鈴木恵のレビュー一覧

  • 宝島

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    ひぐ的GWの課題本は息子から借りた『宝島』
    子どもの頃読んだかもしれないが、48歳にしてワクワクさせられた。読後の感想は、冒険心と行動が身を助ける。

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    2018年05月03日
  • ニューヨーク1954

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    う〜む、極めて米国っぽい物語、しかも1954年というある意味中途半端な時代性がとても効いている。あ〜米国もそういう時代だったのだなぁと。
    全編に漂うNY 夜の街はとても心地よいし、あの時代のいろんな要素が絡み合ってとても刺激的快感。

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    2018年02月13日
  • 宝島

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    ネタバレ

    子供のときに出会いたかった冒険小説。今で言う"ワンピース"みたいな小説。主人公のジム・ホーキンスをはじめ、シルヴァー船長など登場人物が一人一人キャラ立っているのも面白い。細かく章ごとに区切られているのも読みやすくてよかった。最後は一気に読み進めてしまい、意外な結末を迎える。ジムの運の良さは逆に快感だった。

    「旅が好きで行きたいけどなかなか行けない」と言う人にすすめたい。

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    2017年08月28日
  • その雪と血を

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    ノルェー作家 もう、最初暗くて暗くて何度投げそうになったか でも177pと薄いので、意地でも読み終えてやると思ったら、あらら…最後の最後にあぁこうきたか ん〜上手いな 
    とてつもなく悲しく、美しいラスト 胸に沁み入りました この作家は日本人好みだと思う 

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    2017年05月01日
  • その雪と血を

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    この主人公をレオ様がやるのか…なんかイメージが違うなぁ。
    ほんと、健さんだったわ「自分不器用ですから」って感じが。

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    2017年04月23日
  • アルファベット・ハウス

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    人気シリーズ「特捜部Q」で知られる北欧ミステリの雄、ユッシ・エーズラ・オールスンの初期の作品。嗜虐的な人物による陰湿で執拗ないじめと長い時間をおいて反撃可能になった被害者の苛烈な復讐という人気シリーズに繰り返し現れる主題は、作家活動初期段階から顕著であった。

    二部構成。第一部は第二次世界大戦末期の1944年。第二部は1972年。場所はドイツ、フライブルク近辺。主人公は、イギリス空軍パイロット、ブライアン・ヤング。ブライアンとその親友のジェイムズ・ティ-ズデイルは、アメリカ軍から協力要請を受け、ドイツにあるV1飛行爆弾基地を撮影する任務を受けた。クリスマス休暇中でもあり、ブライアンは渋ったが、

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    2017年04月10日
  • その雪と血を

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    ネタバレ

    いろんな方がレビューで文章の美しさを指摘しててどんなだろうとワクワクしていた。冒頭から、おぉって思わせる私好みの文体!この人の書く文章はどれもこんな感じなのか?!
    だとしたら読まねば!
    ★五個にしようか迷ったが、最後の方のくだりがどこまで現実なのか難解で…そこがまたいいのかもしれないですが。
    ノワールってイイなあと思わせる。
    哀しい…けどだからこそ美しさが際立つ。
    レオ様で映画化されるんですか?

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    2017年03月29日
  • その雪と血を

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    ネタバレ

    結晶で降る雪を見たことがある。知床ウトロにある小学校の校庭にテントを張っていた時、青いフライシートに降りる雪は結晶の形そのままだった。本書の冒頭の風景に降る雪も結晶だ。しかし、白く美しい雪に血の色が混じる。ドライな文体で、とてつもなくハードボイルドな文章だが、詩的で美しい描写だ。主人公の始末屋(殺し屋)の胸の内に流れる熱いものがそうさせるに違いない。
    一人称で語られる主人公オーラヴの経歴は謙遜気味だが、物語が進むにつれ、思慮、行動とも一流のそれだと理解できる。ノワール小説の形式はとっているが、描かれているのは主人公の恋心なので、文章全体が純粋かつ、美しい。小説の終えんに合わせて、読者である自分

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    2017年01月21日
  • その雪と血を

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    ネタバレ

    パルプ・ノワールにクリスマスと恋愛を盛り込むという、食べ合わせが悪いような組み合わせなのに、見事に融合していて、ちょっと切ない恋愛小説という趣になっていました。主人公のオーラヴにはできないことが四つあり、惚れっぽく、ついにはボスから殺すように命令された女性にまで一目惚れしてしまう。そして一度好きになったら命がけで守ろうとする、そんなところが殺し屋なのに親近感を抱いてしまう。ポケミスにしては分量が少なく展開も早くさらっと読めて面白かった。

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    2017年01月16日
  • トランプ

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    オバマ氏が大統領選に勝利したあとは、彼を絶賛する書籍が多く出版されたが、トランプ氏の場合は逆に警戒心溢れるものが多い。本書が象徴的だろう。
    しかしながら中身はとても興味深く読めた。
    さてどんな大統領になり、どんな手腕を発揮するのだろうか。
    怖くもあり楽しみでもあるな。

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    2016年12月10日
  • トランプ

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    ドナルド・トランプについて取材をした本。彼の半生について第三者目線で書かれている。
    トランプはナルシストで、自分がいかに凄い人物かを見せる能力に長けていることがよくわかった。ビジネスでの華々しい成功があるものの、それなりに大きな失敗もしているが、その失敗を見せないようにうまく振る舞ってきている人物である。
    このように、自分のために働いてきた人物が、アメリカの大統領となり、どのように振舞っていくか、そして何を残すか、見ものである。怖いけど。

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    2016年12月02日
  • 深夜プラス1〔新訳版〕

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    旧作でも名作であれば面白い。
    設定としては第二次世界大戦の二十年後。主人公は大戦時もレジスタンスとして活躍した運び屋。相棒はアル中のガンマン。運ぶのはフランス人の富豪と美人秘書。
    設定としてはベタだし黒幕も予想通り。それでも次々と刺客が襲ってくるスピーディな展開と色々なツテを活かして目的地へと向かうサスペンスのような展開が読ませる。

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    2016年11月04日
  • アルファベット・ハウス

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    書き出しから緊迫感に満ちた筆致で、テンポよく作中にどんどん惹き込まれていく。
    我々が知り得ない、戦争という異常な状況の中で、とにかく自らの命を守るという本能に突き従って決死の努力を続ける2人の主人公に同調、没頭する序盤。
    物語はそこからさらに展開を見せ、30年近い時を経た第二部で繰り広げられるドラマに至るまで、飽きずに読者を掴み続ける。
    とても2時間では描き切れないだろうが、アクション性にも富んだこの壮大な流れはいかにも映像化向きのようでもあり、つまり視覚的なヴィジョンも明確に頭に浮かんでくる類の小説だ。
    個人的には、終盤の活劇がほんの少しだけ好みでない部分があるかな、という感じもしたが、文句

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    2016年05月03日
  • アルファベット・ハウス

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    ネタバレ

    割と関係にもえつつも、
    もし友人を置いてくることがあったら、至急且つ速やかに助けにいくべし、と思いました。
    深夜プラスワンを読みたくなる雰囲気。

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    2016年05月23日
  • アルファベット・ハウス

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    ヨーロッパの作家にとってナチスドイツものは一度は取り組まなければいけないテーマなのかも知れない。どれだけのナチス党員が戦後前身を隠して安穏と暮らしていたのだろうか。

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    2016年01月27日
  • アルファベット・ハウス

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    ネタバレ

    第1部は汚いし残酷だし、読むのが辛かった。裏表紙のあらすじがなかったら、読み切れなかったかも。
    第2部からも、ひどい暴力でどうなるのか先が気になるから、読み続けたけど苦痛だった。
    恐怖にさらされて生きていくことが、心に いかに悪く作用するのか分かった。
    ジェイムズとペトラが今後幸せになればいいけど。

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    2015年10月28日
  • ロビンソン・クルーソー(新潮文庫)

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    大学の課題で読んだ。読んでいる時は話の内容の面白さがわからなかったが、授業を通して解説を聞く中で、宗教や中産的生産者層との関係を発見でき、魅力の詰まった作品なんだと気づいた。

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    2025年11月27日
  • 拳銃使いの娘

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    ネタバレ

    ハウザーが残忍でなんでもありで最強なんだけど、最後パクに殺されるシーンがスカッとして最高。ハウザーの相棒の豚も気持ち悪い。

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    2025年10月18日
  • 宝島

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    ネタバレ

    大人の童話でした!有名作品に触れられてよかったという気持ち

    ちなみに全然宝探さない!!続きが気になるというか、いつ宝を探すんだろうという興味で読み進めた感じです!
    ちなみに宝はあった!!!これでなかったらどうしようかと思った!

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    2025年10月09日
  • 第八の探偵

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    ネタバレ

    短編集。それら全てが最後に繋がるという壮大な仕掛けが施されている。しかし長すぎて最後を読む頃には最初の内容を忘れている。もっとコンパクトにして仕掛けを際立たせることもできたのでは?

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    2025年06月21日