鈴木恵のレビュー一覧

  • 暗闇はすべての色 下

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    ネタバレ

    下巻から主人公達は大人になり、面白さがどんどん増していって、終わりまであっという間でした。
    物語の形が変わり、ドラマなら4シーズン分はあるよ!中心にいる登場人物たちがほぼ固定で、徐々に進んでいってる中に重要な話が挟まれてたりするし、急に話が走り始める所なんかはだいたいパッチが導火線に火をつけようとしてるからうわぁ〜停まってー!って何度も心の中で叫んでた。
    ジミーをあれしたパッチにお前のことは信じてたよって読んでて思いました。その代償は大きいけども、その行動によってグレイスに近づく道が図らずも見えてくるってのもなんだかなぁ、まだ何かを失わないと得ることが出来ないのかって辛くなります。

    最後の終わりの終わり、こんな感動する終わりになるとは、こんな優しい終わりになって本当に良かった。
    素晴らしい言葉がたくさんありすぎてメモ帳のページがいっぱいになっちゃう。またセイントみたいなキャラに出会いたいなぁ。
    「人というのは自分を温存しすぎてしまうこともある。
    決して訪れない特別な日のために」
    「人間には、どんな結果になるか重々分かっていても悪い決断を下さなければならないときがあることを知っていた」
    「知っていることはたくさんあった。
    だが、どれひとつとして、次に起こることは変えられなかった」

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    2026年10月31日
  • 暗闇はすべての色 上

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    ネタバレ

    今作も暴言を吐きながら行動する女性キャラが見れて嬉しい。
    セイントパートが良すぎますね。
    2人の行く末がどうなるか全く予想出来ない、甘い所に着地させず、セイントをボケナスとくっつかされそうになるのを見てるとめちゃくちゃ腹たった。

    パッチが戻って来てからの方が長く、かなりヤキモキさせる時間が続くので苦しい。
    セイントをこんなに苦しませないで!って何度も思ったが一瞬でもそんな場面は訪れない。
    下巻になってようやくって感じ。

    区切りが多くて読みやすい作りだし、区切る前の会話がいちいち洒落てて最高ですね。
    キャラの実在感も半端ない、ほんとにいるでしょこの人たち。

    0
    2026年10月31日
  • 暗闇はすべての色 上

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    私の感想ではこの物語をうまく紹介できない危惧がある。それでも、
    主人公は片目の少年パッチ。彼を慕う同級生セイント。彼に命を助けられた特段の金持ちの少女ミスティ。まるで小さな恋のメロディの様に(時代が違う方はごめんなさい)上辺は進むが、、パッチとセイントが哀しくて、この後どうなるのか、グレイスは何なのかページの下に隠されてる真実を後編でも探したい。

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    2026年10月30日
  • 暗闇はすべての色 下

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    #暗闇はすべての色 下
    #クリス・ウィタカー

    重苦しかった上巻から一転し下巻は怒涛の展開。
    魅力的な登場人物たちが織りなす人間関係が、世界には血よりも濃い繋がりがあることを教えてくれる。「心をゆさぶられる」という言葉をまさに実感する物語。
    そのドラマの中心を骨太の謎解きが貫いている。主人公2人の信念の旅路は四半世紀に及ぶ。
    「わかってる」
    「それもわかってる」
    魂が繋がっている2人が同じ言葉を口にするところがよき。ラストには壮大なカタルシスが待っているよ。

    #読書好きな人と繋がりたい
    #ミステリの秋2026

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    2026年10月27日
  • 暗闇はすべての色 下

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    ネタバレ

    アメリカが舞台だけどイギリスの作家、クリス・ウィタカーの新作。一昨年出版社された「終わりなき夜に少女は」が、実は「われら闇より天を見る」より前の作品なので、今作が一番新しい作品(間に児童書があるらしいけど…)。

    生まれつき片目のない少年パッチは、ある日誘拐されそうになっている少女を助ける。代わりに連れ去られたパッチは、暗闇の中、グレイスという少女と出会う。

    今年のミステリランキング総なめの予感がするほどの大作。モートン「秘密」や、オコンネル「愛おしい骨」、オーエンズ「ザリガニの鳴くところ」、ティンティ「父を撃った12の銃弾」など、何年経っても心に残る作品がある。今作は間違いなくそれらの作品に仲間入りした。

    パッチとグレイス、セイントとパッチ。恋愛ではない運命の相手として、相手に何かあったら、全てを度外視して助けに行く。それが眩しい反面、危なっかしい気持ちにもさせてくれる。
    特にパッチ、いい加減にしろよと何度思ったか笑。途中、セイントがあまりにも不憫で。でも、パッチが特にタカを外すのは、実は全てセイントのためだと気づいて、込み上げるものがあった。

    1975年から2001年まで、四半世紀にわたる物語なので、当然出会いと別れがある。パッチとセイントの周りの大人たちが、あまりにも優しくて。時代の移り変わりの中、当然その人たちの別れも少なからずあり、その都度胸が抉られた。特に中盤の「わたしはいまでもあなたにどうしようもないほど首ったけだよ、わかってるよね?」は号泣。ここまで泣いたのは久しぶりかも。

    ミステリ読みも、普段海外作品を読まない人も、この作品は読んで損はない。スーパーおすすめ。

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    2026年10月21日
  • 暗闇はすべての色 下

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    評価の高いクリスウィタカーの最新作。

    主人公は二人。片目しか無い眼帯を付けたバッジと祖母と二人暮らしのセイント。
    孤独な二人は親密になっていく。
    ある日同級生の美少女が男に襲われているのを助けたバッジは男にさらわれ監禁される。
    その中でもう一人監禁されていたグレイスと名乗る少女と真っ暗な部屋の中で交流する。

    セイントはバッジを見つけ出す事をあきらめず
    ついに見つけ出す。

    それから始まる45年にわたっての物語。

    海外小説を読むのは、日本では無いこういう話が読めるから。

    とてもオススメ。
    魅力的な人が一杯いますが、中てもシャーロットは面白い。

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    2026年10月21日
  • 暗闇はすべての色 下

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    上巻の末尾の「そっちにいっちゃうの??」がどんどん激しくなり、ときおりページをめくるのがこわくなりながらも、冒頭からつづく謎が、登場人物たちのすさまじい執念や集中力によってで少しずつ解き明かされていき(そのたびにこちらは驚いて)、下巻の終盤4分の1ほどは一気読みせざるを得なかった。

    少しファンタジーのような、初期のウィンズロウのエンディングのようなよさもありつつ、全体をつらぬく詩心や善性への信頼のようなものに終始心をゆさぶられた。

    ウィタカーは初読みだったので、これからさかのぼってほかの作品も読んでいきたいと思う。

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    2026年10月17日
  • 暗闇はすべての色 上

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    人は、過去にこだわらずに、忘れて前へ進めと言いがちだけれど、パッチが失踪して誰もがあきらめたときも、セイントは決してあきらめず、徹底してこだわりつづける。その執念、強さが、一貫してこの物語をひっぱっていく。

    いっぽうのパッチのほうも、頑迷なまでにこだわりつづける。過去ばかり見ていたらけっして前には進めないとわかっていても。

    物語はそんなふたりを中心に、町の人々の群像を少しはなれた視点で描いていくので、陰惨な事件があり、とてつもない執念があっても、どこかたゆたうような、淡々とした味わいがあってするすると読まされる。

    ……と思っているうちに、「えーっ? そっちにいっちゃうの??」となったところで下巻へ。

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    2026年10月17日
  • 暗闇はすべての色 上

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    ネタバレ

    詳細な感想は下巻で。
    上巻の時点で、もう凄い。今年のベストだろうし、クリス・ウィタカーの既読作の中でも断トツベスト。

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    2026年10月17日
  • 暗闇はすべての色 上

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    これは、、ものすごい物語を読んでいる気がする。

    パッチもセイントもミスティも婆さんも警察もみんなすごい。みんなものすごく真っ直ぐに生きている。

    早く早く下巻を読みたい。

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    2026年10月15日
  • 暗闇はすべての色 上

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    プロローグ

    見事な秋晴れ
    健康的な三連休を過ごせそうな気がして
    朝からRUN
    気候も勿論だが、あちこちから金木犀や銀杏の綯交ぜの香りが鼻腔をくすぐり、否が応でも秋の訪れを感じずにはいられない

    今日という日に感謝しよう!




    エピローグ



    主人公の彼は、暗闇から何を感じ取ったのだろう

    暗闇の色!?匂い!?音!?感触!?
    これは、一流のミステリーのみならず、究極の恋愛小説でる


    レビューは、下巻にて…

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    2026年10月10日
  • 暗闇はすべての色 上

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    クリス・ウィタカーは『消えた子供』以来追いかけることにしている。”大化け” と言うのなら闇天なのでしょうが、これも上巻からして(正確には読む前から)期待大。ゆっくり読んでます。

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    2026年10月09日
  • われら闇より天を見る 下

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    ローティーンダッチェス
    ミドルエイジウォーク
    世代の違うふたりを軸とした物語

    「物語」という言葉がしっくりくる小説
    我々はいつだって終わりから始められる、というタイトルが感慨深い

    彼らの背負っているもの、背負ってきたもの
    登場人物それぞれに物語があり、感情移入してしまう

    「明日に架ける橋」

    歌うダッチェスにそっと寄り添う

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    2026年09月29日
  • われら闇より天を見る 上

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    文体もシンプルで読みやすく、ストーリーも全然先が読めない。キャラクターのクセは強いけど、楽しく読めてます

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    2026年09月01日
  • われら闇より天を見る 下

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    ずっと気になっていたミステリー小説だったのでお盆休みに上下を読破。
    時間が溶けるようになくなり、読後には、切なく、愛しく、強さをもらえる感情に浸らせてもらいました。

    上の最初は登場人物を覚えるの苦労したり、物語の展開がスローな感じもあったので少し辛抱してました。
    ただ、上の中盤から下の終盤まで一気にミステリーの世界に引っ張り込まれて、タイトル通り読者としても闇の中にいた感じです(笑)…

    読んでる最中は「お前犯人だろ!」「え、お前死ぬの!」「え、お前実はそうだったの!」「ダッチェス激しすぎやろ!笑。でもそうなっちゃうよね」とか頭の中ワンワンします。

    個人的に1番好きな部分は、場面がいろいろ変わるのも情景がイメージしやすく、新鮮に読み進められる中で、特にモンタナの大自然でダッチェスとハルの掛け合いや心が少しずつ再生していく展開が1番グッときました。

    翻訳小説の中では個人的には1番と言っていいほどの作品でした!!

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    2026年08月16日
  • 真夜中の太陽

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    ネタバレ

    意外とすぐ読めた。ノルウェイと
    フィンマルク、そしてサーミ。知らないことがたくさん。最後はハッピーエンドでよかった。人も信じられるし、悪人はちゃんと悪人してくれるし、幸せになれるから、読んでて報われる話だった

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    2026年07月15日
  • われら闇より天を見る 上

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    読んでいて苦しくて、この苦しさから登場人物たちをはやく解放してあげたい思いで一気に読んだ

    “自分を毎日生かしてくれているあの怒りを失いたくなかった”

    生きることは苦しいよー、だから苦しい本は好き
    それでも愛を与えたいと思える人がいれば、人は生きていける。

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    2026年05月10日
  • われら闇より天を見る 下

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    良かったです。人に是非に薦められるタイプではないと思うけど、読後に満足感はあります。
    ぼくはトマスのようなメンタルの人間でありたかったですね。

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    2026年04月09日
  • われら闇より天を見る 下

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    さすがに素晴らしい本。ミステリーや青春、ロード物など様々な側面があり、かつ良い終わり方をする話。途中で人物描写がしっかりし過ぎて重いかなと思ったが、それがキチンと終わりの話につながる。じっくり読書したい人にオススメ。しかし、翻訳物に必ず思うのだが、この日本語タイトルは何なのか。原題はそのまま作中で翻訳されていて、それこそが作者がタイトルにしたもの。それをないがしろにして日本語タイトルはかなり悪い。

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    2026年03月14日
  • われら闇より天を見る 上

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    さすがに素晴らしい本。ミステリーや青春、ロード物など様々な側面があり、かつ良い終わり方をする話。途中で人物描写がしっかりし過ぎて重いかなと思ったが、それがキチンと終わりの話につながる。じっくり読書したい人にオススメ。しかし、翻訳物に必ず思うのだが、この日本語タイトルは何なのか。原題はそのまま作中で翻訳されていて、それこそが作者がタイトルにしたもの。それをないがしろにして日本語タイトルはかなり悪い。

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    2026年03月14日