萩尾望都のレビュー一覧

  • 11人いる!

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     『百億の昼と千億の夜』が書棚になかったので、有名なこの作品を初萩尾として読んでみた。
     まさかああいうオチではないよね。何のひねりもなく、そのまさか通りのオチでした。かなり期待外れ。

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    2015年12月30日
  • A―A’

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    安定しているので安心して読める。
    ファンタジー世界の広がりがごく自然で、外国の大物ファンタジーを読んでいるような気分。
    背景に広がるたくさんの知識に敬服。

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    2011年10月11日
  • 春の小川

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     シリーズ物の短編集です。表題作の「春の小川」も切なくてもどこか心温まる話で良かったのですが、「百合もバラも」という話が印象深いです。
     高齢出産の域に入った妻が3人目の子供を妊娠して、出産する事になる話なんですけど、やけに具体的で実際にあった話だったんじゃないかな、なんて思います。
     現代の日本を描くと違和感のある絵柄だと思うのですが、話が印象的だとそんな違和感も感じなくなります。

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    2011年07月24日
  • ローマへの道

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    愛するって難しいし、愛されてるって信じ続けるのも難しい。
    自分の内側と外側、どちらともうまく付き合っていかなきゃ生きてくのは難しい。
    人間ってすごく複雑なことをしている。

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    2011年07月04日
  • 感謝知らずの男

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    萩尾先生の漫画を読むにはある種の覚悟がいる。
    大人になってからじゃないとなかなか読めない。それくらい鋭い。

    思春期に読むには、同じ周波数とか揺れを持ってなきゃいけない。
    じゃないと帰ってこれない。そんな気がする。

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    2011年07月03日
  • ゴールデンライラック

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    最後の桑原知子先生のエッセイも読みたくて手に取った。
    萩尾先生の感性は素晴らしくて、特に『ばらの花瓶』は歪んだ女性の在り方をよくあらわしている。そして、それは簡単には変わらないということも…。

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    2011年07月03日
  • 思い出を切りぬくとき

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    若き日の萩尾 望都のエッセイ。
    1980年代のエッセイなので、「ポーの一族」や「トーマの心臓」などの初期の代表作を発表し終わって、「メッシュ」とか、「銀の三角」、バレエのシリーズなんかをかいている時期みたいです。
    バレエの話なんかも、けっこうあります。

    この人、ものすごい論理的なのに、ときどき、論理的すぎて迷宮に入り込んでいくような感覚があって、おもしろいです。
    その人とのちょっとした違い、微妙な違いが、作品を生み出していく力になるのだと思いました。
    ヘンな人だ(ほめ言葉です)。

    今から30年ほど前にかかれたエッセイです。でも、古くは

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    2011年07月01日
  • 海のアリア 1

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    ネタバレ

    壮大な音楽ファンタジーと聞き、読んでみました。本当に壮大すぎてストーリーの説明がしにくいのですが、舞台は湘南の海。登場人物たちは高校生。休日に同級生たちでヨットを乗っていると嵐にあい、1人が行方不明に。死んだと思われていたその人物が沖縄で発見され、なんと、宇宙人の楽器になっていた!という感じのお話です。最初は平凡な高校生の学園マンガかと思いきや、最後はハリウッド映画なみのスケールになっています。各章のタイトルが「テンペスト」といった風に名曲のタイトルが使用されているのが嬉しいところ。

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    2011年06月26日
  • 思い出を切りぬくとき

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    すごく情感豊かで頭の良い方なんだ、というか。語り口からは微かに年代や独特の個性も感じるけど、核の部分がしっかりあるものはいつ読んでも、ぶれない。

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    2012年01月09日
  • 春の小川

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    ネタバレ

    天草夜羽根と浦島舞のお話が3篇。
    このシリーズ、かわいくて、いいなあ。
    ちょっとドキドキしたり、ほっとしたりして。
    曖昧な関係にしてあるから楽しさが続くんだろうな。

    あと、3篇。

    予定外の子供の話。

    イングランド王ヘンリー5世と婚姻することになるフランスのカトリーヌ王女の話。
    これは新鮮な視点だった。

    最後のタイトルにもなってる春の小川は、不覚にも泣いた。
    クラスメートの千田君が言ってくれた言葉がね、聞きたかった言葉だよね。
    会いに来たって。
    卵色の着物。
    優しいお母さんを彷彿とさせる色、明るい春の色。
    他の色では成り立たなかったかもしれない。

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    2011年05月14日
  • 春の小川

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    『花嫁』はヘンリー5世の序章としては完璧。萩尾望都の古典への愛情が前回の『オイディプス王』からそうだが、かなり伝わってくる。
    この短編集を読んでの感想は萩尾望都は前半から飛ばさ無くなったという印象。表題の『春の小川』ほとんどの話が最後の3ページ以内にしか盛り上りが無い。もともと読後感を重視してる作家だとは思う境地に達しているなと感じた。

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    2011年04月11日
  • 11月のギムナジウム

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    少女と少年の境界は実に曖昧だ。現実に美しい少年もいれば雄々しい少女もいる。女の子2人でおままごとをするにも、男の子2人でたたかいごっこをするにも、状況によって彼らの人間関係に男役・女役が、登場人物としてではなく性分として分かたれながらバランスを取っていたりする。打つ者打たれる者、許す者許される者、裁く者裁かれる者というような具合にだ。そして彼らは似ているものと似て非なるものとを峻別し、心身の生育にしたがって第二次性徴を迎える。幼年期の終わり、それは自らの性にめざめ、自らに内在する異なる性に恥じらいを覚えることでもある。少女マンガは一種の防波堤のように発達をせき止め、過去の曖昧へとこぎ返す波のよ

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    2010年03月03日
  • レオくん

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    猫漫画は好きですし、萩尾望都の作品も好き。ご本人も猫が大好きな方ですが、モトちゃんのが良かったな。レオくんは猫ってより人間の子供みたい。とはいえ、猫本だからついつい手を出してしまった、というところです。

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    2010年02月10日
  • スフィンクス

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    オイディプス
    スフィンクス
    海の青(人魚姫をモチーフにした話)
    青いドア(リフォーム熱に浮かされた妻の話)
    世界の終わりにたった1人で(画家の遺品からこぼれ出す家族それぞれの思いの話)
    しまうまのQ &A

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    2010年01月31日
  • 半神

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    半神
    ラーギニー 
    スロー・ダウン
    酔夢
    ハーバル・ビュティー
    偽王
    温室
    左ききのイザン
    真夏の夜の惑星
    金曜の夜の集会

    最後の2篇を読んだことがなかったので購入。

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    2010年01月24日
  • A―A’

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    かつて宇宙航行のために開発された人口変異種である一角獣種の生き残りを巡る物語がメイン。

    「A-A'」・・・一角獣種のアデラド・リーはプロキシマ計画のスタッフとして選ばれたが事故で死亡、しかし危険任務のためクローンの製造が許可されておりクローン体が代わってプロキシマにやってくる。
    しかし、プロキシマに着く前までの記憶しか持っていなかった。

    80年代初頭作品が中心で、宇宙やESP能力といったものを扱っているものが多い。
    表題作の自分の死んだときの保険にクローン体と記憶を残しているっていうのは今読んでも面白いテーマ。
    表題作では愛する人が記憶を無くしてと言う意味ので葛藤は描かれるけど、

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    2009年12月04日
  • 思い出を切りぬくとき

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    なんだ1998年にあんず堂から単行本で出ていたのね。まあ、漫画以外の萩尾望都は「月夜のバイオリン」と2冊目。

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    2011年10月11日
  • ポーの一族 1

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    母は本が好きでマンガも好きだったので色々あります。
    その中でも私が1位2位を争うほどに好きなマンガ。
    知り合いの方でお好きな人もいたのでよくこの本の話をしてました。

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    2009年10月04日
  • レオくん

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    わざとじゃないかと思うくらい気持ちの悪い漫画・・・・・・
    わざと? じゃない? いずれにしても救いがないほどに面白くない!
    ひとコマも面白くない漫画というのは、初めて読んだかもしれない、そんな記念の一冊です。

    猫に子どもが欲しい! と迫る人間とか、怖すぎる。

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    2009年10月04日
  • バルバラ異界 4

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    他人の夢に入り込んで調査することを仕事とする渡会と彼の家族、そしてバルバラの夢を見る少女青葉を中心に織り成す、久しぶりに読んだ萩尾望都の本格的SF。
    相変わらず登場人物がべらぼうに多く、相関関係が分かりづらい。別に覚悟して読んでるからいいんだけどね。この人の場合、それが醍醐味だし。
    少女版手塚治虫と呼ばれる萩尾望都の本領発揮という感じです。ディテールがやたら細かく、話の広がりが途方も無いです。これをよくまとめますな。本当に。
    話は発刊がフラワーの割になのか、だからなのか、わりと大人向け(すぐ寝ちゃうしね)。けど萩尾望都読んだことの無い人にはちょっと抵抗あるかもしれないマニアックな出来。

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    2009年10月04日