光の神子は自由に生きる

まきぶろ / 葛西リカコ

光の神子と呼ばれ、国民から愛される治癒術師ルチアーノ。美しく儚げな彼は、聖人君子のような清らかな心を持つ……わけではなく、ただ思うがままに生きる自由人だった!? 無償で民衆を治癒するのは、魔法の研究がしたいだけ。危険な辺境砦で働いているのは、性欲をもてあます軍人がいると思ったから！ そんな風に盛大な勘違いをされながらも、ルチアーノは麗しいビジュアルと悩ましげな言動で、次々とイケメンを篭絡していくのだが……!?

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 一迅社
• 掲載誌・レーベル: ロワ・ブラン
• 電子版発売日: 2017年11月27日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 8MB

[io · ★★★☆☆]

なんだか...

好みが別れるかもですが、主人公のビッチっぷりがいっそ清々しくてそこに好感が持てる不思議な作品。
物語は唐突に始まって唐突に終わっています。なぜここで終わりなの？もう少しキリの良いところにできなかったの？しかも続巻はまだ出てないですよね？...謎だ。
本文は、時系列が分かりにくい部分があるのと世界観の説明がくどいところがマイナス評価。
でも主人公のビッチっぷりと周囲との認識に齟齬がある会話が面白かったので☆☆☆。

＃笑える ＃エモい ＃萌え

[ブクログ · ★★★☆☆]

想像していたムーン系ネット小説的なやつより背景は練られていて面白かった。着地点は特になくそこが惜しい。これをバックボーンに二転三転するようなファンタジーに持っていければ一皮剥けた良作になると思う