずの仕事っぷりが良い!
特に後半(も終わりの方)仕事にガッと集中する感じが気持ち良い!
仕事は仕事、プライベートはプライベート…多少心の片隅で揺れるものはあるようだが、そこをキッチリ分けて考えられる沙名子さん、好きだなぁ〜
週末は太陽との時間を作りながらもちゃんと家事や自分の時間も大切に考えてるところも好感が持てる。
1巻から一貫して言えるのがとにかく平常心…ブレない!動揺しない!…したとしてもきちんと自分をコントロー