完全版 ビッグツリー
  • 完結

完全版 ビッグツリー

1,540円 (税込)

7pt

3.8

自閉症の子を抱えながら、妻が肝炎に倒れる。
妻の入院43回、6度の転勤、出世、 激務・家事・看護、そして、自殺未遂……。
この過酷な運命から逃げずに立ち向かった。力を振り絞って、家庭と仕事を両立させた。そして、極限に至ったとき変化が訪れた。
妻は快方に向かい、家族は強い絆で結ばれ、再び幸せな生活が訪れた。
家族とは何か?
仕事とは何か?
人生とは何か?
愛とは何か?
自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて闘い続けた男が綴る、心震える感動のドラマ。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    会社人間が美徳とされてきた日本社会。
    結果、戦後の日本の繁栄を見れば結果的には素晴らしい発展を遂げてきたことはわかる。
    しかしながら、その裏で「声をあげてこれなかった」人々が多くいたいたのではないだろうか?
    筆者が自分の家庭事情を世間に発表した後の、反応を見れば今まで陰に隠れていた日本社会が見えてき

    0
    2015年01月18日

    Posted by ブクログ

    三人の子供に恵まれたものの長男は自閉症、妻は肝硬変と鬱病を併発し数度の自殺未遂、末の娘も自殺未遂。家族を支えながらも東レの取締役まで出世した人の実話。

    家族を諦めない姿に脱帽


    自分の家庭のマネジメントを放棄している男性が、会社の中だけで女性のマネジメントをしようと思っても、土台、無理な話である

    0
    2017年04月10日

    Posted by ブクログ

    自閉症の子とうつ病の妻を抱えて仕事をやり遂げた著者の壮絶な記録であると同時にワークライフバランスを唱えた啓発本でもある。著者の努力もさることながら、それを支える次男、長女の姿は間に挿入される彼らの随筆により家族とは何かということをしみじみと感じさせてくれる。そういう温かい子どもを育てたという点でも著

    0
    2014年07月19日

    Posted by ブクログ

    それぞれの家族のメンバーの立場から、著者をどのように見て、家族の歴史とどのように向き合ってきたのかという点が大変興味深かった。大変な日々を乗り越えての今の家族の絆なんだろうなあ…。

    0
    2013年06月19日

    Posted by ブクログ

    自閉症の長男の下に年子の男の子と女の子の3人の子供がいて、妻が肝炎を中心に43回の入退院を繰り返したうえにうつ病を併発し、何度か自殺未遂を図る。その間に、本人は東京と大阪の間の転勤を6回繰り返す。仕事は手を抜かず、優秀でもあったのだろう、東レという大きな会社で、事務系同期の中では、トップで取締役に就

    0
    2012年02月17日

    Posted by ブクログ

    運命を引き受けようという一節が非常に心に残るととともに大変共感した。

    ただ、著者の佐々木常夫さんは1944年のお生まれということもあり言い回しや言葉の節々から、男性には『(マッチョな)男らしさ』『(その半歩か一歩後ろを歩くのを理想とする)女らしさ』を女性に求めているなと感じ、『ダイバーシティ』を望

    0
    2024年07月22日

    Posted by ブクログ

    東レの役員であった佐々木さんの訪問。家族がうつ病になったり自殺未遂を起こしたりなどとする非常に厳しい状況の中でも仕事に正面から向き合ってこられた佐々木さんの自叙伝。内容として感じる事は多かったが、自分とは状況が違うためどのように自分に反映させるかについて少し考えが必要だと考えながら読んでいた。

    0
    2021年12月26日

    Posted by ブクログ

    できる夫,父,職業人としての役割を責任もって果たしている.確かにやることはやって何の文句があるんだという感じながら,一緒にいるのは疲れるなぁと思った.

    0
    2017年01月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    佐々木常夫氏の講演を聴く機会があり、この著書を購入。著者の生き方の全てに共感する分けではないが、この本は私にとっては読む価値は十分にあったと感じた。何を優先と考え生きていくか、改めて考えるきっかけとなった。

    家庭の事情は壮絶としか言いようのない状況であったが、効率重視の仕事術を徹底し、会社の中でも

    0
    2019年06月08日

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