葛西リカコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレいよいよ最終巻。長い話なのに毎月続きが読めたから、最後までどっぷり物語の世界に入り込めたのが何と言っても良かったところです。
2巻で二人の過去の関係が判明し、再び話は久遠に池に突き落とされた時点へ。
…これは、もしや救いようのない結末になるのでは?と読み始めで思わず不安になってしまいました。
誰がMなのか?というサスペンス的要素を追いながら読みつつ、でもBL的に(おい)間違いなく中上だよね~と思ってしまうんだけど、記憶をなくしてしまう静良井は自身にとってもリングノートで確認した実態のつかめない恋愛で。
彼はどうするのかなと思いました。
だけど、このリングノートがその後の展開に関わっていて、ものすごく重要な役割を担っているのです。
また涙腺崩壊してしまいました。
中上の気持ちを考えるともう、胸が潰れそうになりました。互いの過去について何も語らなかった中上だけど、心の中では静良井に対する深い想いがずっとずっと続いていたのだなと涙なしには読めなかったです。
そして、静良井も記憶をなくしても心の深いところで忘れないでいる何かがあるのです。
しかし、静良井のために中上は自分の人生の全てを捧げているよね…
大学も中退、飲めなかったくせに今では夢のコーヒーショップのマスター、そしていつまでも愛する人を待っている泣かせる男だった…!
静良井もこれ以上彼の人生を自分のせいで台無しにしたくないと思い詰めるレベルで、でもそんな彼を一生支えられる人間になりたいと決意させられるレベルで。
そして、過酷な運命を背負っていてなお、明日に向かって一日一日を二人で幸せに生きていこうとする姿勢が、美しすぎでした。
なので、もちろんエロ的にもすごく萌えました。センセの描くHシーンはいつもすごくツボにはまるのですが、今回も苦悩と幸せのはざまのHは胸にくるものがあってたまらなかったです。そして、Hシーンがかなりてんこ盛り。
二人なら何度でも間違いなく恋に落ちるだろうなと確信できます。美味しいコーヒー飲みたくなりました! -
Posted by ブクログ
ネタバレ毎月続きが読めるのはありがたいです。1巻が面白かったから、そのテンションが下がらないうちに次が発売されて嬉しいです。
ストーリーは過去へと遡ったものになっていて、今まで判明していなかった衛と真文の出会い、そして青春時代をありありと知ることができました。
…読み終わった後は、初恋の甘酸っぱい気持ちとともに切なくて切なくて、胸が張り裂けそうになってしまいました…
読みながら、1巻の時の二人を思い出してしまったからです。
特に泣けたのが、理想のコーヒーショップの話と白いカナリアです。ネタバレだけど、これが強力な伏線になっています。
真文は本当に美しくて、かわいくて、天使みたいな年上の恋人だったんだな…とつたわってくるから、いっそう辛かったです。
――傷つかない。なにがあっても、絶対に。自分だけは。
という衛の言葉が、受けた衝撃の大きさを何よりも物語っているようで…!
あんた誰…?って、最愛の人に言われて傷つかないわけ無いのに~!!
ひっそりと二人きりで愛を育んだ良い時間があったのがわかると、なおさら今の状況がハードだと感じます。
繰り返される愛の時間に翻弄される衛と、完璧に愛の迷子になっちゃった真文。
どうやって、二人がまた同じ愛を見つけ出すことができるのか、心配でドキドキしてしまいます。
二人のラブにめちゃくちゃ萌えました…Hシーンはもちろん、キスを重ねていくうち若いから辛抱たまらずどんどん回数増えちゃうとか、初合体失敗とか、ヤキモチハンパないとか…もう激萌えでしたよ~
同じ時系列が、衛側と真文側から描かれていてどちらの心情もわかるようになっていたのもよかったです。
まあ、とりあえず真文はコーヒー好きってところは不動だったわけで。これが再会のとっかかりになると判断したのか、それとも一途な愛のために衛はコーヒーショップのマスターになったのか。
いずれにしろ衛は間違っていなかったんですね。
こういうところが、胸に刺さるんです。切ない!続きが待ち遠しくて仕方ないです。 -
Posted by ブクログ
平安時代、陰陽師、人喰い鬼…というキーワードでたっぷりと魅せる、超アダルトなダークファンタジーです。
BL沼でもスケート沼でも、陰陽師っていうのはハートをがっつりとつかみ取られますね…
葛西リカコセンセのイラストが、大人な雰囲気の作品をさらに格上げしているのもポイント高かったです!
平安京を跋扈するヒトクイオニを退治する、美貌の最強陰陽師である桔晶。彼をめぐるトライアングルラブが物語の核心になっているのですが、攻様の一方が幼なじみで相棒の征影、そしてもう一方が国を治める時の帝…というのは好物中の好物でしたww
緻密で奥行きのある描写はさすがで、想像力を要する世界観を脳内に鮮明に映像化することができました。
禍々しかったり、凄まじかったりするヒトクイオニとの攻防のリアルさだけじゃなく、桔晶の征影への想いや征影が抱える苦悶も強烈に伝わってきて切なくさせられまくり!
二人のちょっとしたやり取りの中に込められてる気持ちが胸に迫ってきて、たまらなかったです…
ストーリー展開もすごく面白かったです。一筋縄じゃいかないかんじで、意外な真実が怒涛のように押し寄せてきます。ヒトガタの扱い方がすごい!そう来たかと思いました。しかもエロい。
エロ的にもものすごく堪能できました~!
一棒一穴主義連盟にとっては、なにこれ三角⁉え?さらに⁇と予断を許さない展開かと思われますが、そこはセンセの腕前が発揮されていてとても安堵できるハピエン仕様です。拍手。
脇を固める登場人物もそれぞれに個性があって、特に氷室は毒舌ツンデレで魅力的でした。道周には頭が上がらないみたいだけど、二人はとてもいい雰囲気だと思っちゃいました。
双子ちゃんもかわいかったです。「所帯、所帯」に笑った~!ラブラブな征影と桔晶の後日談読みたいです…
帝とか、氷室とかのスピンオフ絡みだったらさらにうれしいけど。 -
Posted by ブクログ
ネタバレお久しぶりの砂原センセの長編というだけでワクワクする上に、ツボど真ん中の記憶喪失ものとくれば狂喜乱舞。
ただし、小説ディアプラスでの連載作だから一冊では収まりきらず、3巻に渡って続いてしまうというドSプレイになっていましたw
高台にある洋館の喫茶店マスター×記憶喪失のライター。
日記を辿って自分の元カレを一緒にさがす二人…というのが大筋なのですが、よくある記憶喪失ネタをこんなサスペンス風味満点の味付けでグイグイ読ませるなんてやっぱり凄いストーリーテラーだなと思わずにはいられませんでした。
もちろん、きれいさっぱり忘れてるから切ない事最上級なんですよ。でも、それ以上にドキドキハラハラさせられるなんて…!
何が真実なのか、誰が本物なのか、最後まで息つくひまもありませんでした。
でも、描き下ろしは佐藤くん視点の結構笑えるお話が入っていて息抜きできるサービスもあったりして、かなり分厚いページ数なんですが中弛みも無く読み通すことができました。
ほんとに続きが楽しみです!! -
購入済み
ラブコメ、ですね。
自他ともに認めるちょっと腹黒、いやいや、腕利き弁護士の桐生。尊敬してやまない長谷川弁護士が酔って具合が悪くなったので送って行っちゃお!役得!となっていたのですが。いきなり親子げんかに巻き込まれ、傷心の先輩を慰めるはめに。憧れの先輩のためとなると、意外とお人好し。流されてほだされて。
どうなるのか、最後までニヤニヤしながら読みました。
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ネタバレ 購入済み
獣人王のピンチ
今回は、ウルス王が王様として大活躍します。滅多に国民の前に出ないはずが、どんどん出て行くようになります。狼王の統治能力やいかに?またアディラも男の神子が国民に受け入れられるのか?という問題に直面。二人して大活躍!
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購入済み
微笑ましい
最初は怖い王様だけど、花嫁が泣いたらオロオロして必死になだめて、その後はまた泣いていないかと気にかけ・・・。激甘です。お菓子だよ、あーんして!とかやらかしてます。物凄く分かりやすい。楽しかったです。
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購入済み
癖になる薄幸健気受!
最後は良かったね-!と涙を流すことが出来ます。主人公が保護されて甘やかされてお風呂から上がってほかほかで肌がふっくらツヤツヤになっている姿を、可愛いと思える人におすすめです。
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購入済み
良かった。
前作よりもさらにラブラブ度合いがアップしていていい感じです。
アクション系の盛り上がりもあって、読んでて面白かったです。
溺愛攻め好きな方にはおススメです。 -
ネタバレ 購入済み
おとなの色気です
攻めがハイスペックでメガネ男子、受けが黒髪の華奢な美男子という、挿絵がまずかなり好みでした。
母親に手を出させない為に母親に似た自分が身代わりになる契約を持ち出すけど、好きだと自覚してからは辛くて契約解除を言い出します。
その切ない感情の表現が素晴らしいです。
残酷な現状を理解しつつも、攻めから優しい愛撫で丁寧なエッチをされて不慣れなエッチを覚えていくけど、これも身代わり?と辛くなる…
攻めの意図が分かり、自分が愛されてると分かってからの、甘い恋人としてのやりとりがとてもよかったです。
切ない、エロい、ハピエン、挿絵が好みと全部揃ってます。
好きに…のシリーズは全部いい!
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Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
高級キャバレー・エカルラート――
それは蝙蝠王と人間の美女との間に生まれた麗しき“妖精”たちが一夜の夢を見せる場所。だが、その実態は妖精を囲う檻そのものだった。
キャバレーの筆頭歌姫でありながら誰にも躰を許さず、己の出生を憂いていたイールは、満月の夜にヴェルレインと名乗る男と出会う。
「お前を俺だけの妖精にする」と突然言い放った男は、莫大な金でイールの夜を買い、巧みな手管で翻弄する。絆されるイールだったが、実は彼に大きな企みがあることを知り…。
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頽廃、耽美、官能…これらの言葉がしっくり来るような世界観に引き込まれ、久し振りに、読み終えてしまうのが惜しいと感じた作品でした。
匂いや情景、雰囲気などの描写が上手く、ワクワクしながら読み耽りました。
それと、ラフェリの設定が作り込まれていてとても面白かったです。
ラフェリはエカルラートで男娼として働く背中に羽の生えた美しい妖精達で、蝙蝠王と人間の美女との間に生まれるのですが、これが結構残酷で、どこからか拉致した女を無理矢理孕ませて作るんですね。
しかも、ラフェリを生んだ直後、女は即座に殺されるという容赦の無さ。
そして女の恐怖と苦痛が強ければ強いほど、見目麗しいラフェリが生まれるそうで。
救いが無さ過ぎて可哀想だとは思いましたが、とても面白い設定だと思いました。
また、ラフェリはその美しい容姿に加えて美しい声を持ち、口にするものは花と血液のみで、精液の代わりに花蜜を分泌する…という人外ならではのファンタジックな設定も新鮮で面白く、イールがヴェルレインを相手に初めて花蜜を分泌したシーンでは強烈な花香が此方にまで漂って来るようでした。
読み応えがあるのに読みやすく、ヴェルレインとイールが心を通わせていく様子も丁寧に描かれていて良かったです。エロの方も甘々で、でも挿入出来ないのがまたもどかしくて、だけどそこがまた何とも言えず良い!みたいな…(笑)
あと、ヴェルレインがイールに花の絵を描いてみせるシーンが地味に萌えた…。
ただ、最後の方で少し詰め込み過ぎたような気がしなくもないんですよね。
兄弟設定と子供は要らなかったんじゃないかなぁ…。
百歩譲って兄弟なのは良いとしても子供は要らなかった気が…。
それと何より、蝙蝠王のバトルがあっさり過ぎて不完全燃焼でした。
どうやってあの巨大な蝙蝠王を倒すのかとワクワクしていた反面、割とあっさり戦闘終了した上に結局、蝙蝠王逃がしちゃうし!!
いや、そこはきっちり仕留めないと駄目でしょ!みたいな…。
クライマックスな訳だし、もう少し盛り上がりと緊張感が欲しかった。
あとは五十何人も居るラフェリが一人も死なずに脱出出来たのも上手くいき過ぎなような気もしましたが…まぁ、ハッピーエンドだしこの辺は良いか…。
そんなこんなでちょっぴり惜しい部分はありましたが、それでも最近読んだ小説の中では間違いなく楽しめた方なので満足です。
葛西リカコ先生の透明感のあるイラストも作品の雰囲気や世界観に凄く合っていて素敵でしたし、続編や他のラフェリのお話が出るなら読んでみたいかも。
評価は少し甘めにつけて★5という事で! -
購入済み
たまらん。
たまらんですな。かわいすぎます。聖獣さん。私のそばにもいてほしい。
聖獣と、騎士の一途におもいやる気持ちにおばちゃん、きゅんときちゃいます。 話の世界観も、話のつくりもしっかりしてて、おもしろいですよー。
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