葛西リカコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小説リンクス掲載の「誓約の代償」のスピンオフ。ギル×リュセcpのあっちが先に出るかと思ったら、ヴァル×キリハでしたね。しかし、両方の立場から公平な目で話を追うことができるので、偏りが無くなるのはいいことです。実際、可哀そうなリュセに肩入れすると、仲の良いヴァルとキリハへの風当たりが強くなりそうだったので。
軍服、ネコ耳、尻尾フェチにおすすめ。もふもふケモミミ萌えです。
ファンタジーの世界観が、ゆるぎなく緻密に構成されていて、ちゃんと脳内で3D変換できるクオリティなので、安心してストーリーにどっぷり浸れます。
「誓約の代償」ではドロドロな陰のcpということで、例により「非情な運命に弄ばれる幸薄い受」に大変泣かされました。なので、今回は陽のcpだから大丈夫だろうと思い込んでたら、こっちでもやっぱり涙。単に自分の涙腺が弱いせい?でも、キリハの心情を思うと切なくてかわいそうで、もらい泣きしてしまったのです。人前では読めません。
のびのびと何不自由なく、みんなの愛情を一身に受けて育てられた自然児のキリハ。幼少時代がめちゃカワ。一挙一動が子供らしく生き生きと描かれていて、子育て風景もてこずってるとこにリアリティがあります。ヴァルの親バカっぷりが遺憾なく発揮されていて「ウチの子が一番」がありあり。それくらいかわいいキリハにキュンキュンさせられます。
そんなキリハが、成長して皇子であるヴァルとの格差に気づいた時の衝撃や苦しみに、とても胸が痛くなるのです…リュセに対する羨望や嫉妬が、本人の気持ちに追いつかないほど大きくなってしまうのも可哀そうで切ない。
しかし、この話ではヴァルの気持ちにひとつのブレもないところが救いになっています。そこがいつもの痛い系とはちょっと違う。いいです、ヴァル。欠点が見当たらないほど王位後継者として完璧な男なんです。策略で辺境に追いやられても清々しいほど上に立つ者としての度量がありました。バトルシーンも迫力あってドキドキさせられます。そして、キリハが聖獣として成長して身も心も強くなっていくのも大きな見どころです。
しかし、こうして見ると、やっぱりギルは弱さが目立っちゃいますね。あまりにリュセが好き過ぎて、大失敗やらかすみたいな攻様。「誓約の代償」はリュセ残酷物語じゃなくギル残酷物語になったとあるとおり、最後はすごく泣かせるちょっと元気がない攻だった。
Hシーンは、キリハの成長をうかがいながらじんわりゆっくりペースの甘々ムード。初心なキリハの反応に悶えます。
尻尾で頬っぺたをパシンとされちゃうヴァルに萌え。
脇キャラも活躍していて存在感ありました。イラストもピッタリですてき。後は、続編ですね。期待します。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人と聖獣とが絆を結ぶことにより、魔獣の侵攻から人々を守っている世界。
主人公の第四皇子ヴァルクートは、本来であればもっとも強い力を持つ金位(インペリアル)の聖獣と絆を結ぶはずだったが、兄である皇太子に疎まれ辺境に送られることとなり、そこで野良聖獣の繭卵を見つけ、絆を結びキリハと名づける。
不思議なことにキリハは通常の聖獣の位のいずれにも当てはまらない黒色で、最も弱いとされる赤位(ロイツ)よりも低い力しか有していなかった。
ヴァルクートは兄の死により王宮に戻ることとなるが、皇子でありながら低位の聖獣と絆を結んでしまった彼は、宮廷で微妙な立場になる。辺境では自分の地位を実感しなかった無邪気なキリハも、次第に自分がヴァルクートと釣り合わないことに気づき始める。
そして魔獣の襲来する季節が訪れ、戦場に向かうことになるが――
人と人外の、運命に結ばれた、なにものにも代えがたい絆。
ファンタジーだからこその説得力。こういう話は大好きです。
聖獣たちは普段は耳尻尾の生えた人間の姿をしているのだけれど、普通サイズの獣に似た姿にもなるし、そして戦いにおいては、絆の相手である騎士を乗せて戦うことのできる大きな獣の姿を取る。
共に命を預けて戦う相手だから、お互いへの絆はより深まる。
が、読んでる間ずっと「テメレア戦記」が脳裏にチラチラしてた。
「テメレア戦記」の竜と人の絆をそのままファンタジーBLに持ち込んだ感じ。主人公が偶然人外を拾って育てるところとか、人と人外の絆の深さなんて、まさにそのまま。
とはいえ世界観もストーリーも全然違う。
この作家のファンタジーBLは、いつもよく練りこまれているものの、「受の子がひどい目にあって攻とすれ違ってボロボロになり散々苦しんだ末にようやく結ばれ救われる」みたいな話が多いのだけど、この話は受の子がそこまで痛い目に遭うこともなければ、極限まで追い詰められることもなく、あんまり不安がない。
恋愛、に到達するまで時間をかけて、お互い信頼しあい、愛しあっている。
すれ違いはあるのだけど、痴話喧嘩の範疇。
文章も堅実だし、ファンタジーとしての世界設定がしっかりできているので、安心して読めた。
ただ、受の子が子供で育つのに時間がかかった上、半分親子のような愛情で結ばれていて、「一緒にいるだけで幸せ」みたいな二人なので、エロは控えめでほとんどない。
エロじゃなくて、設定とストーリーを楽しむファンタジーBL。
とりあえず、「テメレア戦記」で萌えてよからぬ妄想した人は、読んでみるといいんじゃないかと思った。 -
ネタバレ 購入済み
私は、ホラーだと思う…
面白かったです。
春希は長い長い片想いを抱えたまま、相手の死を消化できずに拗らせていた。生と死の間の世界で再会することが叶ったけど、相手は死者なので一緒の未来を紡いでいくことはできない。執着しながらも、辛い時いつも一緒にいてくれた康への気持ちに気づき、生の世界へ戻ってくる。
康の優しさ、力強さ、暖かさ。ぐっと来ます。いい男です。
でもなかなか春希くん 素直にくっついてくれなくて、じれました。
響子さんの覚悟は痛々しかったな…
重いテーマと全体的に美しい情景。それだけに、不気味さも漂う作品でした。 -
Posted by ブクログ
美しい彼シリーズ、4冊目!!!!
これまでの小冊子特典などのショートストーリーに
描き下ろし短編を収録した番外編集です。
もう最初っから最後まで最高です!!!!
本編のあのとき、裏ではこんなことがありました
こんなこと考えてました、が一気に知れてしまう…。
特に今回の収録用に描き下ろしたと仰っていた
「あるふたつの視点から探る、愛と青春の逆走について」
平良と清居が別居中の期間のことを
それぞれの視点から語られてるんですが、
そんなことあったの〜?!の答え合わせが面白くて
また『悩ましい彼』が読みたくなった。
そんで読めば読むほどこれ清居のほうが平良しかいないね?!?ってなる。
清居本当に健気だね……………。
このまま本編第4巻も読んじゃおう〜 -
購入済み
イラストに惹かれて購入
高校生に惹かれる
自分の心の奥の奥に明るい光とときめきを芽生えさせた相手
嫉妬や愛情を教えてくれた人
とても素敵な物語 -
Posted by ブクログ
またBLですみませんm(_ _)m
イクサガミを書店に買いに行ったんですよ。
イクサガミが欲しかったんです。
なのに、なんとなぁーく、徳間書店さんのキャラ文庫なんて聞いたことも無かったところに吸い寄せられてしまったんです。
美しい彼、まだ読んでないのがあるんだよなぁ〜って。これ短編なのに。私短編読めないのに。買ってしまいました(⌒-⌒; )
どちらかというと、ドラマの方に激ハマりしてしまいまして、、、(^_^;)
今までこういうこと無かったのですが、沼ってしまい、抜け出そうとすると足首掴まれて引き込まれてしまうんです。
不思議なことに、別に好きでもないファンタスティックスの動画を見ている私が居て、自分に驚くという(笑)でも八木くんを見ても、あれ?何か違う。
清居くんじゃないんですね(-。-;
美しい彼のドラマを全て見終わり、映画も見終わると一抹の寂しさが。。。
続いてアマプラで流れてきたのが、『タカラのびいどろ』というドラマで、まぁ、こちらもびっくりするくらい美しい男の子が出ているわけですよ。岩瀬洋志くんですって。初めて聞きました。こちらは脚本が美しい彼までは引き込まれませんでしたけど、面白かったです。
可愛くてエロくないやつ、いいですねー(๑˃̵ᴗ˂̵)
別にBLが好きなわけではないのですが、凪良さんの物語は格別ですし、ドラマはとろけますし、おばちゃんにはもう2度と思い出せないだろ?っていうようなあの甘酸っぱい感情を思い出させてくれるんですね〜(*´꒳`*)
今一つ悩んでいることがありまして、
私の読んだ本は全て隣の叔母に回して、その後母親に回してくれているのですが、美しい彼は叔母に回さず残っています。
さてどうするかなぁ?
叔母さん、これ受け入れてくれるかなぁ?
回さない方がいいかなぁ?
ちなみに、美しいこと は叔母さんに回して、大絶賛でした。これもいけるかなぁ??(^^;; -
ネタバレ 購入済み
嬉しい、ですが、
あとがきでも書かれているように10年たって先生を取り巻く環境に物凄く変化がある中、それでもBLで新刊を出してくださる、というだけで大感謝。なのですが、「メディア化」の影響は本当に無いのかな?とちょっとモヤっとするというか気になるストーリー展開だったのも否めない感がありました。フルスロットルでBL感だったか、というとそうでもなくギリギリ一般文芸でもいけるようなラインを、あえて狙ってるのか10年という時の流れによる作風の変化なのか微妙だな~~と思いながら読み切りました。
要約、平良が雄みを出してくれて清居が可愛くなっちゃうイチャイチャがまた見たい!!!!!!煩悩に溢れたヲタクの願望なだけですが………(^ω^)
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