佐々木常夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
家族の病気など、厳しい家庭環境におかれながら、仕事でも結果を残してきた筆者が、会社の業務の中枢を担う「課長」の仕事について、自己の経験等を通じてその仕事術等について語っている本。
新たなポストについたら、まず書庫の整理をしながら過去の書類等を読んで、それを今後の仕事に役立てることや、常に上位ランクとしての目を持ち、現在課長であればすでに部長の視点で仕事をする必要性など、参考にでき、勉強になる部分が多い。マネジャーとしての課長をテーマとして語られているが、課長に限らず、部下を持たない新入社員等であっても読んで必ず得る部分があると思われる。ビジネスマン必読と言っても過言ではない良書。 -
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試し読み
Posted by ブクログ
ネタバレビジネス書を読んだのは初めてなのだが、ごりごりの営業理念でも説かれるのかと思いきや、むしろ自分らしくあれという指南書のようだった。「営業とは顧客を幸せをもたらす行為」といい、客の言いなりになったり、その場しのぎの売り方はするなという。顧客などの売り手ばかりでなく、開発者や工場にも出向き、顧客のニーズを還元するのも営業の役割であること。そして開発者や製造者とのパイプを持つことが、いざというときに顧客に説明するときの足掛かりにもなるということ。当たり前かも知れないがなかなかできないことを語っていく。むしろこういうのを営業部長とか会社のトップが読めばいいのになあ、と思う。この著者は息子に障害があった