あらすじ
ベストセラー『働く君に贈る25の言葉』の著者、渾身の最新作!!著者の経験と、敬愛する「本物のリーダー」のエピソードを紹介しながら、「リーダーという生き方」がやさしく説かれる。混迷の時代に求められている真のリーダー論
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・
こういう方がボスだったら、本当に良いなぁ。
自己問答をして、自分の中でPDCAをまわしていけるひと。
ご家族のご事情などで、ひとの痛みがわかるゆえの優しさもあり、目指したい人間像でした。
積極的に、ビジネスパーソン向けの選書に入れていきたい一冊です。
【本文より】
「事を起こせば、必ず摩擦はある。雑音も出る。しかし、ザワザワ批判している人は事情も知らぬまま断片的な事象で無責任なコメントをしている場合が多い。うまく行ったら拍手喝采するのもこの連中。そういう外野に右顧左眄せず、確信のあることは断固やれ。そして必ず自分が火の粉をかぶれ」
・
「仕事も商売も最後は人間である。君の人間力にすべて依存している。人間力を絶えず研鑽し、練磨せねばならない。うまく行かなかったらすべて自分に原因がある。それを見つけて直す意志さえあれば、必ず成功するはずだ」
・
私たちは肝に銘じなければならない
異質な者を尊重せよ。
あえて批判を求めよ。
そういう生き方こそが、ダイバーシティを生み出すのだ。
そして、自らを過ちから遠ざけることができるのだ。
・
私たちは、ゴーンに学ばなければならない。
相手を変えようとしてはならない。
小異を認めて、お互いを活かす方法を考える。
それが、明日を切り拓くリーダーの発送なのだ。
Posted by ブクログ
著者の『働く君に贈る25の言葉』が大変良かったので、著者買いした本でした。
なぜ、この人はこんなに自信に満ちているのだろう・・・読み進めて感じたのは全て、経験に裏うちされているということだと思う。
最後の章で一番記憶に残ってるところを忘れずに心に留めたい。
「自分自身のリーダーであり続けるということ。自らに授けられた志に向かって、自らをリードし続ける。自分らしく生きその結果を潔く受入れる。精一杯に生きたのならば、その結果に納得することができる」
私利私欲なく、誰にも後ろ指さされることなくありたい。
Posted by ブクログ
佐々木常夫さんの本です。
課長本に続いて二冊目。
リーダーシップについて、価値観を作るのに、非常に参考になる一冊。
・リーダーシップは磨かれるということ
・志に生きる
・言葉を磨きあげる
・己を磨きあげる
・己のなかに、熱意を抱く
・魂のある理念を語る
などなど
様々な事例(土光敏夫さん、小倉昌男さん、日本理化学工業等)を踏まえ、分かりやすく説明をしてくれている名著。
価値ある志をもち、逆境に負けない、結果をチームで出すリーダーになろう、異を受け入れ、人を活かすリーダーになろうと決めた。
Posted by ブクログ
あとがきにもあるとおり、リーダーについて書かれた既存の書籍とは趣が異なる。一文一文が含蓄のある言葉で、何度読み返してもいい良書。佐々木さんの他の本や、参考文献に挙げられている書も興味深い。
Posted by ブクログ
著者の仕事に対するアツい想いが込められた本だった。一度では理解しきれないほど素晴らしい言葉たちが詰まっているので、ある意味でもう一度読みたくなる本です。
Posted by ブクログ
大好きな佐々木常夫さんのリーダー論。ヴィレヴァンのビジネス書コーナーにあり、佐々木さんのリーダー論じゃなかったら読まなかったと思う。
暖かくて、強くて、勇気のある言葉が溢れてて人生はこんな風に生きたいなぁと思う。第一章 自分自身のリーダーであれ、第二章 自分の頭で考え抜く、第三章 本物の自信をもつ、第四章、「志」を旅せよ
Posted by ブクログ
会社でありがたくも佐々木さんの講演があり、買わせていただいた。「志をもって自らのリーダーとして生きよ」をはじめとした力強いメッセージ。本当に困難な状況を生き抜いてきた佐々木さんからのお言葉で何度も読み返したくなる本。
あとがきは、こう締められている、「そのことを少しだけ発信したくなり、おこがましくも今回この本を出すことにした。 どうか、このような考え方もあると笑って読んでいただきたい。」どこまでも謙虚な方だ。
Posted by ブクログ
「リーダーとはどうあるべきか」を考えさせられた。
リーダーというのは人を引っ張る意識ではなく、自分の信念を達成する意識のほうが大切なのだと理解した。
Posted by ブクログ
北風と太陽でいうところの、太陽のようなリーダー像を語る、サイコーの本です!!
【A書評】
なんでもいいから、昨日よりも今日、1つでいいからよくなろう。
小異に拘らない。
相手を変えようとしない。変えるのは常に自分。
Posted by ブクログ
チェック項目22箇所。リーダーシップは持ち場において各自が発揮するもの。リーダー・・・人びとを率い、導くもの。力づくではなく、あくまで周りが自主的に喜んでその人につき従おうとしたもの。リーダーとは人を動かして「結果」を出すもの。「恐怖」はなるべく使わないが、それがないとリーダーの仕事ができないのも事実。己の中に自分の志をなんとしても実現したいという想いがあるかどうか。老子・・・「率いるためには従わなければならない」。リーダーとは志に従う。無私とは社会のために貢献しようとする志に従うこと。個人は質素に社会は豊かに。上を見て生きる(志を見る)。下を見て暮らす(目の前の仕事で一つひとつ結果を出して足元を固める)。座学だけではなく現実に動く。壁にぶつかりながら悩むこと。信頼・・・約束を守る、うそをつかない、間違いは謝り改める、悪口を言わない。現実では情報不十分でも行動する必要があるときがある。情報収集家になって行動できなくなるのが注意点。「智・情・意」。異質なものの意見も取り入れる。柔軟な考え。相手を変えようとしない。会社統合など相手を変えようとせず「二つのアイデンティティを尊重しあう」(ゴーン)。論理を語るのは誰でもできる。でもそこに「命」を吹き込めるのは実践者だけ。
Posted by ブクログ
「リーダーとは、志に従う者である」
新入社員という立場だけれど、リーダーシップは誰もが意識するべきものだと感じた。一人ひとりの志や行動が変われば全体が変わる。
Posted by ブクログ
同郷の士ということで、佐々木常夫氏の本を購入。
「贈る言葉」の本なので、具体的な方法論のビジネス本ではなく、やや精神論寄りの本。土光敏夫や小倉昌男を中心に、リーダーシップ、経営学の理念を引用している。引用やエピソードが多いため、ノウハウを知るためではなく「読み物」という印象だった。
ただ、著者は大病を患った妻と、自閉症の子を持ちながらも全力で仕事と向き合ったという異色の経歴を持つ。「芸のためなら女も泣かす」ではなく、その真逆、仕事も家族もプライベートも、何一つ犠牲にすることなく、全力で向き合った人である。その生きざまは何よりも説得力があり、ゆえにその綴る言葉も凡百のそれとは比べ物にならないと感じた。ワークライフバランスという言葉が無かった時代に、その先駆となった人と言えると思う。
ほんの30年ほど前と比べても価値基準が大幅に転換した今、このような人の本に触れてみるのは意義があることと思う。
Posted by ブクログ
"著者である佐々木さんの実体験と、佐々木さんが尊敬する経営者の逸話をちりばめたリーダーたるものこうあるべし!を語った本。
東芝、経団連会長などを歴任した土光敏夫さんに関する書籍を読みたくなった。"
Posted by ブクログ
リーダーシップの核心は「志」
この言葉に尽きると思いました。
土光敏夫さん、ヤマト運輸の小倉昌男さん、日本理化学工業の大山泰弘さん などの豊富なエピソードを交えての17の言葉。
なによりも、自閉症の長男や鬱病の妻を抱えての自身やご家族のエピソードから引き出された言葉に感動しました。
さらにこれはと思ったのは、「すべての人を活かせ」
組織の2-6-2の法則。 2割が優秀、6割が普通、2割が落ちこぼれ。
得てして、2割の落ちこぼれを育てようと頑張るリーダーのいる組織は士気が高いそうだ。
「メンバー皆が、この人は我々を見捨てない」という信頼感の醸成。
自分には、この点が決定的に足りないと感じた。
合理性をポイントに常に事を進めているので…
17の言葉も大事ですが、これらを裏付けたエピソードを自分なりに受け止めた上で、これからの自身の生活に如何に活かしていけるか。
自分にも揺るぎない持論の確立が急務です!
Posted by ブクログ
リーダーには志が必要。
この本では”志”という言葉が何度も出てくる。
この志だが、特に管理職などの役職があるものだけとは限らない。
人のために働くなど、どんな人でも志をもってリーダー的な存在になりえる。
逆に志の無い者はリーダーとは言えない。
自分の志はなにか?まだわからない。
Posted by ブクログ
自分自身のリーダーであり続ける。ということだ。自らに授けられた志に向かって、自らをリードし続ける。自分らしく精一杯に生きて、その結果を潔く受け入れよう。に強い共感。
人間の究極の幸せは次の四つ。「人に愛されること、人にほめられること、人の役に立つこと、そして、人から必要とされること。」
「できない理由をさがそうとするな。いますぐは難しくても『やるための理由』を掲げて努力せよ。そういう人には奇跡がおこる。「誰かを信頼する」とは、その人のことを好きになるということ。」も好きな言葉。
Posted by ブクログ
「守衛だって社長だって人間は平等だよ」(土光敏夫氏)
「ウチの職場は雰囲気が悪くて」とか「部下が信頼できない」というような
悩み、愚痴が出ているところもあるようだが
それは、あなたが信頼に足る行動をしていないからではない、と。
リーダー不在と叫ばれる昨今であるが、
自分はリーダーにたりえているだろうか。いやリーダは誰でもなれる。
が思いもしていなかったし眼から鱗でした。
上の者に限らず下っ端でもいいんだな、と思いました。
Posted by ブクログ
佐々木常夫氏の生き方に惹かれます。
家族を大切にしつつ、会社のリーダーとして頑張る姿に、真のリーダーの像をみます。
17の言葉、身に沁みます。
志を持つことの重要さを理解しました。
佐々木氏のように実践するのみです。
Posted by ブクログ
仕事が本当につらいときに読みました。
読み始めはあまりついていけなかったのですが
(心が暗くなっているときに、あまりにも正しく素晴らしい考えを聞いても、全然入ってこないなんてことありませんか。私はよくあります。)
読み終えたときには、少し救われたような気持ちになりました。
心のメンテナンスとして、時々この手の本を読んでおくといいのかな、なんて思いました。
Posted by ブクログ
仕事におけるリーダー論というより、人としての生き方について書かれた本であり、その意味では稲盛さんの『生き方』に通じるものが多々あると感じた。リーダーとしてのスキルを磨く以前に、働くとは何か、自分はどのように生きたいのかを考えさせられる。
以下は本から得た学び、気づき
・4つの人間の究極の幸せ
人に愛されること
人にほめられること
人の役にたつこと
人から必要とされること
愛されること以外の三つの幸せは、働くことによって得られる
・長期のビジョン、中期の課題、短期の問題
・書くことによって、自分の中の矛盾や相克を知ることができる。そしてそれを乗り越えるために考えつくすのだ。
・智 情 意
(智恵と情愛と意志のバランスをとることが、世に処するにあたって欠かしてはならないもの)
・相手を変えようとしてはならない。小異を認めてお互いを活かす方法を考える。
・人を育てられるかどうかは、リーダーの熱意と粘り強さにかかっている
Posted by ブクログ
リーダーとは強い志をもって生きること。
誰もがそれぞれの立場でリーダーに成り得る。
あえて批判を求める。
志をもたせることができる力も,大事なのだと思った。