佐々木常夫のレビュー一覧
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本書は、著者の経験から導き出された課長職の真髄をまとめ、ある架空の新任課長に向けた応援の手紙のように構成されている。課長にとって一番大切なことは、何かを成し遂げようとする「志」であり、何としても部下を育てるという「志」であり、スキルやノウハウは後からついてくるということがばしめにで書かれている。本書の中でも、志や課長の仕事について説かれた後、具体的な方法論が紹介されていて、大変勉強になった。まだ課長という立場にはないが、本書の内容、特に仕事の進め方10か条を意識して、今後仕事に取り組んでいきたい。
1. まずはじめに、「志」をもちなさい
課長の仕事
①課の方針策定:課の経営方針の策定と遂行 -
Posted by ブクログ
ネタバレ印象に残った点
・課長とは人を動かすのが仕事です。「自分の出世のため、利益のため」という思いから人を動かそうとしても、周りは決して動いてくれません。
・挨拶がきちんとできているかは、職場のバロメーター。信頼関係が活性化の源。
・文書で示すだけで、君の考え方が浸透するほど甘くはありません。とにかく、反復連打です。現場の仕事にあてはめて、具体的に説明してください。
・ビジネスマンは時間厳守が鉄則。
★細かい知識などは、虚心坦懐に部下に聞くとして、大きな流れについては君が判断し、指示する。
・「礼儀」をもって、手を突っ込む。
・会社の仕事は大抵平凡。平凡であっても、その仕事が「何のためになるのか」と -
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いつも通り、U-NEXTのポイント消費のために購入。
こういったビジネス系の本って今までしっくりこなかったけど、この本は刺さりまくった。
こんな偏屈な人間にも刺さる本があるとは…。
世の中捨てたもんじゃない。
タイトルからもわかるように、内容は無駄なものが多すぎる系の話。
結構大手の役員をやられてた方の話で、共感できるところが多かった。
もちろん職種が違うので、一概にそうとは言えない部分もあるが、根本的には同じかと。
プアなイノベーションより優れたイミテーション。
この章の話はとてもいいと思う。
前社会人が読むべき、くらいに思う。
本当の優先順位ってこういうことなんじゃないかな。
だい -
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こういう方がボスだったら、本当に良いなぁ。
自己問答をして、自分の中でPDCAをまわしていけるひと。
ご家族のご事情などで、ひとの痛みがわかるゆえの優しさもあり、目指したい人間像でした。
積極的に、ビジネスパーソン向けの選書に入れていきたい一冊です。
【本文より】
「事を起こせば、必ず摩擦はある。雑音も出る。しかし、ザワザワ批判している人は事情も知らぬまま断片的な事象で無責任なコメントをしている場合が多い。うまく行ったら拍手喝采するのもこの連中。そういう外野に右顧左眄せず、確信のあることは断固やれ。そして必ず自分が火の粉をかぶれ」
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「仕事も商売も最後は人間である。君の人間力にすべ -
Posted by ブクログ
■なぜ手に取ったのか
プロジェクトを一緒に進めているメンバーが話していた時に、
気になりメモしており、手にした本です
■何が語られていたのか
書名のとおり「課長」というポジションについてのあり方を語られています。
社長、部長、係長ではなく「課長」です。
著者はその「課長」という役職が一番面白くてやりがいがあると説きます。
スキルやテクニックではなく、社長である著者が、自らの体験や反省を
踏まえて、これからの課長に対してどうあるべきかといったあるべき姿を
提示し様々な視点で語られていました。
■何を学んだのか
私自身も課長ですが、記載にあったことは一部実践しています。
しかし、まったく全く異 -
- カート
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試し読み
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1.来月から営業に部署移動するため、昔の感覚を呼び起こすのと同時に、知識のアップデートも兼ねて何冊か読むことにしました。
2.営業とはお客さんを幸せにすることです。営業はモノを売る仕事と捉えがちですが、それでは長続きしないですし、社内で競争しあうだけの疲弊した戦いになってしまします。そうではなく、社員とは適切な競争をしつつ、自分の人間力を磨いていきます。
また、営業マンの本当の仕事は社内営業をすることです。つまりは、営業三党は社内で大使役として各部署と連携する基盤となる存在でなくてはなりません。なぜならば、お客さんにプレゼンする際には全てを把握していなければならず、個人でそれを成し遂げるには