葛西リカコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
架空の帝国首都イシュラハーンを舞台にした時代物ファンタジー。中近東のエキゾチックな香りに満ちたお話でした。
帝国に攻め入られ壊滅寸前のシルカシア王国から姫に化けて脱出した第二皇子のカイが、敵国皇子エルヴァンに捕らえられ、奴隷としてハーレムに幽閉される…という、アラブ系BL定番のストーリーでした。
ふつうだったらスルーするたぐいなんですが、かわいセンセでしかもイラストが美麗な葛西リカコセンセとあっては読まずにはいられませんw
とても美しい描写でうっとりとしました。
アラビアンナイト?千夜一夜物語みたいな展開です。
エルヴァンの優しさとカイの純真さや誇り高さが、ストーリーを格調高いものにしていて、思わず陶酔。
…だけど、後宮ものとかハーレムものとかでエロエロ系や痛い系に慣れきってるせいか、何か今ひとつ物足りなさがあったんですよね…
いや、こういうのがまっとうだとわかってるんですよ、一応。
でも、敵国に捕らえられて奴隷に落とされて、何ひとつ酷い扱いを受けないってちょっとぬるいのでは?と思ったのは、他のセンセ方の極悪非道なんちゃってアラブの影響でしょうね…
敵国の王様や兄王に手酷くやられるかと期待してたけど、何もなかったのはフクザツ…!
BLにご都合主義は必要なところがあるけど、せっかくの女装だからバレることにもう少しドキドキスリリング展開があってもよかったかなと。あまりにも都合よすぎでした。
えっ!?どうなっちゃうの~?と心配する事はいっさいなかったので、平穏な奴隷もの希望ならぴったりです。 -
購入済み
眉目秀麗な喧嘩っプル(笑)
葛西さんの麗しい挿絵で妄想がグンとリアルになった本作。美しいブルジョアなパツキンとアラブの猛々しい王子っちゅールール違反もいいとこなカップリング(笑)からして萌えどころ満載でしょうが。。言い合いのテンポの良さにコメディ要素もあって、面白かった。ただ〜アラブーとくるならもっとドエロさが欲しかったのも否めない。。(笑)
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購入済み
こっこれは。。
何つ〜甘さでしょうか、個人史上確実に5位入りしそうです(笑)初読み作家さんでしたが文体が美しいですね、華族時代とゆーノスタルジックな背景なんかも手伝って作品自体とっても上品な印象。不憫な出自の稀とミチルですが事はまあまあ都合良く進んでオチは分かってましたよ、でもね〜読みたかった(笑)生まれ落ちた時より罪の子だと精神的に虐げられてきた稀のたった一つの希望のように無垢なミチル、どんだけ健気なんだよーこんにゃろうってツッコミもしましたが(笑)この「この世界に2人だけ」的な空気感も、ウン、たまにはイイなぁって思います。さて、実際はショタではないし私もその趣味ありませんが、ミチルのショタっぽさにイケナイことしてるぅ〜みたいな気分にさせられたのが、ちょっと萌えで本人的にビックリ(笑)
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Posted by ブクログ
ネタバレタイトルが似ている既刊の2冊とは全くリンクしていませんが、設定(精神的にも経済的にも余裕のある大人がかわいい年下を甘やかし倒す)はシリーズと言えるのかも。
誰と付き合っても長続きしない遊び人の笙。ほんの冷やかしのつもりで訪れたゲイバーで、絡まれているところを助けてくれたのは同じ会社で営業の鬼と噂されていた守川だった。会社では洗いざらしのボサボサ頭、分厚い眼鏡でもっさり男を装っている笙の素性に気付くはずもなく、そのことをきっかけにふたりは気安い飲み友達になる。
ゲイ×ノンケという隔たりはあっても、会社では見せたこともない守川の穏やかで紳士的な態度に、笙は次第に友人として好感を抱くようになる。
ふとしたきっかけで、笙は自分が守川の亡くなった恋人にそっくりだという事実を知る。そんな自分と過ごす時間は悲しい過去を思い出させるのではないかと気遣う笙に、昔の恋人と比べたことはない、笙と恋人同士になりたいと宣言する守川。ノンケである笙の気持ちを尊重するべく、何をするにもご丁寧に確認したりして、そのたびに赤くなったり青くなったりする笙の反応を楽しむかのように巧妙に距離をつめていく。
なんていうか…BL常套句の“不思議と嫌じゃなかった”的展開ですww
正直に素性も明かせず、自分みたいにちゃらんぽらんな人間は守川には不釣り合いだと懊悩する笙の気持ちをよそに、一旦恋愛スイッチが入ったらとどまるところを知らない守川のフルスロットルな猛攻は止まらない。遊び人とは名ばかりで実は恋愛初心者の笙はただただ翻弄されるばかり…。
椎崎さん作品に頻繁に登場する胸くそ悪いサブキャラとか、なんか地雷があるんじゃないかと…いつ来るかいつ来るかとドキドキしながら読みましたが、終始甘く、受がめっためたに溺愛されるっていう安定したトーン。
上質の甘やかしが堪能できます。
私は好きだよ、こういうの♥ -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
過去に縛られた叔父と甥の、倒錯した愛とセックス――。
閉鎖空間で始まる、センセーショナル・ラブ!!
両親を亡くし、叔父の直人と暮らしている大学生の歩。心に傷を抱える歩にとって、柔和な直人との生活は、唯一の癒やしだった――。
ところがある日、見知らぬ人物と直人の サディスティックな情事を覗き見てしまう!! そのうえ直人は「歩も興味があるんじゃないの?」と 妖しく誘いかけてきて…!?
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好みが分かれる作品だと思います。
私も期待して買ったのですが、正直ちょっと苦手だと思いました。
思っていたよりもずっとずっと狂気じみた暗い愛でした。
夜の仮面をつけた叔父と言うのが本当に狂ってて…何と言うか、ただただ怖いです。
何を考えてるのか分からない恐怖というか、浮世絵離れし過ぎていると言うか…それが作者の狙いみたいな部分もあるのでしょうが暗過ぎたり読後感がすっきりしない作品はどうにも私は苦手みたいで…。
最後に受けがいつか遠く無い未来に自分が叔父を抱く事になると確信しているのもちょっと…。
リバは割と好きなんですがこういうのはあまり好きじゃないなぁ…と思いました。
セフレと叔父の行為を覗き見てしまったシーンの背徳感や生気を感じさせない叔父の艶かしさなどの細かい描写は凄く良いのですが、肝心な萌えどころがない。そんな印象でした。
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