佐々木常夫のレビュー一覧

  • 働くのがつらいのは君のせいじゃない。

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    要するに、コントロールできることとできないことを見極め、コントロールできることに、力を入れなさい、ということだと思います。
    たとえば、あまりに仕事がつらくて理不尽であれば、仕事を変えることも、コントロールできることのうちの一つです。

    正しいかどうかは別として、「仕事を続けて死んだ人はいるが、仕事を辞めて死んだ人はいない」という言葉は、説得力があるな、と思いました。

    とはいえ、この本は、つらかったら仕事を辞めよ、とか、努力は不要、などと言っているわけではありません。
    与えられたこと、やるべきことをしっかりやろう、それでダメなら仕方ないよ、といったメッセージが貫かれている本だと思います

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    2018年05月26日
  • すぐ動くのはやめなさい

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    プアなイノベーションより優れたイミテーション。
    戦略とは戦いを略すこと。
    自分は第一、会社は第二。
    納得することばかり。

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    2018年02月19日
  • 決定版 出世のすすめ

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    【サッカーとフィギュアスケートと出世】
    サッカー日本代表が好きだ。あそこに選ばれるというのは立身出世と言っても過言ではない。そう考えると、日本のサラリーマンも貪欲に競い合い、世界と戦っていくべきである。出世し、腹をくくり、仲間と勝負に勝つ。
    世界を戦う準備の一つに、出世や昇進がある。

    昇進には、技術点と芸術点がある、という言葉がこれまたしっくりきた。サッカーだけでなく、フィギュアスケートの要素もあるのか、と。

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    2017年10月08日
  • 決定版 上司の心得

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    ビジネス書には全く興味がないのだが。存外面白かった。
    力をもらった項目もあるし、いつの間にか出来なくなっていたこともあり、なるほどなと思うこともある。
    何度か読み返したい本だな。
    上司としてだけでなく、生きていくにあたって参考にもなる。

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    2017年06月29日
  • 40歳を過ぎたら、働き方を変えなさい

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    ネタバレ

    やることと、やらないことの線引きをして、やらないことは略す。佐々木さんのように家族の世話をしなければならない人にとって、時間はより有限に感じられるだろうから、その線引きはよりけんちょになるのかもしれない。40代を過ぎれば時間はより濃密になり短く感じる。やらないことリストを作成するのも良いかもしれない。

    自分ひとりの力には限界があると受け入れることでまわりに助けてもらう。ひとの繋がりを大切にする。

    探偵フィリップ・マーロウの「強くなければ生きられない。優しくなければ生きてる価値がない」
    そのひとの生き方はこれに尽きるのかも。

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    2017年06月04日
  • これからのリーダーに贈る17の言葉

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    リーダーシップの核心は「志」
    この言葉に尽きると思いました。
    土光敏夫さん、ヤマト運輸の小倉昌男さん、日本理化学工業の大山泰弘さん などの豊富なエピソードを交えての17の言葉。
    なによりも、自閉症の長男や鬱病の妻を抱えての自身やご家族のエピソードから引き出された言葉に感動しました。
    さらにこれはと思ったのは、「すべての人を活かせ」
    組織の2-6-2の法則。 2割が優秀、6割が普通、2割が落ちこぼれ。
    得てして、2割の落ちこぼれを育てようと頑張るリーダーのいる組織は士気が高いそうだ。
    「メンバー皆が、この人は我々を見捨てない」という信頼感の醸成。
    自分には、この点が決定的に足りないと感じた。

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    2017年05月07日
  • 完全版 ビッグツリー

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    三人の子供に恵まれたものの長男は自閉症、妻は肝硬変と鬱病を併発し数度の自殺未遂、末の娘も自殺未遂。家族を支えながらも東レの取締役まで出世した人の実話。

    家族を諦めない姿に脱帽


    自分の家庭のマネジメントを放棄している男性が、会社の中だけで女性のマネジメントをしようと思っても、土台、無理な話である。

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    2017年04月10日
  • 会社で生きることを決めた君へ

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    40代はしなやかに という言葉が心に残った。またリーダーは判断力より状況把握力という点は心がけて身に付けたい。著者の本は一貫した志を持ったリーダーの在り方が示されていて、とても心強い。

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    2016年12月18日
  • [図解]人を動かすリーダーに大切な40の習慣

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    気づきになった点
    ・できの悪い部下に手間をかけよ
    ・プレイングマネジャーになるな
    ・決断力よりも現実把握力
    ・新しいチームになったら全員と面談する
    ・リーダーは残業は悪と肝に銘じよ
    ・リーダーはいつも暇そうにしていろ
    ・若い部下には野心を持たせる
    ・人事評価は少し甘めがちょうどいい
    ・井の中の蛙になるな
    ・不要な仕事は思い切って捨てる
    ・良い習慣は才能を超える

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    2016年12月12日
  • 完全版 ビッグツリー

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    ネタバレ

    佐々木常夫氏の講演を聴く機会があり、この著書を購入。著者の生き方の全てに共感する分けではないが、この本は私にとっては読む価値は十分にあったと感じた。何を優先と考え生きていくか、改めて考えるきっかけとなった。

    家庭の事情は壮絶としか言いようのない状況であったが、効率重視の仕事術を徹底し、会社の中でも成功しつつも、精力的に家族の支えとなる行動をしてこられた姿は、並大抵な覚悟では真似はできないものと思われる。少なくとも気力はあっても私自身は実践するだけの体力に自信がない。

    仕事のスタンスについては非常に共感する部分があり、目標にしたいと思っているが、残念ながら家族に対するスタンスは、著者の方法が

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    2019年06月08日
  • 部下を定時に帰す「仕事術」

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    仕事関係の本。
    具体的な取り組み方、について参考になりそう。

    またいつか、折に触れ読み返そうかと。

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    2016年06月06日
  • 決定版 上司の心得

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    佐々木常夫氏の著作のエッセンスが詰まったお得な一冊。自分が経営者となり、人を雇用する立場になったことで「上司」であることの意識はとても強くなった。会社員時代は部下への対応も含め、自分が上司であることへの意識が高くはなかった自分には入門書として最適だった。

    ”熱い思いと責任感がなければ、人を率いる真のリーダーにはなれない”
    ”上司として真に必要だと考えているのは「真摯さ」であり「大いなる志」である”

    これは会社に限ったことではなく、一つのプロジェクトやチームを牽引する立場になった際にはいつも心がけていることと同じだ。権威や命令で人は動かない。これはマーケティングを扱う人間として承知しているこ

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    2016年01月08日
  • 「本物の営業マン」の話をしよう

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    何度も書店で目にとまり、遂に購入。
    礼儀正しさは最大の攻撃力である。
    ビジネスは予測のゲーム。
    それでもなお。
    私の営業方法とは違う部分も多かったが、学びのある一冊であった。
    引用されていた書籍、2冊を必ず読みます。

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    2015年10月17日
  • こんなリーダーになりたい 私が学んだ24人の生き方

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    リーダーに関する本は、「こうあるべき」という話になりがちであるが、現実世界のリーダーには、様々なタイプがいるんだなぁと思った。言いかえると、リーダーに「このような人間でなくてはならない」という型は存在しないんだと思った。

    その中で、本書に登場するリーダー達にみられるいくつかの共通事項や、著者が主張するリーダーが備えるべきことといった内容がとても参考になった。
    例えば、前者は人間力の高さが当てはまり、後者は現実把握力が当てはまる。

    本書は数多くのリーダーの紹介といった内容で、かなり広く浅い内容とっている。その中で、興味のあるリーダーについて、他の書籍で掘り下げていくとよいだろう。

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    2015年05月17日
  • 「本物の営業マン」の話をしよう

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    大体のビジネス本、営業本に書いてあるようなアタリマエのことばかり書かれているが、それだけ普遍的で大切なことだということだろう。
    例えばそれは「営業とは顧客に支持と満足を頂き、幸せにすること」だったり、「営業とは売るだけではなく、開発・生産との架け橋であるべき」だったり、「誰に売るべきか見極めろ」だったり、「顧客の意見を聴き、市場の変化をしっかり観察しろ」だったり。
    この本が良い所は、そういう普遍的な話を一般論として語るのではなく、著者自身の具体的経験や考え方に基づいて再構築されているところだ。
    値段もお手頃で、さらっと読めるので、費用対効果から★4つ。

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    2015年03月01日
  • これからのリーダーに贈る17の言葉

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    リーダーには志が必要。
    この本では”志”という言葉が何度も出てくる。
    この志だが、特に管理職などの役職があるものだけとは限らない。
    人のために働くなど、どんな人でも志をもってリーダー的な存在になりえる。
    逆に志の無い者はリーダーとは言えない。
    自分の志はなにか?まだわからない。

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    2015年01月28日
  • こんなリーダーになりたい 私が学んだ24人の生き方

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    この本では歴代のリーダーとなった人物を紹介し、いろいろな角度でその素質を解説している。
    何度も出てくる、リーダーに求められる資質としては、「現実把握力」。
    今何が起き、どういった問題が発生しているのか、冷静かつ確実に理解し、解決していく素質。
    理解するためには、もちろんそれなりの努力が必要。
    本書では、リーダーの愛読書が書かれていたが、特に論語を読んでいるリーダーが多く、論語を読んでみたくなった。

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    2015年01月22日
  • 部下を定時に帰す「仕事術」

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    部下を持つ上司のための仕事術をうたっているが、誰もが読んで実践することができるワークライフバランスをすすめるためのビジネス本である。「礼儀正しさに勝る攻撃力はない」「工夫して人よりもちょっとだけ優れた仕事をする」等明日からでもがんばろうと思える内容が盛りだくさんである。

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    2014年07月26日
  • 完全版 ビッグツリー

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    自閉症の子とうつ病の妻を抱えて仕事をやり遂げた著者の壮絶な記録であると同時にワークライフバランスを唱えた啓発本でもある。著者の努力もさることながら、それを支える次男、長女の姿は間に挿入される彼らの随筆により家族とは何かということをしみじみと感じさせてくれる。そういう温かい子どもを育てたという点でも著者の生き方はすばらしい。

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    2014年07月19日
  • 「本物の営業マン」の話をしよう

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    営業は単にものを売るだけではない。会社の利益も考えなければならない。お客様は神様ではない。など、なるほど!と思うことばかり。

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    2014年07月08日