佐々木常夫のレビュー一覧
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知識をいくら集めても本当の教養は身につかない。
全人格的な教養を養うことが人生の大事な仕事。
礼儀正しさに勝る攻撃力はない。成功する人の共通点は規律を重んじている。
良い習慣は才能を超える。
欲が磨かれて志になる。というのが著者の言葉。欲から出発して、志へ到達する。
言葉は人の中身をほぼ正確に映し出す鏡。
言葉は量ではなく、質。
誰からも何かを謙虚に学ぶ。
ビジネスマンの幸不幸の多くは上司により決まる。上司は仕事面だけでなく、健康や家族の問題にも出来るだけ気を配る。
悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである。哲学者アラン。
現場に足を運ぶことが人生の教養を深める。
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自分の経験とさまざまな故事などを仕事と絡め、架空の甥に語りかけるという体裁をとっている。ご自分の経験が織り込まれているから、とてもしみやすい本だと思った。
その中に、ケント・M・キースという人の『それでもなお、人を愛しなさい 人生の意味をみつけるための逆説の10か条』に収められた言葉が出ていた。
「
人は不合理で、わからずやで、わがままな存在だ。それでもなお、人を愛しなさい。
何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。それでもなお、良いことをしなさい。
成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。それでもなお、成功をしなさい。
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ネタバレ・最優先すべき重要な仕事は全体の2割程度。この2割をやれば求められている成果のほぼ8割を達成したことになる。
・仕事とプライベートの両立はむしろ管理職のほうがやりやすい。女性こそ積極的に出世を目指すべき。全員が定時退社できるようにする。
・役員は個々の実力よりはお互いの関係性の方がずっと大きく作用する。
・偶然は準備のできていない人を助けない
・慌てるシーンをなるべく作らないよう、先手先手を打つ
・スケジュール管理は2ヶ月分毎日見る。予定の7割の時間は使えない。時間を予算として捉える。絶対仕上げなければいけない仕事が控えている場合には、自分へのアポを入れ籠る。
・出世は技術点と芸術点(スキルの -
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本書に革新的なことは何も書かれてはいない。しかし、社会人にとって大事な心構えを学ぶことができる。私が本書を手に入れたのは数年前、就職する直前。母親から貰ったのだ。少し読みかけたが、当時の私は仕事に対しての悩みなど当然なく、むしろ楽しみに思っていたので、全く響かず早々に読むのをやめてしまった。それ以来、一度も読むことなくずっと本棚にたててあった。引越しして本棚を整理したことを機に何気なく読んでみたが、社会人としての経験を積んできたことで本書に対する印象はずいぶんと変わっていた。筆者のいっていることが自分ごととして理解できたし、非常に参考になった。最初からオリジナリティを求めるのではなく、イミテー
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▼メモ------------------------------------------------------------
・志とは多くの人が共有できる強い願望だと思います。その志は実現する前に周りの人が協力しよう、力を貸そうと思えるものです。だからこそ困難な仕事、大きな仕事も出来るようになる。
★・良い仕事をし、良い人生を送るために最も大切なのは志です。しかしそれは壁にぶつかって、痛い目にあいながら掴み取っていくものです。欲が無ければ壁にぶつかることもありません。欲があるから、やりたいことがあるから、人は思いっきり壁にぶつかることができるのです。つまり欲が磨かれて志になるのです。
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ネタバレ作者が親戚の遼君の新卒時代から3年目までの働き方についての手紙の25通。
25の手紙があるが総じて言えることは若いうちはやりたくないこと、嫌なことはあるが我慢して努力し続けた人にはいい未来が待ってるということ。
会社には2・6・2の法則があり上の2割が成績優秀者、6割が普通、下の2割が落ちこぼれだということ。
下の2割がいなくなったとしてもまた新たなピラミッドが生まれるだけなので、人と接するときはいかに人のことを信頼できるか、我慢強く接することができるかがその会社の人とのコミュニケーションができるかの鍵になるとのこと。
◎人は必ず失敗する、失敗した後の方が大事。
失敗したからと言って恐れ -
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※ページは目安
p.6
物事を楽観的にみるコツは「期待するのをやめる」こと。
期待しない≠希望を持たない
期待しない≠人を信頼しない
あくまで一定の距離を置いて、物事や人を冷静に見ること。
p.26
老いた親との同居は「情」で判断しない。
親はその場所を離れたくないと思っていないか?
一人暮らしを寂しいと本当に思っているのか?
環境を変えてまで同居するべきなのか?
熟慮することをおすすめする
p.30
親も子もお互いに期待しすぎない
親子という「タテ」の関係ではなく、互いに一人の人間同士という「ヨコ」の関係を築くこと。
p.47
18歳を過ぎたら子供も大人として扱う。
黙って我が子を見守